デトロイト美術館展
Detroit Institute of Arts
デトロイト美術館は、1885年に創立して以来、自動車業界の有力者らの資金援助を通じて、ゴッホやマティスの作品を初めて購入したアメリカの公共美術館で、古代エジプト美術から現代美術まで6万5千点以上の作品を所蔵する全米でも上位6館に入る世界屈指のコレクションを誇る美術館でした。特別設計されたボザール・ルネサンス様式の施設は、デトロイトで最も瀟洒な建物のひとつです。美術館の中心には、メキシコの画家ディエゴ・リベラの自動車産業を始め、デトロイトの代表的な産業の労働風景を四方の壁に描いた傑作フレスコ画『デトロイトの産業』で装飾されているそうです。今回美術館のコレクションの中核を成である印象派、ポスト印象派、20世紀のフランス、ドイツの数々の傑作52点が、上野の森美術館に展示されました。その中から代表的な作品について鑑賞レポートを書いてみました。
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