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心に残った旅・芸術とアートとの出会い   

被災している方の気持ち考えたい

ドラマ「美しい隣人」を見て

ドラマ「美しい隣人」の最終回。檀れい扮する絵里子の人間関係を壊していく魔性の女である、仲間由紀恵扮する沙希は、絵里子の息子が行方不明になったと大騒ぎをし、実は木に登っていただけであることが分かり、見つかって大喜びする場面がテレビのニュースで報道された同じ日に、同じ年の息子が池で死んで子供を失っていた。

沙希に、「子供を失っていた他人に同情していたのよ。会って慰めてできれば友達になってあげたかったのよ。」という絵里子に、沙希は「貴女って無神経ね。」「私の気持ちなんて幸せな生活をしている貴女に分かるはずかがないのよ。」と言って、自ら命を絶ちます。

この場面では、魔性の女、悪女であった仲間由紀恵扮する沙希の言葉に説得力を感じ、心がひかれました。

そう、幸せで不自由もしていない人に。困っている不幸な人の気持ちなど、本当は分かるはずがないのです。安易な同情は不幸な他人をより傷つけることを知るべきなのです。

東北関東大震災に被災している人たちに対して、平穏に暮らしたい人がテレビで「頑張れ」「私たちはみんな応援しています」とニコニコして言っているのが放送されていました。本人はもちろん善意で言っているのでしょうが、被災している人たちはこれを見てどう感じているでしょうか。

私の知り合いで事故で障害者になった人の経験談ですが、はじめ事故に会ったときは、「頑張れ」「応援している」と言って大騒ぎしていましたが、その後事故の後遺症で苦しんでいる自分に対して励ましてくれる人はおろか、連絡してくれる他人もほとんどいなかったそうです。その人は、改めて事故に会った当初の「頑張れ」「応援している」の言葉の冷たさを身にしみて感じたそうです。

「美しい隣人」の最終回を見て、何も分かりもしないで、「頑張れ」「私たちはみんな応援しています」と言うの無神経を感じてしまいました。

何も言わずに黙って、。募金したり、支援物資に協力することがほんとうに応援することになるのではないでしょうか。
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by desire_san | 2009-01-01 02:26 | 写真 & トピツク | Trackback | Comments(2)
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Commented by sheri-sheri at 2014-10-27 10:39
今日は。初めまして。…そのとおりだと思い、共感しました。何も、頑張れとか、応援していますというのは、全員が全員嘘でも口から出まかせでもないと思いますが、過ぎ去ったこととして風化させていくのは申し訳ないことです。たまたま自分がその地にいなかっただけで、いあわせていたらわが身のこと。人は想像力が大事ですね。しかし、私など九州のはじっこに住んで心にいつも気にかけていますが、充分な事も出来ずにいます。当時、カンパしたり、物資を送る方法を現地に問い合わせたりしました。しかし、かけたところ数か所で個人の物資はうけつけないとのことでした。模索するなか、10年間にわたる支援金を・・親を亡くしたお子さんに送るモモ柿育英金を見つけ、そこで支援をしています。ですが、今も震災あとの仮設住宅に住む人数万人、避難民10数万人の現実。ほんとにどうしたらいいのか。・・・こちらは火山の噴火,川内原発再稼働と前のめりで、無力感を感じる毎日です。
Commented by desire_san at 2014-10-27 18:24
コメントありがとうございます。
人間の苦しみは、本当にその人の気持ちに共鳴しないと分からない者だと思います。私は所詮他人には分からないものと割り切っているので、あまり他人の言うえことは気にしないようにしていますが、深い考えのない同情や応援はかえってその人を傷つけるものと思っていますので、何も言わずそっと寄り添っていようと心がけています、