dezire_photo & art

desireart.exblog.jp ブログトップ

華麗なる宮殿装飾とルネッサンス絵画の宝庫

エルミタージュ美術館 

Hermitage Museum


a0113718_936661.jpg


 ネヴァ川の河岸通りには、金色に輝く旧海軍省の大きな建物が建ちも右側に青銅の騎士像の立つデカプリスト広場、右側に宮殿橋をはさんでエルミタージュ美術館があります。ロマノフ王朝が宮殿として使用していたため、建物の概観や内装は、華麗な宮殿そのものです。






a0113718_9412485.jpg



 エルミタージュ美術館は、冬の宮殿、小エルミタージュ、新エルミタージュ、旧エルミタージュの4つからなり、隣にはエルミタージュ劇場もある壮大な美術館です。冬の宮殿は、エリザベータ女帝の時代、イタリア生まれの建築家ラストレッリによって建てられました。ラストレッリは、ロシアバロック建築を大成したひとで、冬の宮殿のほかに、エカテリーナ宮殿もてがけ、ネフスキー大通りのストロガノフ宮殿も手がけました。サンクトペテルブルグの豪華で華やかなイメージはラストレッリにより築かれたともいえます。



a0113718_9463211.jpg



 しかし、エリザベータ女帝の死去のあと、エカテリーナ2世が即位するとラストレッリは解任され、内装の仕上げは、エカテリーナ2世の趣味でロッシら古典主義様式の建築家にゆだねられました。エカテリーナ2世は膨大な美術品をドイツの商人などから購入し、それを陳列するため、小エルミタージュ、旧エルミタージュを建設し、エルミタージュを自分の休養の場としていたようです。エルミタージュ美術館は美術品を鑑賞する場であると同時に、宮殿装飾の世界を味わう場でもあります。




a0113718_942565.jpg


 

 エルミタージュ美術館はあまりにも広く全部見ていると何日かかるか分からないほどです。
私は、宮殿装飾とイタリア美術、バロック美術を重点的に見ることに決めて、4時間かけてじっくり美術館を楽しむことにしました。





a0113718_9435062.jpg

 


 まず、帝政ロシア時代、外国大使を迎えた正面階段である大使の階段に行きました。アーチ状の吹き抜けの階段は、たくさんの花崗岩の円柱と、金と大理石、鏡をたくさん配した窓で覆われた、はラストレリ設計のバロック芸術の極地です。華やかで壮麗な空間で、離れがたいほど美しいこの空間で時間を忘れるほどでした。





a0113718_9444055.jpg




a0113718_9445762.jpg





 冬の宮殿を2階に上がると、正面に女神とピョートルが描かれた絵画「ピョートとミネルヴァ」がかざられたピョートル大帝の間、ロシア各地も紋章がデザインされたブロンズ製のシャンデリアが見事な紋章の間、大使が皇帝に謁見した聖ゲオーギューの大きい広間、売店をはさんで、アレキサンドルの間と華麗なバロック様式の部屋が続きます。





a0113718_9455611.jpg






a0113718_9461553.jpg






a0113718_9475659.jpg






a0113718_942590.jpg





 ピョートル大帝は、生きる喜び溢れるルネサンス絵画に衝撃を受け、これが絵画を集めるエネルギーになったといわれています。



 ルネサンス絵画で最初に観たのは、フラアンジエリコの「聖母と聖トマス・アグナス」でした。玉座に座った聖母と聖人が並ぶ中世キリスト教的構図で、フラアンジエリコらしからぬ作品でしたが、聖母と聖人もルネサンス時代らしく清楚に描かれていました。


a0113718_9505760.jpg
 



 ダ・ビンチの間はかつてニコライ1世の書斎だった部屋で、バロック様式の天井、ロココ様式の扉、古典主義様式の柱の組み合わさった独特の魅力ある空間でした。ここには、ダ・ビンチ20代の作品「ベアヌの聖母」と40歳頃に製作された「リツタの聖母」がありました。「ベアヌの聖母」はウフィツィ美術館の「受胎告知」と同時期に描かれた作品で、明暗がはっきりしており、少し暗めだか動的な表現が特徴的でした。マリアの持つ花をつかもうとするキリストは人間的で、母と子の人間的なつながりを表現しているようにも感じました。


a0113718_103263.jpg
 


 

 「リツタの聖母」はより色彩も豊かで洗練された非常に美しい作品でした。未だダ・ビンチの真作ではないという意見もあるようですが、そんなことはどうでも良く、ここにこんなに美しい聖母が存在することに意味があると思います。人物と背景が完璧な構図を作り出し、聖母マリアの表情は気品があり極めて美しいものでした。幼子のキリストの髪の毛や肌の柔らかさはダ・ビンチ独特のものだと思いました。




a0113718_10284380.jpg
 


 ダ・ビンチのこの聖母は、ウフィツィの「受胎告知」やルーブルの「岩窟の聖母」もそうですが、人間離れした夢に現れるような、心霊界にあるような雰囲気があります。聖母のまなざしは、ダ・ビンチの宇宙概念の相応しいものを画面に想像したかのようです。美しいモデルを手本に美しい聖母像を描いたラファエロとは、次元の違う美しさがあるように思いました。画集で見ると、ダ・ビンチの聖母よりラファエロの聖母の方が美しく見えますが、本物の作品を見ると全くイメージが変わるのが不思議です。





a0113718_10185026.jpg




 すぐ近くのラファエロの間にはラファエロの「コネスタビレの聖母」と一度来日したことのある「聖家族」がありました。洗練された美しさのラファエロ・ワールドです。ラファエロの間に接して、ラファエロの手によるヴアチカンのフレスコ画が壁一面に埋めつくされているラファエロの回廊が圧巻でした。



a0113718_10134248.jpg
 



 ルネサンス絵画としては、ジュルジョーネの「ユーデット」がすばらしい作品だと思いました。聖書の中かの女性ユーデットを非常に上品で鮮やかな色彩で描かれていました。



a0113718_18345460.jpg



 イタリアルネサンス絵画が集約されているこの一帯には、ティツィアーノの晩年の傑作「ダナエ」などティツィアーノの作品を集めた部屋がありました。



a0113718_1029348.jpg



 ティツィアーノの「羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像」は、顔立ちは有名な「ウルビーノのヴィーナス」に近くかつてはティツィアーノの恋人を描いたのともいわれた作品です。白いダチョウの羽飾りのついた帽はボーイッシュな印象で、男性用の帽子を借りて男装を楽しんでいるというせつもあります。


 


a0113718_18312570.jpg



 カラッチの「墓の前の3人のマリア」、イタリア・ルネサンスとバロックの両面のある作品で、古典手記的な冷たさも占めているような気がします。プッサンの古典主義にも繋がるものを感じました。



 もうひとつ思いがけなく印象にのこったのが、ロッピアのアトリエが製作したマジュリカ焼きの「キリストの誕生」でした。青と白だけの上品な美しさは、過剰ともいえる華麗な宮殿装飾とは別の世界の美しさを主張しているようでした。



a0113718_1037722.jpg





 北方ルネサンスの作品もありました。ルーカス・クラーナハの「林檎の木の下の聖母子」はクラーナハの聖母子像では最高傑作と言われる作品です。聖母の表情が柔らかく、聖母の切れ長の目、ややとがった顎、長く美しい髪などは、クラーナハの聖母の特徴で。聖母マリアの眼は見る人をみつめており、観る人は聖母マリアと見つめ合っている気持ちになります。マリアは聖母というより魅惑的な女性であり、マリアは恋の対象として清純なエロスを放っているようにさえ感じます。パンと林檎を持つ幼児キリストはとても可愛いです。パンはキリストが自らの身体と見たてた聖体で、林檎とともにキリストによる救済の象徴です。



a0113718_18411639.jpg



 期待していた以外でよかったのは、エルミタージュ美術館にあると知らなかったブリューゲルの作品を見られたことです。躍動感ある人々の動きが、華やかな宮殿装飾で高ぶった気持ちを休めてくれました。



a0113718_19181205.jpg


 若いピーテル・ブリューゲルによる「マギの礼拝は」16世紀の偉大なオランダ人画家ブリューゲルの絵息子の描いたコピーです。



a0113718_19443614.jpg



 小さなオランダの町の生活中央に、聖母マリ幼子イエスに頭を下げた見知らぬ人の出現に驚く町の住民が描かれていますが通りには、毎日の業務に従事している人たちで満たされています。



 エルミタージュ美術館は、廊下の全長が25kmもあり、千以上の部屋があります。宮殿として造られているため宮殿装飾も重厚壮麗で、さらに次々と現れる名画の圧倒的なエネルギーに押しつぶされそうになってしまいそうになります。そんな時、所々にネヴァ川沿いの風景が見られる窓があり、晴れ渡った空と川沿いの美しい風景を見ることができ、ほっとした気持ちになりました。



a0113718_20032310.jpg




この記事を読んだ方は上のマークをクリックして頂くようお願い致します。
にほんブログ村 美術ブログへ












 

[PR]
by desire_san | 2017-05-21 19:53 | ロシア | Trackback(3) | Comments(31)
トラックバックURL : http://desireart.exblog.jp/tb/13135324
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from dezire_photo.. at 2011-07-25 10:47
タイトル : ダ・ヴィンチの最高傑作『最後の晩餐』の体感
ダ・ヴィンチミュージアム    日比谷公園特設会場 東京日比谷公園で、「特別展 ダ・ヴィンチ ~モナ・リザ25の秘密」という展示会があり。ルネサンス美術に詳しくも、イタリア現地でたくさんの作品を見ておられる恩師の先生に同行して見て来ました。展示室に入ると、天才科学者・発明家としてのダ・ヴィンチを表現するために、革新的な発想が詰込まれた手稿ノートに基づき、ダ・ヴィンチの発明を立体的に再現したコーナーがありました。数学、物理学、天文学、植物学、土木工学、光学の幅広い科学分野に対するダ・ヴィン...... more
Tracked from dezire_photo.. at 2011-08-01 00:47
タイトル : ルネサンスからバロックのイタリア美術
カポディモンテ美術館展 《ナポリ・宮廷と美》 ナポリを見下ろす丘の上に建つカポディモンテ美術館は、ブルボン家のカルロ7世(後のスペイン王カルロス3世)によって建てられた宮殿で、カルロ7世が母からファルネーゼ家の膨大な美術品コレクションなどが納められています。  今回国立西洋美術館で開かれているこの美術展では、「ルネサンスからバロックへ」と「ナポリのバロック絵画」から構成され、前者は、ファルネーゼ家が収集したパルミジャニーノなどパルマの画家、カラッチ一兄弟とその一門、レーニなどボローニャ...... more
Tracked from dezire_photo.. at 2011-08-11 23:25
タイトル : 世界屈のコレクション : バロック美術から近代絵画まで紹介
エルミタージュ美術館 Ⅱ  エルミタージュ美術館は、美術館であると同時に、華麗な宮殿装飾を施された世界屈指の宮殿です。宮殿装飾に眼を取られていると、その華やかさに、絵画が地味に見えて、まともに絵画鑑賞ができなくなります。宮殿装飾を見るときと絵画を見るときは頭を切り替えないといけないのです。  その上美縦館が広大で迷路のように複雑なため、たくさん歩かなければならないのに加え、華麗な宮殿装飾と名画を頭を切り替えて見なければならないので、消化不良気味になり、大変体力を消耗します。 ...... more
Commented by ももの at 2011-07-25 16:47 x
時の権力者が贅を尽くした壮大な文化遺産を残しているのは多くの歴史が示していますが,17世紀~18世紀以降は権力構造や文化そのものが世界的に変質してきましたね。
それだけに,こういう遺産は大変に貴重ですし,特にロシヤに花開いたこうした文化には,大いに惹かれます。
サンクト・ペテルブルクはぜひ一度訪れたい場所ですが,行けそうにないのが残念です。
Commented by artlondon at 2011-07-25 17:14
エルミタージュ、キラキラしてますねー。ここまで派手な美術館もなかなかないですよね。建物だけでも1度は見に行ってみたいです。

思わず、ナショナルギャラリーに行かなきゃ!と言う気になりました。
Commented by Mumunchik at 2011-07-25 20:07 x
こんにちは。ブログへの訪問&コメント、どうもありがとうございました♪

私は去年の夏にペテルブルグに訪れたのですが、1泊2日の旅行だったので、十分な時間が取れず、エルミタージュ美術館は2時間しか見ることができませんでした。しかも一番見たいと思っていた「大使の階段」は修復工事中・・・。時期的にあまり良くない時に行ってしまったようです^^;
それでも、中の絵画や美術品は本当に素晴らしいものばかりですよね!ラファエロの回廊とか、本当にずっと眺めていたいと思えるほど素晴らしかったのを覚えています。
今度行く時は、半日くらいかけてじっくり見たいと思います^^
Commented by bernardbuffet at 2011-07-25 20:13
エルミタージュ、憧れますね!!!
Commented by cardiacsurgery at 2011-07-25 20:44
こんばんは。エルミタージュの素敵な写真が沢山アップされてますね。
個人的には、ロッピアの浮彫が好きなので、《キリストの誕生》の画像を特に楽しませていただきました。
Commented by banyantree at 2011-07-26 02:29 x
Desire さんこんばんは。
名画の持つエネルギーに圧倒される、というのは良くわかるような気がします!
絵画だけでなく、美術館建築物も圧倒的なスケールで迫ってきますし、僕だったらあっという間に飲まれてしまいそうです(;o;)
Commented by りり at 2011-07-26 04:05 x
エルミタージュは本当に全部まわるのに数日かかりますよね。
私はツアーで行ったので2時間で回る強行コースでした。また今度、もっとゆっくり見たいとは思っているのですが、ロシアは国内旅行も中々気軽ではなくて。。。(^^;)
それにしても細かくレポートしてらっしゃる。関心します。
Commented by りり at 2011-07-26 04:05 x
エルミタージュは本当に全部まわるのに数日かかりますよね。
私はツアーで行ったので2時間で回る強行コースでした。また今度、もっとゆっくり見たいとは思っているのですが、ロシアは国内旅行も中々気軽ではなくて。。。(^^;)
それにしても細かくレポートしてらっしゃる。関心します。
Commented by Haruna_Takahash at 2011-07-26 11:28 x
こんにとは。

私は、ドイツ、フランスと海外経験が長いため、エルミタージュには都合5回ほど行っています。

始めは広く中が迷路のようで、目的のものがほとんど見れなかった思い出があります。2回目からは、何を見るかを決めて、重点的に見ることをおぼえたので、エルミタージュに行くことが楽しみになりました。

初めていかれたのに、作品をしっかり見ていらっしゃいますね。
次の、エルミタージュ美術館 Ⅱ が楽しみです。

Commented by Mami at 2011-07-26 14:26 x
祖父がロシア語の通訳でしたので、話は関節的に聞いていましたが、エルミタージュはすばらしいですね!
私もいつかはサンクトペテルブルグを訪れてみたいです。
Commented by 慶子_Kinoshita at 2011-07-26 16:03 x
私もエルミタージュに行きました。 ダ・ビンチのリッタの聖母」は大変魅力的でした。心霊界静寂があり、、他の画家とは異次元的な空間を感じます。聖母子は 透き通った果てしない無垢の世界を感じさせます。

ダ・ビンチは、新しく彼の作品が発見され、ロンドン・ナショナルギャラリーで展示されるそうです。日本にも来るといいですね。

Commented by ゆりこ at 2011-07-26 18:44 x
こんにちは。

大使の階段、紋章の間、ゲオーギューの大い広間など、ベルサイユ宮殿に劣らぬご傘ですね。

ルーブル美術館ももともと宮殿ですが、これほどではありませんでした。エルミタージュ美術館は、宮殿の中に美術品が展示してあるという感じですね。

この続きのエルミタージュ美術館 Ⅱ をが楽しみにしています。

Commented by ゆりこ at 2011-07-26 18:44 x
こんにちは。

大使の階段、紋章の間、ゲオーギューの大い広間など、ベルサイユ宮殿に劣らぬご傘ですね。

ルーブル美術館ももともと宮殿ですが、これほどではありませんでした。エルミタージュ美術館は、宮殿の中に美術品が展示してあるという感じですね。

この続きのエルミタージュ美術館 Ⅱ をが楽しみにしています。

Commented by mickwood at 2011-07-26 21:07
desireさん、こんばんは。 拝見させて頂きました。文章もさる事ながら、写真も本当に素晴らしいですね。 見ているだけでもエルミタージュ美術館、建築の素晴らしさ、スケール感、そしてその場の空気感も伝わってきそうです。 行けるかどうかわかりませんが、本当、行って見たくなりました。 
Commented by Ruiese at 2011-07-27 00:01 x
こんばんは。

エルミタージュ美術館、ついに行かれたのですね。大使の階段を歩かれましたのですね。どんな気分でしたか。

エルミタージュ美術館にダ・ビンチの作品が二つあることは初めて知りました。

ジュルジョーネの「ユーデット」はヴェネツィア派らしくない、落ち着いた作品ですね。ジュルジョーネは、ティチアーノと少し画風がちがうのでしょうか。

エルミタージュ美術館はレンブラントのコレクションが有名ですよね。
エルミタージュ美術館 Ⅱ では、レンブラントのコレクションについてご紹介いただけるのですね。楽しみにしています。
Commented by 山脇由美 at 2011-07-27 09:45 x
ロシアに音楽留学していた友人が、ペテルブルグに住んでいた時、毎週1回は、エルミタージュ美術館に通っていたそうです。彼女にはそれくらい魅力ある場所だったようです。

写真を拝見して、その壮麗な室内装飾から、彼女が魅かれた理由が分かるように思いました。あるいは、室内装飾ではなく、ダ・ビンチなどの美術品の魅力に魅かれていたのかも知れませんね。

、エルミタージュ美術館はレンブラントの傑作が数多くあると聞きました。次回は、是非、レンブラントの作品を紹介して下さいね (^-^*) 

Commented by Aira at 2011-07-27 10:52 x
ロシアには全く興味がありませんでしたが、前回と今回の写真をみせていただき、私のロシアに対する認識が変わりました。

以外に (失礼な言い方ですが ) 文化や芸術を大切にする国なのですね。

エルミタージュ美術館Ⅰとあるので、美術品のコレクションの紹介は まだ続くのですね。

次回を楽しみにしています。
Commented by Masayuki_Mori at 2011-07-27 15:01 x
こんにちは。

一時、エルミタージュ美術館展は何回か、東京で開催されましたね。次々とすばらしい傑作が、エルミタージュ美術館展で来日していましたが、それらの傑作も、エルミタージュ美術館の膨大なコレクションのごく一部なのですね。

ひとつだけでも展覧会の目玉になる傑作が膨大にあって、それを1日の限られた時間で見られたと思いますが、非常にお疲れになったのではないでしょうか。


Commented by 智子 at 2011-07-27 18:18 x
こんばんは。

ツアーでエルミタージュ美術館に行きました。廊下の全長が25kmもあるということで、ガイドさんについて駆け足でみました。

華やかな宮殿装飾で旨が一杯になり、次々と現れる名画に圧倒されてそれらのエネルギーに押しつぶされそうになったような気がしました。

そんなとき、窓から時々外の風景が見えて、息抜きになったのを覚えています。

Commented by mal_maria at 2011-07-27 21:06 x
はじめまして。

ベルサイユ宮殿とルーブル美術館を一緒にしたようなび美術館ですね。

一度いってみたくなりました。
Commented by ディック at 2011-07-27 21:45 x
前回の噴水の記事から続けて見ています。
サンクトペテルブルグへ旅するということは、日本でいえば京都へ旅するようなものなのでしょうか。
いままでこの都市のことはろくに知識がありませんでした。帝政ロシアという国がぼくの頭の中に入ってきたのは、テレビドラマと小説の「坂の上の雲」を読んでからなのです。
しかし、帝政ロシアの首都は日本の古都とは富の集中の度合いの桁が違っているようです。
ドイツやフランス、イギリスに文化的な引け目があって、意地でも華麗に、豪華な首都にするのだ、という皇帝の意思が、これほどの首都を築いたのでしょうか。
バルト海に面していたというロケーションもよかったのですね。北のヴェネチアですか、なるほどと思います。
まだ三回目の記事ですが、これはぜひ一度行ってみたい、と思うようになりました。
Commented by knarumi15 at 2011-07-27 22:11
今晩は
絵画だけでなく、美術館建築物も圧倒的なスケールですね。写真は勿論素晴らしいですが、文章の豊かさに改めて感銘を受け勉強させていただいてます
ありがとうございます
Commented by Petoro at 2011-07-27 22:12 x
サンクト・ペテルググに仕事で駐在しています。

エルミタージュ美術館には、もう何10回も行きました。何回行っても、はじめてみたような絵を発見します。

日本から観光ツアーで来る人は、1日の2時間程度でエルミタージュを廻って帰りますが、これでは、エルミタージュの本当の魅力は分からないと思います。せめてサンクト・ペテルググ滞在中に、2回はエルミタージュに着て欲しいですね。

dezire_さんは、ルネサンス絵画をしつかりご覧になっていますね。
次のエルミタージュ美術館 Ⅱも楽しみにしています。
Commented by Nukaya at 2011-07-28 08:26 x
ダ・ビンチの作品は、新たに「救世主」が発見されましたね。

エルミタージュ美術館のダ・ビンチの二つの作品のことは初めて知りました。ひとつはかなり初期の作品で、もうひとつは円熟期に近いころの作品のようですね。

私も、一度エルミタージュ美術館に行って、本物が見たくなりました。

Commented by 平石悟 at 2011-07-28 08:57 x
サンクトペテルブルグに出張で行った時、仕事の空き時間に、エルミタージュ美術館に入りました。

大使の階段を登って中に入りましたが、宮殿の内装がすごいのに感激したのを覚えています。

時間が限られていたので、美術品はほとんど見る時間がありませんでした。作品のご紹介を呼んで、一度ゆっくり見に行きたくなりました。

Commented by Satoshi at 2011-07-28 20:32 x
エルミタージュ美術館は、外観も室内も美術館というより、宮殿ですね。

ロシアのロマノフ王朝の栄華が、このゆうな華やかな宮殿を残したのでしょうね。
Commented by 6-gousitsu at 2011-07-31 17:08
こんにちは、ブログにコメントありがとうございます
エルミタージュ美術館は世界遺産なんですか!きれいです
「ユーデット」は以前の記事、カポディモンテ美術館展《ナポリ宮廷の美》のユデットと作者が違う分イメージがかなり違いますね。どちらも敵にしたら怖い女性。実際に両方見てどう違いましたか?
Commented at 2011-08-01 01:05
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 棚倉 樽 at 2011-08-18 21:35 x
エルミタージュに行ったことのある友人が「一日では回り切れない」と言っていましたが、まさにそのようですね。
私は感銘を受けた絵の前では30分も佇んでしまうので、一週間は覚悟しないといけませんね(笑)。
Commented by rollingwest at 2017-05-27 12:58
日本の建築物との違いはスケールの大きさ・幾何学的な設計・豪華さですね。
Commented by desire_san at 2017-05-27 14:26
rollingwestさん、いつもコメントありがとうございます。
西欧の王朝が作った建造物は、自らの権力を誇示する子も大きな目的なので、どうしても巻絡豪華で、スケールの大き鋳物を作りたがりますね。日本の建築物は、一般的に絢爛豪華さやスケールの大きさよりも、繊細な美意識を追求しますので、私個人的には、昔の日本の建築物の方が気持ちが落ち着き、好きです。しかし最近の日本、特に東京の新開発でできる建物は、ただ豪華で見た目が立派なものばかり増えていて、無機質で人間味を感じない建物が多くなっています。見せかけだけの経済発展だけを追いかけ、日本人の繊細な美意識が失われていくのは残念ですね。

心に残った自然とアート   


by desire_san
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite