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心に残った自然とアート   

ヨーロッパ近現代美術の優れたコレクション

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール  世田谷美術館

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スイスの小都市ヴィンタートゥールに優れた美術品を集めた美術館があります。今回初めて日本でこのコレクションが展示されるという情報を得て、世田谷美術館を訪問しました。






a0113718_12291237.jpg ヨーロッパ近現代美術の優れたコレクションは、ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ、アンリ・ルソーなどは幅広く、クレー、ジャコメッティといった巨匠のほかもスイスゆかりの画がの作品が数多く展示されていました。出品作品90点すべてが日本初公開というのも魅力でした。特に印象に残った作品について触れておきまする

ルノワール 「水浴の後」
ルノワールの裸体画としては傑作といえる作品だと感じました。女性の赤く色づいた肌と自然の緑との融合した美しい色彩の世界は、まさにルノワール独特のものです。




a0113718_12295355.jpg ゴッホ 「郵便配達人 ジョセフ・ルーラン」
何の変哲もない構図の人物画ですが、黄色と青の色彩の対比が強烈で、強いインパクトを与えます。色彩だけで画面にこれだけの緊張感を作れるゴッホの才能は凄いと思いました。ゴッホがなぜ生前全く評価されなかったのか不思議です。

ユトリロ 「ポートワーズのノートル=ダム協会」
損保ジャパン東郷青児美術館で最近開かれたユトリロ展は新しい時代の作品が多く期待はずれでしたので、本来のユトリロ独特の哀愁と疎外感が込められた作品を見たいと思っていました。この作品はまさに白の時代の代表的な作品で、心象風景ともいえるユトリロの魅力に釘付けにされました。

ピカソ 「二人の人物」
原色の奇抜な色彩感覚の作品ですが、絶妙の配色が響き合い、二人の女性の親密感を強く感じさせる側品となっています。

a0113718_12304757.jpgルソー 「赤ん坊」のお祝い」
とにかく赤ん坊の存在感が凄い!静けさと安らぎを感じさせる作品の多いルソーの作品としては移植の存在ではないかと思います。ルソーの作品では、世田谷美術が所蔵する「サン・ニコラ河岸から見たサン・ルイ島」も見てきましたが、こちらの方が好きです。

他にドイツの表現主義、ナビ派、素朴はまで幅広い作品が展示されており、充実した一日を味わえました。






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by desire_san | 2010-08-07 12:35 | 美術展 & アート | Trackback | Comments(18)
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Commented by ゆりこ at 2010-09-04 12:44 x
こんにちは、世田谷美術館は初めてでしたが私も行って見てきました。
ゴッホとルノワールが良かったですね。ルソーはdesireさんもあまりお好きでないようですが、赤ん坊が全然かわいくなく女性の私としては好きになれませんでした。芸術として優れているのかは私には良く分かりませんが。でも全体として大変見ごたえのあるび美術展だったと思います。
Commented by Takashi at 2010-09-04 12:46 x
毎回新しい記事が出るのを楽しみにしています。
この美實展はまったく知りませんでした。説明などを読ませて頂きぜひ一度行ってみたいと思います。
Commented by 吟遊詩人 at 2010-09-04 12:47 x
ご案内ありがとうございます。記事を拝見して大変興味を持ちました。明日にでも言って見たいと思います。
Commented by maki at 2010-09-04 14:51 x
こんにちは。
ご指摘の通りユトリロの絵は私も印象に残りました。始めてみる絵画ばかりだったので、行ってよかったと思いました。
Commented by tkomakusa1t at 2010-09-05 16:40
世田谷美術館ですか10月11日までですね。
90点すべてが日本初公開行ってみたいです。
情報ありがとうございます。
Commented by hata at 2010-09-06 17:11 x
こんにちは。西洋美術の名画展はしっかりフォローしていますね。
私も来週以降と思っていました。desireさんの感想は大変参考になりました。
Commented by Gorou at 2010-09-06 17:16 x
こんにちは。ブログを時々拝見しています。
ザ・コレクション・ヴィンタートゥールは私も行きました。
大作はなかったですが、魅力ある作品がたくさん見られました。
ルソーの 「赤ん坊」のお祝い」は確かに好き嫌いが分かれる作品ですね。私も心やすらぐ作品の方がいいですね。
Commented by kouici at 2010-09-06 22:35 x
私も、世田谷美術館のザ・コレクション・ヴィンタートゥールを鑑賞してきました。ご指摘のように、ルノワール、ゴッホ、ユトリロが良かったですね。
Commented by Koutatou at 2010-09-07 07:46 x
おはようございます。いつも新しいトピックを楽しみにしています。
世田谷美術館のザ・コレクション・ヴィンタートゥールのことは知りませんでした。私は山梨に住んでいるため、オルセー美術展のような大きな美術展以外なかなか行けませんが、記事を読ませていたただき、行ったような気分になりました。ありがとうこざいました。
Commented by 駒の小屋 at 2010-09-08 05:51 x
日程的に東京にはいけそうにありません。
残念です。
スイスまで見に行くのは大変そう・・・
私は今回はあきらめるしかなさそうです
Commented by keiko at 2010-09-09 10:11 x
desireさんのブログを読んで、早速世田谷美術館に行ってきました。世田谷美術館には初めて行きましたが。公園の中にあってよいところですね。桜の名所と聞きましたので、祖鞍の季節にまた行って見たいと思います。
美術展も素晴らしい作品がたくさん見られました。ありがとうございました。
Commented by Yasuo at 2010-09-09 23:57 x
私も先週行ってきました。スイスゆかりの画家の作品がたくさんあり、新鮮に思いました。ルソーの 「赤ん坊」のお祝い」は私もおまり好きになれませんでした。作品としては迫力があり、傑作なのでしょうが・・・・・。
Commented by kiroro at 2010-09-10 14:40 x
こんにちは。時々訪問させていただいています。
シャガール展の記事が未だですが、これから行かれるのですか。
もうすぐ、ドガ展とゴッホ展が始まりますね。今年は素敵な美術展がせ多く、全部見ようとすると忙しいですね。
Commented by nodame at 2010-09-11 10:09 x
行ってきました。初めて見る画家の絵が多く、新鮮でした。ゴッホとルソーが目玉の作品となっていますが、質の高いコレクションです。個人的には、大好きなカンディンスキーやクレーの作品が可愛くて、嬉しかったです。ュージアムグッズが充実しています♪
Commented by やっくん at 2010-09-11 15:22 x
世田谷美術館には何の展示会か忘れましたが、もう十数年前に一度行ったきりです。ここ伊那ではこういう絵を見ることの出来る機会はまずありませんので楽しく見させて頂きました。
Commented by kirafune at 2010-09-12 08:14
記事の解説が詳細で
とても勉強になります。
私はルドンの花の絵が
よかったです。
Commented by shizushizu131 at 2010-09-20 10:49
箱根「ポーラ美術館」にてアンリ・ルソー展を見てきました。
純朴な瞳でこちらを見据える自画像の構図は大変インパクトが強く、印象的でした。こちらでも展示されている、赤ん坊もインパクトが強そうですね。ゴッホが描いた郵便配達人は、表情がコケティッシュでもあり、興味ありますね。予定していなかったけれど、ぜひ見に行きたいと思いました。
Commented by koala29 at 2010-10-18 08:08 x
すばらしい写真、感銘いたしました。世界中を旅なさってるのですね。
小生も外国への思いはありますが、今となっては実現出来そうもありませんのでテレビの旅番組で行ったつもりになっています。これからおじゃまして楽しませていただきます。ありがとうございます。

by desire_san