生命感溢れる独特の色彩感覚の芸術
Bokunen Nara : Art of color sense in full of feelings of vitality of Okinawa

沖縄県伊是名島生まれで、大自然の中で育った、自由奔放で奇抜な構図と独特の色彩感覚を持つ版画家・ 名嘉睦稔(なかぼくねん)さんの作品を観て来ました。 名嘉睦稔さんの素晴らしい芸術に触れた体験を紹介します。
Naka Bokunen is an artist from Okinawa, Japan, famous for his brightly-coloured prints of Okinawan landscapes. Many of these prints are of, or inspired by, the island of Izena in the north of Okinawa, where he was born.
名嘉睦稔さんの存在を知ったのは、当時ボクネンズアート東京の名称だったころ、このギャラリーで仕事をされているMさんから紹介を受けて、今年5月初めて名嘉睦稔さんの作品を見たときです。最初に観た作品が、「白南風の向日葵」(しらはえのひまわり)でしたが、ゴッホのひまわりを思わせる大胆な構図に、鮮烈な黄色に青を配した独自の色彩感覚が施され、ゴッホとは全く違う強烈な存在感を感じました。ゴッホとよく似た構図のゴッホ以外の作家の作品でこれほど心を動かされた体験は初めてでした。Mさんから説明して頂いた話では、名嘉睦稔さんの版画作品は裏手彩色と呼ばれる技法で、イメージを一気に彫り込んだ版を使い沖縄独特の植物を原材料にした月桃という紙に墨色を摺り、紙の裏側から鮮やかな色彩をつけて作品を完成させるそうです。「日南風の向日葵」のほかいくつかの作品を見せて頂き、名嘉睦稔さんという芸術家の存在が強く印象に残りました。
11月に名嘉睦稔さんの作品展があるという話を聞き、再び東京・京橋のIsland Galleryを訪問し、生命感溢れる作品に再会しました。最初に眼に入ったのは、人の顔を画面いっぱいに描いた「19.アバレルカラ」という作品でした。ピカソを思わせる大胆な構図の中で、鮮烈な3原色の色彩が強烈なインパクトを与えていました。
宇宙船から地球を見たイメージなど普通の画家や写真家がちょっと使わないような奇抜な構図の作品が多かったですが、独特の色彩感と絶妙に調和して、独特の存在感を作品に与えていました。
Naka Bokunen has been involved in collaborations with, among others, the novelist Banana Yoshimoto and the biologist James Lovelock
今回の作品展で好きになったのは「南の緑門」という作品でした。他の作品では強烈なインパクトを与えている黄色の色彩をほとんど使わず、南国の穏やかな雰囲気を表現していました。自然の植物のトンネルの向こうに南国の楽園があることをイメージさせ、じっと座ってみていると不思議な安らぎを感じました。奇抜で力強い作品から、「南の緑門」のような優しさを感じさせる繊細な作品までいろいろありましたが、全体的に自然の生命力を感じ、短時間ではありましたが充実した時間を過ごせました。ご案内いただいたMさんに感謝いたします。
(2010.11)
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東京駅から近いですね。来週にでも出かけてみたい、と思います。
こういうご紹介はとてもありがたいです。お礼申し上げます。
ボクネンさんは「りんけんバンド」のCDジャケットや映画「ナビィの恋」の
ポスターとして沖縄県内ではおなじみです。
また、「HABU BOX」という老舗のTシャツ屋さんを経営されており、
こちらの方が沖縄県内では有名かもしれません。
沖縄県内には「りんけんバンドさー」という緩~い感じのローカル
TV番組が放送されており、ボクネンさんも何回か出演されていた
はずです。
「ナビィの恋」は粟国島で撮影、「パイナップル・ツアー」が伊是名島で
撮影だったように記憶しております。
一番下の作品のようなビーチは、次々とリゾートビーチに変わって
きています。残念です。
ありがとうございます。スタッフの安斉と申します。
作品のタイトルについてですが、「日南風の向日葵」とありますが
正しくは「白南風の向日葵」(しらはえのひまわり)という作品となります。またお近くへいらした際にはどうぞお立ち寄りくださいませ。
この版画家の作品は初めて知りました。色彩感覚が斬新で迫力がありそうですね。私も一度本物を見てみたいです。
ブログを見て頂いてありがとうございます。ご指摘の作品の名称、訂正しておきます。
ぜひ沖縄にいらっしゃって、北谷町のボクネン美術館(AKARA内)で
大きな作品をご覧になって下さい。
美術館だけでなく、AKARAという建物全体がボクネンさんです(笑)
それから、機会があれば龍村仁監督のドキュメンタリー映画
「ガイアシンフォニー第四番」をご覧になって下さい。
ボクネンさんの人となりや版画制作の様子がわかりますよ。
私も一度、作品を見てみたいです。
公式サイトと名嘉睦稔『AKARA』美術館を紹介したブログをご案内します。
名嘉睦稔公式サイト http://www.bokunen.com/
Island Gallery http://islandgallery.jp/
名嘉睦稔『AKARA』美術館
http://taromama.ti-da.net/e2788286.html
名嘉睦稔さんは沖縄では有名な方だとは知っていましたが、名嘉睦稔『AKARA』美術館というのがあるとは知りませんでした。沖縄には良く行く機会があるので、一度たずねてみたいと思います。このような情報は嬉しいです。ありがとうございました。
版画を趣味としています。名嘉睦稔さんの版画の紹介に大変興味を持ちました。ぜひ作品を体験してみたいと思います。機会があったら Island Galleryを訪問したいと思います。情報ありがとうございます。
ひまわりは、まるでゴッホ。人物がはピカソのようですね。
「南の緑門」は素敵ですね。開放感があり、ロマンティックであり、南の国の人柄を感じます。沖縄のにおいや風や光を感じました。
版画の作品をコレクションを趣味としています。ブログを読ませていただき、名嘉睦稔さんの作品に魅力を感じました。近々沖縄旅行にいくよていなので、名嘉睦稔『AKARA』美術館もぜひ訪問してみようと思っています。
ところで、desireさんのブログは幅広く芸術を紹介されていて、充実した内容ですね。私もブログの読者に加えてください。また、時々コメントをさせていただきます。
名嘉睦稔さんの作品のご紹介の記事に大変興味をもちました。白南風の向日葵」も、「南の緑門」もかなりすばらしい作品であることが、小さな画像からも感じられます。私は棟方志功の版画が好きですが、棟方志功とはまた違った個性を感じます。ぜひ本物を手にとって見たいと思いました。ご紹介ありがとうございました。
名嘉睦稔ささんの作品を初めて知りました。こんな画家が日本にもいることに驚きです。ご紹介を見て、すごく魅力的な印象を受けました。東京に行く機会がありましたら、ぜひ画廊によってみたいと思いました。この記事を載せていただいたことに感謝いたします。
京橋のIsland Galleryは私が主宰しています。
ご来廊いただいたようで、しかも素敵なエントリーまでありがとうございます。
今後とも、どうぞ、よろしくお願いします。
また、機会がありましたら、お立ち寄りください。いつかお会い出来る事を楽しみにしています。
本日 Island Gallery さんを訪ねました。dezire さんのこちらのブログの話題もありまして話が弾み、店長さんにはいろいろと親切に教えていただきました。
「南の緑門」が一番気に入りました。やはり原画は大きさの迫力、色合いの美しさが迫ってきて、深い味わいがありますね。
名嘉睦稔さんの作品の魅力を少しでも多くの方にしってもらいたいと思い、ブログを書きました。私が好きになった「南の緑門」を気にいってくださったことも嬉しいです。

