モーツアルトの最後に書かれたドイツ語の歌芝居
モーツアルト「魔笛」

モーツアルトの偉大さは、現代性、現代にも通用する斬新さだと思います。彼のオペラでは、醜いパパケーノや野卑で下賎なドン・ジョバンニが美しいアリアや愛の二重唱を歌います。彼の音楽の光が及ぶところ、野卑、高尚、凡庸、優秀、無知、有能など関係ない!子の世に生まれて愛を感じる者はみな美しいとモーツアルトの音楽は歌っているようです。
オペラ 『魔笛』で狂言回し役の醜い男?パパゲーノに「愛を感じる人は心の清い人」という魅力的な歌を歌わせています。モーツアルトのオペラでは主役にも脇役にもアリアや重唱があり、これがモーツアルトのオペラの魅力です。
モーツアルトのオペラに現代性を感じるひとつの要因には、モーツアルトのオペラに価値観の多様性が表現され、それぞれの価値観に説得力のある音楽が与えられていることがあると思います。オペラ「魔笛」にも光と影、表と裏の対決があり、人生の二面性が表現されて、オペラの奥行きを与えています。昼の王ザラストロと夜の女王の対比も、悪玉の夜の女王に魅力あふれるアリアを与えることでオペラに深みを与えています。様々な試練を乗り越えて徳を積んでいく王子パミーノと王女パミーナに対して、試練や徳に関係なく人間らしく生きるパパゲーナとパパゲーナ、ある意味で対立する価値観の両者にもモーツアルトはそれぞれ魅力的な音楽を与えています。人生の二面性、対立する価値観をどちらも魅力的に表現しています。善悪など簡単に決められない複雑な現代社会に生きる私たちがモーツアルトのオペラに惹かれる秘密があるのかも知れません。
演出はドイツの世界的な演出家・ミヒャエル・ハンペ。「原作にある太陽と月の世界の対立から、イメージはさらに宇宙へと広がり、虚空はるかに冒険される星雲がダイナミックな迫力で舞台を包み込んでいる(読売新聞評)」、「劇場の舞台機構を縦横に駆使しながら、音楽と演劇の魅力の結晶化を目指した演出(日経新聞評)」と表現されているように、舞台装置を立体的に動かせる新国立劇場の利点を生かして、幻想的かつスペクタクル性に溢れ、あるときは神々しく、あるときは明るく清々しさのある躍動感のあり、かつバランスのとれた舞台でした。
配役陣では、特にタミーノ役のステファノ・フェラーリが透明感のある歌唱で魅力的でした。パミーナ役のカミラ・ティリングも好感が持てました。日本人歌手もザラストロ役の松位浩、夜の女王役のコロラトゥーラ・ソプラノの安井陽子、など充実のキャストで楽しめる舞台でした。
(2009年11月3日 新国立劇場)

モーツアルトの偉大さは、現代性、現代にも通用する斬新さだと思います。彼のオペラでは、醜いパパケーノや野卑で下賎なドン・ジョバンニが美しいアリアや愛の二重唱を歌います。彼の音楽の光が及ぶところ、野卑、高尚、凡庸、優秀、無知、有能など関係ない!子の世に生まれて愛を感じる者はみな美しいとモーツアルトの音楽は歌っているようです。
オペラ 『魔笛』で狂言回し役の醜い男?パパゲーノに「愛を感じる人は心の清い人」という魅力的な歌を歌わせています。モーツアルトのオペラでは主役にも脇役にもアリアや重唱があり、これがモーツアルトのオペラの魅力です。
モーツアルトのオペラに現代性を感じるひとつの要因には、モーツアルトのオペラに価値観の多様性が表現され、それぞれの価値観に説得力のある音楽が与えられていることがあると思います。オペラ「魔笛」にも光と影、表と裏の対決があり、人生の二面性が表現されて、オペラの奥行きを与えています。昼の王ザラストロと夜の女王の対比も、悪玉の夜の女王に魅力あふれるアリアを与えることでオペラに深みを与えています。様々な試練を乗り越えて徳を積んでいく王子パミーノと王女パミーナに対して、試練や徳に関係なく人間らしく生きるパパゲーナとパパゲーナ、ある意味で対立する価値観の両者にもモーツアルトはそれぞれ魅力的な音楽を与えています。人生の二面性、対立する価値観をどちらも魅力的に表現しています。善悪など簡単に決められない複雑な現代社会に生きる私たちがモーツアルトのオペラに惹かれる秘密があるのかも知れません。
演出はドイツの世界的な演出家・ミヒャエル・ハンペ。「原作にある太陽と月の世界の対立から、イメージはさらに宇宙へと広がり、虚空はるかに冒険される星雲がダイナミックな迫力で舞台を包み込んでいる(読売新聞評)」、「劇場の舞台機構を縦横に駆使しながら、音楽と演劇の魅力の結晶化を目指した演出(日経新聞評)」と表現されているように、舞台装置を立体的に動かせる新国立劇場の利点を生かして、幻想的かつスペクタクル性に溢れ、あるときは神々しく、あるときは明るく清々しさのある躍動感のあり、かつバランスのとれた舞台でした。
配役陣では、特にタミーノ役のステファノ・フェラーリが透明感のある歌唱で魅力的でした。パミーナ役のカミラ・ティリングも好感が持てました。日本人歌手もザラストロ役の松位浩、夜の女王役のコロラトゥーラ・ソプラノの安井陽子、など充実のキャストで楽しめる舞台でした。
(2009年11月3日 新国立劇場)
desireさんも趣味が広いですね。山と写真が中心とばかり思っていましたがオペラも鑑賞なさるんですね。
当方にお越し頂き、ありがとうございました。
劇場に足を運ぶほどのファンではないのですが、音楽は好きで、ブログのネタに困ると、たまに音楽のことを書くこともあります。
貴ブログをさっとですが拝見しました。いろいろの方面で生活を楽しんでいらっしゃるようで、うらやましいです。名山の「登頂済」には驚きました。
写真もお好きのようですね。写真は、私の殆ど唯一の趣味です。
これからも時々お邪魔させて頂きます。
劇場に足を運ぶほどのファンではないのですが、音楽は好きで、ブログのネタに困ると、たまに音楽のことを書くこともあります。
貴ブログをさっとですが拝見しました。いろいろの方面で生活を楽しんでいらっしゃるようで、うらやましいです。名山の「登頂済」には驚きました。
写真もお好きのようですね。写真は、私の殆ど唯一の趣味です。
これからも時々お邪魔させて頂きます。
dezireさん
こんにちは!
写真付のレビューを拝見しました。
楽しさが蘇えりました。
ありがとうございます。
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楽しさが蘇えりました。
ありがとうございます。
やっくん さん 書き込みありがとうございます。
いろいろなジャンルの記事を載せますので、また是非覗いてください。
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もものさん、私も音楽好きでクラシックからポップスまでいろいろな音楽を聴いています。音楽の記事も載せていきますので是非またお立ち寄り下さい。
のり2さん、ご訪問ありがとうございます。貴方のブログにもまた立ち寄らせてください。
中々,深いコメントをされていますね。これを読むと,僕も見てみたいような気がしてきます。
写真を使った凝ったブログ 音楽や自然についての深い造詣を感じました。
貴重な画像の数々 これからも楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。
貴重な画像の数々 これからも楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。
こんばんは
魔笛はモーツアルトの傑作ですね。本当にいろいろな性格を音楽で描き分けていると思います。
魔笛はモーツアルトの傑作ですね。本当にいろいろな性格を音楽で描き分けていると思います。


