光と色彩を愛し生きる喜びを表現した画家
ルノワール
Ogyasto Renoir

Renoir's1876 Dance at Le Moulin de la Galette (Bal du moulin de la Galette). Thepainting depicts an open-air scene, crowded with people, at a popular dancegarden on the Butte Montmartre, close to where he lived.
今まで日本に紹介された美術展で最もノワールの傑作を味わえたのは、1994年のバーンズコレクション展でした。この美術展にはノワールの大作が数多く出品され、ノワールの画家としての凄さを始めて実感させられました。これに次ぐのがパリ・オランジュリー美術館展のルノワールの作品だったと思います。

団扇を持つ若い女(1879-1880年頃、クラーク美術館)
背景を左右に2分し、右半分を華やかな花、左半分をシンプルな縦縞模様にして、右下の団扇でアクセントをつけて、少女の顔美しさを際立たせていました。

躍動感と生きる喜びを感ずる絵でした。色の使い方が絶妙です。男性の服と背景の婦人の服の青に対して女性のピンクの服と赤い帽子が女性を美しく際立たせていました。女性のベルトと男性の帽子と靴の黄色が呼応しリズム感を与えています。
ルノワールは、セーヌ川やモンマルトルの風景など、戸外での制作を通して印象派としての作風を確立しました。プッサンや新古典主義のアングルらに強い影響を受けて輪郭線をくっきりと描き構図を作り込む作風から、肌にピンクやバラの紫、赤など暖かな色に変遷しましたが、全く新しい画風を提起したわけではありません。ルノワールは、当時の社会における女性の地位に対する問題意識を投影しているという意味で、意味や解釈に深みを見ることができますが、美術的視点で思想的な深みがあるとは思えません。
ルノワールには難しい宗教観、芸術観ない、これがルノワールとゴーギャンやセザンヌ、ゴッホとの大きな違いだと思います。だからゴーギャンやセザンヌのように後世の画家に影響を与えなかったのだと思っています。
ルノワールを評価しない人はそういうところで絵が面白くないと感ずるのではないかと思います。私もルノワールの絵は傑作以外あまり面白くないと思います。
ルノワールの他の画家と比べて、優れている最も大きなことは、絵画自体に生きる意味を肯定し、生きる喜びを私たちに感辞させることだと思います。ルノワールの絵画は、それだけで十分だと思います。ルノワールの傑作は、生きる喜びを感じさせ、心を躍動させます。
個人的には、難しいことは考えなくても、生きることを楽しんだ画家がいても良いのではないかと私は思います。
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心に残った自然とアート、実に美しい写真ばかりで心に残ります。
日本名峰・高山植物etc・・・素敵です。
山は憧れで、花は安らぎです。
ブログからの写真と語りは、優しい響きを持って心に伝わってきます。
アンリオ婦人、美しいですね。
抑えた色彩が柔らかい優しいタッチをさらに強めているようで
とてもピュアな女性像に見えます。瞳も印象的だし。
実物を見たくなりました。
傑作と凡作の落差は何を意味するのか・・・
なぜ 仲間と遊んでいる題材と特定の肖像画だけに 彼の筆が冴えるのか?
今回の私の記事は そこから生まれたものです
すっきりしたレイアウトの品のあるブログですね
私も考察で感じるものがありました。
ルノワールの絵は大好きで、オランジュリーでも、オルセーでも長い時間、ルノワールの絵の前にいたような気がします。
今月の末に展覧会に行くのが楽しみです。
裾野で「山と絵画」を愛する人間として今後も寄らせて頂きます。
ルノワールは本当に感動しました。色使いやタッチが素敵でした。ぜひ、長谷川等伯もご覧になってみてください。
清楚な感じが出ていてとてもいいですね。
女性が大好きだったという画家で、リビングに掛けて気持ちの良い絵!を目指していたそうです。
光を色に写し取った画家ですね。
2年前にBunkamuraで開催された「ルノワール×ルノワール展」も楽しかったです。
素敵なブログですね (^^)
コメント有り難うございました!
ルノワールは↑にないけど、(可愛いイレーヌ)が大好きです!
ユダヤ8歳の少女は あまりに美しすぎます!!『大阪のみ?』
僕の娘は6歳で年齢も近いのですが・・・・
イレーヌ嬢みたいに
美しく育ってもらいたいです・・・・☆
ワタシのブログに来ていただきありがとうございました。
ルノワール、もう15年来のファンです。
オルセー美術館で「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を見た時の感激は忘れられません。以来、ルノワールの出展があると必ずその美術展は見に行くようにしていたのですが、今回は本当に傑作ぞろいでしたね。
この数年で目玉として他の美術展でも出展されていた作品が一同に並んでいたので、大興奮でした。
もうあの部屋で1週間くらい住みたいくらい(笑)
ルノワールの描く女性は本当に美しいですが、赤ちゃんや幼子もすごく柔らかい描写で素敵です。
ルノワールのタッチが、小さな子の素朴さ、純粋さによく似合うのだと思います。
また、アンリオ婦人や赤い服の女、など、こちらを見つめる瞳も素敵ですが、ふとした表情や、目線がこちらを向いていない作品もいいですね。
写真でいうと、ポートレートとスナップの違いでしょうか。
ルノワールは、スナップ的な捉え方についてもチャレンジを続けていたように思います。
長くなりました。またお伺いしますね。
リンクもさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
ルノワール展のお知らせありがとうございます。寒かったので、こもりがちだったのですが、お散歩がてら行って見ようと思います。
ルノワールの描くこもれびの表現が、好きです。柔らかい日差しですね。
「アンリオ夫人」は思い入れのある絵で、
祖母の家でこれを見た幼い頃の私はこの絵を母だと思い、
母も幼い頃、私の祖母だと思ったそうです。
親子二代でそう思ったのは不思議な話ですが、
たしかに祖母にも母にも似ています。
ルノワールは好きな絵と嫌いな絵がありますが、
日本人の感性に溶け込みやすい絵ですね。
芸術と真逆の人間のため、彼女たちにあそこの展示会に行けだの、ここの展覧会を見ろだの日々精進しております。
まったくの門外漢で申し訳ありませんが、ここにお邪魔して彼女たちに披露するうんちくを盗ませていただきます。。。
美術展巡りは、運がよく?チケットが巡ってくるので
開催されるものはだいたい行きますが、多くは全く
情報を持たずその場で読んで観て初めて知ることが
多くあります。ブログを知り、これから予習・復習を
兼ねて勉強できます、ありがとうございます。
ボストン美術館は、若いころに何度か訪れた思い出の場所です。他にももっと観たいものがありましたが、
今回の展覧会ではなかったので、ちょっと残念ですg。
です。

