ブログトップ | ログイン

dezire_photo & art

desireart.exblog.jp

芸術と自然の美を巡る旅  

ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都

ベルリン
Berlin
ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都_a0113718_22232962.jpg


 ベルリンはドイツの首都で、ドイツ北東部、ベルリン・ブランデンブルク大都市圏地域の中心です。人口は590万人とEUでロンドンに次いで2番目ですが、緑の多い都で、ノルウェーの首都オスロに次いで緑の多い都です。ベルリンは、歴史の表舞台に数多く登場したためその遺産も多く、ベルリンの都市風景は多くの映画の舞台にもなっています。



ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都_a0113718_22271548.jpgBerlin is German pronunciation city of Germany. Berlin is situated in northeastern Germany,. The Berliner Urstromtal, between the low Barnim Plateau to the north and the Teltow Plateau to the south, was formed by meltwater flowing from ice sheets at the end of the last Weichselian glaciation.

 ベルリンは13世紀に歴史登場し、プロイセン王国、ドイツ帝国、ヴァイマル共和政、ナチス・ドイツの首都でした。文頭の写真は、プロイセン王国の凱旋門として、アテネの神殿の門をモデルに建てられたブランデンブルグ門です。ドイツ古典主義建造物の傑作と言われ、門の上には4頭立ての馬車に乗った勝利の女神の彫刻があります。東西分裂の時代はブランデンブルグ門のすぐそばまで壁が築かれ通れませんでしたが、統一とともに誰でも通れるようになりました。ブランデンブルグ門はドイツ統一の象徴となっています。

ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都_a0113718_22253864.jpg


The Brandenburg Gateis a former city gate, rebuilt in the late 18th century as a neoclassical triumphal arch, and now one of the most well-known landmarks of Germany.During the post-war Partition of Germany, the gate was isolated and inaccessible immediately next to the Berlin Wall, and the area around the gate featured most prominently in the media coverage of the opening of the wall in 1989.The Brandenburg Gate was often a site for major historical events and is today considered a symbol of the tumultuous history of Europe and Germany, but also of European unity and peace.

 第二次世界大戦の敗戦で、ベルリンは東ドイツの首都東ベルリンと西ドイツの飛び地西ベルリンがベルリンの壁で分断されました。1989年東西冷戦の象徴だったベルリンの壁が崩壊し、翌年ドイツが再統一され、ベルリンは再びドイツの首都となり、文化や政治、科学の中心となりました。ベルリンの壁のあった地は斬新な建物が建ち並んでいます。かつて市を分断していた壁の一部には、世界のアーティストが作品を描き、イーストサイド・ギャラリーと呼ばれています。

ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都_a0113718_22261884.jpg


The Berlin Wall was a barrier constructed by the German Democratic Republic starting on 13 August 1961, that completely cut off West Berlin from surrounding East Germany and from East Berlin. The East Side Gallery, has become a Hall of Fame of contemporary art after the Berlin Wall. East Side Gallery is a 1.3km-long section of the wall near the center of Berlin. Approximately 106 paintings by artists from all over the world cover this memorial for freedom and make it the largest open air galleryin the world.

ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都_a0113718_22263534.jpg ベルリンはドイツの鉄道交通の中心でもあり、製薬、生物医学技術、生物工学、電子工学、IT、更には再生可能エネルギー産業等たくさんの産業の中心でもあります。ベルリンはドイツの立法・行政の中心で産業のひとつの中心ですが、ドイツは日本のように東京一極集中ではなく、司法の中心はカールスルーエ、金融と交通の中心はフランクフルト、産業の中心はミュンヘン、シュトゥットガルト、ケルンと長いドイツの歴史が中で地方分権が進んでいます。日本も江戸時代までは地方分権が進んでいましたが、明治維新以降中央集権国家となって以来、東京の一極集中が進んでしまったようです。

 ベルリンには、大学や研究機関、オーケストラ、博物館などドイツの研究や芸術活動の本拠地となっています。ドイツは科学技術や文学、哲学、芸術等ヴァイマル文化の先進国で、欧州文化首都にも選ばれています。ドイツには60ものプロのオーケストラがあり、その2割は世界に通ずるレベルで、その象徴がベルリンフィルです。ベルリンは多様な建築から音楽、現代アートがいろいろな所で楽しめ、公共交通機関も整備され、世界で最も住みやすい町の一つ言われ世界中から来た人が暮らしています。

ベルリンの壁崩壊から25年・歴史の表舞台を飾った緑豊かなドイツの都_a0113718_2231020.jpg 現在ドイツでは、新しい若者の文化が育ちつつあります。ベルリンではナイトクラブなどを活用したクラブカルチャーが盛んです。戦後、米、英、仏、それにソ連に占領されたことで、新しい音楽文化が生まれ育っているそうです。ベルリンの街には、かつてのべルリンの壁の一部に描かれたイーストサイド・ギャラリーの他にも、街の至る所にグラフィティー・アートがあるそうです。グラフィティー・アートは、日本でいう落書きで、許可なく描けば違法ですが、グラフィティー・アートに理解を示す人たちも多く、建物いっぱいに絵が好かれたグラフィティー・アートも少なくないようです。ベルリンはドイツの大都市の中では貧しく物価の安い街で、これがかえって若いアーティストが集まってきた要因となったようです。かつてのパリのように、ベルリンに来れば、世界中の前衛的なアーティスト会える時代に既になっているという意見尾もあり、何十年後かにはベルリンは世界の芸術の都になっているかも知れません。


ベルリン 写真ギャラリー  
文字をクリックするとリンクします。

Berlin Photo Gallery 
When you click a character, you can see the another phoh album of Split.














にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
このページを訪問した方、ここをクイックして下さい。
by desire_san | 2014-01-06 22:35 | ドイツ | Comments(6)
Commented by Ich at 2014-03-19 11:49 x
懐かしく拝見させていただきました。とりわけ、写真ギャラリーの方のFotoが美しく、見入っております。
Commented by desire_san at 2014-03-19 17:37
Ichさん、ありがとうございます。
Ichさんもドイツのいろいろなところを荼毘されたようですね。
どの町もそれぞれ魅力がありますが、どの町が一番強く印象に残っていますか。
Commented by Ich at 2014-03-20 09:34 x
恐れ入りますが荼毘と記していらっしゃるのでしょうか、愚私には言葉の繋がりがよくわからないのですが・・・。
どの地も歴史の重さを感じ、美しい街々です。
Commented by desire_san at 2014-03-20 17:58
Ich さん、申し訳ありません。”荼毘”は何かの言葉の変換ミスです。大変失礼いたしました。昨日いろいろ忙しかったのですが、Ich さんのコメントに早急にご返事を差し上げようと思って、「ドイツのいろいろなところに旅をさせているのですね。」のような意味のことを書いたつもりでしたが、チェックを忘れて、大変失礼なミスをしていました。心からお詫び申し上げます。
どの町が一番強く印象に残ったか、は愚問でしたね。芸術に序列をつけるようなもので、Ichさんの「どの地も歴史の重さを感じ、美しい街」という見方が正しいと思います。ミスと失礼な質問と、大変恐縮しております。
これに懲りず、よろしくお願い申し上げます。
Commented by Ruiese at 2014-03-21 10:12 x
ベルリンの壁のあった地は斬新な建物が建ち並んでいます。かつて市をこんにちは。ベルリンの写真初めて見ました。ブランデンブルグ門の前に、旧ソ連やナチス、アメリカなどのパホーマンスが立っていて、一緒に写真を撮ってくれるのはおもしろいですね。冷戦時代、ベルリンを分断していた壁に、アーティストが絵を描いているイーストサイド・ギャラリーは、いかにもヨーロッパ人らしく、すてきだと思いました。
Commented by Masayuki_Mori at 2014-03-21 19:15 x
冷戦の時代にベルリンの壁を越えようとしてたくさんの人が亡くなった、あのベルリンの壁が崩壊した後に、その壁の一部にたくさんのアーティストが奇抜な形の色彩鮮やかなウォールペインティングを描いいるのは、人類の政治圧力にもたくましく生きる姿を象徴ているようで、すばらしいですね。イーストサイド・ギャラリー、一度みてみたくなりました。

by desire_san