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心に残った自然とアート   

ウィーンを舞台とした貴族社会の黄昏

R.シュトラウス「ばらの騎士」
Richard Strauss " Der Rosenkavalier "


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 東北関東大震災の影響で新演出で楽しみにしていたオペラ「マノン・レスコー」を始め、新国立劇場の3月公演はすべて中止になってしまいました。今後も節電の影響で新国立劇場新のオペラ、バレエは今年はないのかと諦めていましたが、思いがけなく「ばらの騎士」の上演がありました。オペラ再開で、久しぶりにオペラ鑑賞してきました。





Der Rosenkavalier (The Knight of the Rose) is a comic opera in three acts by Richard Strauss.The opera has four main characters: the aristocratic Marschallin, her very young lover Count Octavian Rofrano, her coarse cousin Baron Ochs, and Ochs' prospective fiancée Sophie von Faninal, daughter of a rich bourgeois. At the Marschallin's suggestion, Ochs has Octavian act as his Rosenkavalier, and present the ceremonial silver rose to Sophie. But when Octavian meets Sophie, they fall in love on sight. By a comic intrigue, they get rid of Ochs with the help of the Marschallin, who then yields Octavian to the younger woman.[3] But while a comic opera, Der Rosenkavalier also operates at a deeper level. Conscious of the difference in age between herself and Octavian, the Marschallin muses in bittersweet fashion over the passing of time, growing old, and men's inconstancy.

R.シュトラウスのオペラは、ワーグナーの影響の強い「サロメ」「エレクトラ」「影のない女」のような重厚な音楽の作品と、「アラベッラ」「ナルクス島のアリアドレ」のような軽妙な音楽の作品があります。これらの代表作はすべて新国立劇場で上演されましたが、前者と後者では別の作曲家の作品かと思うほど音楽の作り方が違います。「ばらの騎士」は後者の最も優れたな作品です。「ばらの騎士」は2007年に続いて2回目の上演となります。

a0113718_22131738.jpg ヒロインの元帥夫人は、10代で親から命じられて、宮廷の高官のかなり年上の男性と結婚し、恋を知らないため、30代を過ぎて、10代の美青年のオクタヴィアンに夢中になっていました。貴族の10代の娘ゾフィーの婚約の証の銀のバラを届ける使者にオクタヴィアンを選びます。しかし、ゾフィーも親が選んだ社会的地位の高いがずっと年上の愛してもいないオックス男爵との結婚が決められた境遇でした。婚約の証の銀のバラを届けにきたオクタヴィアンとゾフィーが芽生えます。そのことを知った元帥夫人は、オクタヴィアンへの思いから身を引くことを決め、二人の恋の成就を手助けします。元帥夫人はベテランの実力派で年齢の高い歌手が演ずることが多く、オクタヴィアンをメゾソプラノの女性歌手が演ずることが多いため、この2人の関係は、中年の人妻と若い美青年の関係に思われがちですが、実際の設定の元帥夫人は30代はじめと若く、この程度の恋は小雪と松山ケンイチが結婚したように、現代でも良くある話なのです。18世紀のウインナーワルツが元帥夫人の気持ちを表現していて、哀愁のこもった美しいオペラに仕上がっています。

The opera has four main characters: the aristocratic Marschallin, her very young lover Count Octavian Rofrano, her coarse cousin Baron Ochs, and Ochs' prospective fiancée Sophie von Faninal, daughter of a rich bourgeois. At the Marschallin's suggestion, Ochs has Octavian act as his Rosenkavalier, and present the ceremonial silver rose to Sophie. But when Octavian meets Sophie, they fall in love on sight. By a comic intrigue, they get rid of Ochs with the help of the Marschallin, who then yields Octavian to the younger woman

 原発事故の影響のためか、指揮者と主役の海外で活躍する歌手5人が来日せず、元帥夫人のアンナ=カタリーナ・ベーンケとオックス男爵のフランツ・ハヴラタ以外はすべて日本人歌手が代役するという、少し寂しい舞台でした。


 前回2007年に鑑賞したときは、主役級の5人がすべて海外のトップクラスの歌手で、その当時、新国立劇場で上演されたオペラでも最上級に属する舞台だと思いました。それ以降も、新国立劇場のオペラは主役級はほとんどすべて海外のトップクラスの歌手の歌手を招いて上演していたのを聞きなれていたため、正直若干声量や迫力に乏しく地味な公演という感は拭えませんでした。しかし、震災と原発事故で多くの人が苦しい生活を余儀なくされている日本の現状を考えると、短い時間で代役を揃え、ここまでの水準の舞台見せてくれたことと感謝の気持ちを感じました。

 ジョナサン・ミラーの演出は、R.シュトラウスの音楽と相まって、第一次世界大戦直前の20世紀初頭のウィーン貴族の最後の栄光の時代を感じさせる華やかだが貴族社会の衰退を予感させる雰囲気を出していました。舞台は時代を反映させたウィーン風で、部屋との間の壁をはっきり見せて、使用人たちが動きがアクセントを与えていました。その時代に合わせた衣装に加えて、登場人物の細かい演技きめ細かに仕上げられていました。第2幕のゾフィーとオクタヴィアンの心に急接近、オックス男爵のコミカルなワルツなど、舞台を見る人を楽しませる細かな仕掛けが随所に施され、楽しめる舞台でした。

Richard Strauss was inordinately fond of the female voice, and Der Rosenkavalier is famed for the beautiful music of the three female-voice roles which comprise its protagonists: Sophie, Octavian, and the Marschallin. This love triangle culminates in the exquisite trio and duet which end the opera. Some singers have enjoyed performing more than one of these three roles during the course of their careers.

a0113718_22153788.jpg 2007年の公演では、元帥夫人を演じたニールントの繊細な表現が見事でした。第1幕のオクタヴィアンとの絡み合いでは、R.シュトラウスが用意した二人の気持ちの通い合いとすれ違いを微妙に表現した音楽表現を、オクタヴィアンとの二重唱と老いのモノローグなどを見事に表現していました、第3幕の威厳ある表現もしていました。オクタヴィアンを演じたツィトコーワは、体型や表情がいかにも美少年という印象だったのが印象に残っています。少女らしさを感じさせるゾフィー役のサラとの組み合わせも良く、第3幕のサラ、ツィトコーワ、ニールントの三重唱は歌唱の力量が揃っていて魅力的でした。オックス男爵役のペーター・ローゼは、オクタヴィアンにやっつけられるやくですが、好色な田舎貴族的粗野な性格は出ていましたが、身体も大きく貫禄があって、少年オクタヴィアンにやっつけられるのに少し違和感を感じたのを覚えています。

a0113718_2216197.jpg 今回の元帥夫人役のアンナ=カタリーナ・ベーンケは、高貴で気品と威厳を感じる歌唱と雰囲気をうまく表現していました。唯一当初から配役だったオックス男爵役のフランツ・ハヴラタは、粗野だが貴族的な雰囲気もあり憎めないという点で、2007年の同役のペーター・ローゼより適役だったのではないかと思いました。この2人の歌唱は、迫力がありよくホールに響いていました。

日本人キャストとなった井坂惠のオクタヴィアンの純朴さ、ゾフィーの安井陽子のお嬢様的雰囲気は、適役だったと思います。先の2人と比べると線の細さは否定できませんが、透明感のある声は魅力的で、2人の愛の二重唱は新鮮で清々しさを感じました。

震災の重苦しい毎日を一時夢の世界に誘い、忘れさせてくれる一時でした。
(2011年4月16日 新国立劇場)









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by desire_san | 2011-04-22 00:15 | オペラ | Trackback(4) | Comments(38)
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Commented by hirune-neko at 2011-04-21 14:47
昼寝ネコです

文章を読ませていただき、
ああ、大ホールで生のオペラを鑑賞したいなと
そんな気になりました。

オペラは時間も長いし、大がかりな舞台だし
チケット代は高いし、などと、ついつい
億劫になっていますが、今年は行ってみようかなと
重い腰を上げられるかもしれません。
おかげです。有難うございます。
Commented by kurukuru at 2011-04-21 21:31 x
コメントありがとうございます。
震災の影響で本当にいろんな公演が中止になりましたね。「ばらの騎士」ご覧になる事が出来て良かったですね。確か朝日新聞のコラムにも“海外の歌手の方々が来られなくなったので、急遽日本人歌手で公演した。これを機会に自国の歌手の質を上げて頑張ってもらいたい。”というような記事だったかと思います。
GWの「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011」も形を変えての開催になったようですね。
これから夏に向かって、徐々に様々な公演が行なわれるみたいですから、そちらに期待してます。
Commented by take at 2011-04-21 23:39 x
ブログのコメントありがとうございます。
海外演奏家の来日公演の中止が相次いでいますね。

ウィーン国立歌劇場では
来年の4月に「薔薇の騎士」で
ガランチャが出演しますよ。
Commented by ろき at 2011-04-22 08:09 x
Dezireさん、こんにちは。
指揮者も変えて上演にこぎつけたんですか!観られてよかったですね。
こういう時だからこそ、芸術に触れることは大切だと思います。
セットと衣装が好みです。ウィーンの咲ききった薔薇のような美しさですね。
Commented by seiunzi at 2011-04-22 14:25 x
ブログのコメントありがとうございます。
震災によるキャストの変更があったとのことですが、観客の入りはどうだったのでしょう。

ばらの騎士と言えば先ごろルネ・フレミングが元帥夫人を演じたメトロポリタン歌劇場の公演がNHKBSで放映されましたね。

6月には私もメトロポリタン歌劇場の来日公演「ドン・カルロ」を観にいく予定です。
楽しみにしている公演なので、中止にならないことを祈りたいです。
Commented by transient66 at 2011-04-22 15:44
ブログのコメントありがとうございました。
オペラを最後に見たのは小学生のころだったのですが(当時海外の学校にいたのですが、社会科見学でした。贅沢ですよね今思うと)、大人になってはまったくです。
きっと楽しめると思うのですが…

今年は目当てのバレエ公演があまりないので、オペラもチャレンジしたいと思います!
Commented by yamanteg at 2011-04-22 20:15
近くの大学で震災前に企画されていたコンサート、大震災後実施すべきかどうか、音楽家に何ができるのか、悩み激論がかわされたそうです。

結果、チャリティ・コンサートと衣替えして実施されました。

心理学者・香山リカ氏の講演に続き、バッハ、リストなど松居直美によるパイプオルガン演奏などがありました。

帰り際ほとんどの人が募金箱に入れていました。
私も心ばかり・・・・・・・

Commented by aperto at 2011-04-23 01:59 x
はじめまして、コメントありがとうございました。

「ばらの騎士」は今日(4/22)無事に千穐楽を終えました。ご来場ありがとうございました。

オーケストラとしても初の新国立劇場(大)という事で、万全の体制で臨みたかったのですが、当初は開催すら危ぶまれるような状況で、リハーサルのスタート時は大変でした。

今回の公演は主催の劇場、代役の方々、そして公演を楽しみにしてくださったお客様のお陰で、何とか開催まで辿り着けたと思います。本当に感謝、感謝です。

また近い将来、新国立劇場での演奏ができることを期待しています。その時もどうぞ宜しくお願いします。
Commented by Verdi at 2011-04-23 10:36 x
こんにちは。ブログへのコメント、有り難う御座いました。
そうですねぇ..............まぁ、よく上演に漕ぎ着けたとは思うんですが..........如何せん、色気が、ねぇ..............(^^;
多分震災に関係無く色気が足りない..........こういう所は弛まず考えてFBして欲しいなぁと思います。
Commented at 2011-04-23 12:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Masayuki_Mori at 2011-04-23 13:09 x
こんにちは。
新国立劇場の上演再開は、原発の影響か、主役のほとんどの歌手と指揮者が出演をキャンセル関係者が奔走して、大変な努力により実現したそうです。
海外の一流歌手をそろえた舞台と比べると、多少の不満足はあると思いますが、
とにかく、オペラ再開を実現した、出演者や関係者に敬意を表します。

Commented by ゆりこ at 2011-04-23 13:23 x
2007年の新国立劇場の「ばらの騎士」の公演は見ました。私が見た新国立劇場のオペラの中では、最高の出来だと思いました。
あの舞台の、別のキャストでの再演ですね。ところで、元帥夫人は30代はじめの設定とは、はじめて聞きました。てつきり、中年のオバサンと少年オクタヴィアンに恋していたのかと思いました。
dezireさんのご説明を読んで、元帥夫人は大変魅力的な女性であることを改めて実感しました。

Commented by Satoshi at 2011-04-23 13:50 x
こんにちは。
震災から1ヶ月で、よくオペラ再演にこぎつけたと感心しています。
「ばらの騎士」は好きな演目のひとつです。元帥夫人は30代はじめということは、31歳か32歳ということでしょうか。それでハイティーンの年齢のオクタヴィアンをメゾソプラノに役付けしているのですね。
元帥夫人の配役を実年齢にあわせるのは無理ですね。30代はじめはオペラ歌手としては未だかけだしで、「ばらの騎士」を元帥夫人歌える歌手なんて、健在も、過去もいないでしょうね。色気が足りないとコメントされている方もいますが、オペラの一流歌手はそれなりの年齢になっているし、声量を維持するために体格の人がほとんどですので、本来色気を求めるのは無理があります。オペラは顔が分からないほど遠くから鑑賞して、音楽と舞台の雰囲気を味わうものだと私は思っています。
テレビ放送などで、良く顔をオペラ歌手をアップにしたりしますが、あれは興ざめですね。美男、美女の出演しているアイドル・ドラマではないのですから、容姿の美しさや色気なども求めず、作品の音楽と雰囲気を鑑賞して欲しいものだと思います。
Commented by Haruna_Takahasi at 2011-04-23 14:49 x
こんにちは。
久しぶりのオペラを楽しめてよかったですね。私の申し込んでいたコンサートも中止となり、払い戻しに手間がかかったのでまた、新しくチケットを買おうか思案しています。
新国立劇場も再開されたというニュースを知り、良いコンサートはないか探す気持ちになりました。
Commented by Shushi at 2011-04-23 15:38 x
こんにちは。
ばらの騎士、観られて本当に良かったです。中止になるかと思っていましたので。ベーンケとハヴラタは素晴らしかったです。特にハヴラタはおっしゃるとおり、2007年のローズよりも適役だったかも。ハヴラタのカーテンコールで、私は皆さんと一緒にブラヴォーを叫びました。
ついつい、あの2007年のすばらしさと比べてしまいそうですが、私としては、これまでのオペラ観劇のなかでも、かなり上位の感動を味わいました。
Commented by Nuikaya at 2011-04-23 16:49 x
こんにちは。新国立劇場で、「ばらの騎士」を見たのですね。
私は、かなり前に、今はなき大指揮者、カロロス・クライバーの指揮のウイーン国立歌劇場の「ばらの騎士」の舞台を見ました。あのときの素晴らしい感動が胸に焼き付いています。
あの思い出を壊したくない、尾のときのイメージを失いたくないとおもい、あれ以来、「ばらの騎士」の他の公演があっても避けています。
一種のトラウマですね。(笑)
Commented by 山脇由美 at 2011-04-23 19:22 x
こんばんは。
久しぶりにオペラに行かれたのですね。
私は劇団四季のミュージカルに行きました。
自粛ばかりしていると、気持ちが暗くなるので、時にはオペラやミュージカルを観て元気を足すことも必要ですね。
Commented by felice_vita at 2011-04-23 19:34
ばら騎士、私はドイツものオペラでは文句なしにベスト1オペラです。キャスト変更、いろいろあったようですがこうして上演することこそが大事だと思います。このオペラはきっと人生の節目節目に見るたびに異なる感慨を覚えるのだろうなと思います。今はすっかり自分の衰えを感じ、若い2人を諦観をもって見守るマルシャリンの心境に近くなってきました。ラストの3重唱を思い浮かべるだけで涙が出ます。
演出家も腕の振るいどころが満載のオペラですよね。バラの騎士の登場、バラの献呈のシーンはきっとどんな演出で見ても(あの音楽ですから)、最も胸の震えるシーンかと。ああ、私もまた見たくなってきました。
この公演をご覧になれて、うらやましい!の一言です。
Commented by Aira at 2011-04-23 21:09 x
こんばんは。
東京では、オペラが再開されたのですね。被災地は厳しい状況が続きますがも東京はすこしつづ日常に戻ってきたいるようですね。
オペラ「ばらの騎士」の年齢設定のご説明など大変参考になりました。
また、新しい記事を楽しみにしています。
Commented by calaf at 2011-04-23 21:12 x
My Blogにコメントありがとうございました。
いつも素晴らしい解説と写真に圧倒されています。特に写真はどのようにして入手しているのか不思議でなりません。
新国立劇場オペラパレスの昨年度の公演は、6月まで3演目ありますが海外の歌手の欠場も予想されるため、出かけないことにしています。かわりに9月に公演予定のバイエルン国立劇場の「ローエングリン」のチケットを申し込みました。
Commented by marupuri23 at 2011-04-23 22:32
Dezireさん、いつも鑑賞記事のご案内をいただき、ありがとうございます。私は3月に予定していたオペラ鑑賞が2つとも公演中止となり、震災移行、全く生の演奏に接していませんが、こうした時だからこそ「楽しむ」という行為は、心の回復にとって大事と思います。ひと時、夢の世界に誘われたこと、良かったですね。
シュトラウスの音楽は好きです。作品の中では《カプリッチョ》がお気に入りですので、来月のメト・ライブビューイングでの上映を楽しみにしています。
Commented by Ruiese at 2011-04-23 22:43 x
こんばんは。
R.シュトラウスという作曲家は、オペラを知らないと、ただオーケストレーションが上手な職人的な作曲家のように思えてしまいますが、「エレクトラ」のようなワーグナーのような重厚な音楽から、ここに取り上げている「ばらの騎士」のようなしゃれた軽妙な音楽まで作曲していて、スケールの大きい音楽史に残る巨匠であることが分かりますね。
「ばらの騎士」は、R.シュトラウスの音楽の中で最も好きな音楽です。

Commented by Akiko_kouno at 2011-04-23 23:55 x
お久しぶりです。
「ばらの騎士」はすてきなオペラですね。アリアやソプラノ、メゾソプラノの愛の2重唱、女声3人の3重唱など、R.シュトラウスの音楽の美しさが凝集された作品ですね。
もう終演してしまったようですが、また機会があったら私も聴きに行きたいと思いました。
Commented by tkomakusa1t at 2011-04-24 06:28
三名以外は日本人に変えて
上演されたんですか。
オペラは一度も見たことがなく。。。て。。
オペラ堪能されましたね。
Commented by joycemann at 2011-04-24 09:19
公演を楽しまれたご様子、何よりです。私はリヒャルト・シュトラウス『ばらの騎士』は不勉強でした。
私が住む地域は、東北地方ではありますが三陸沿岸などに比べれば被災地というにはほど遠い状況です。しかし、音楽関連の施設は被災者の避難所になったり、破損していたりと、当分コンサートは行うことができない状況です。
公演に出かけられたブログを読ませていただくことで、音楽、ウィーンを感じました。ありがとうございます。

余裕が出てきたら、『ばらの騎士』、観てみたいと思います。
Commented by HACHI at 2011-04-24 17:15 x
こんにちは。
「ばらの騎士」はなかなか日本では上演しないオペラですね。海外のオペラ来日公演でも「ばらの騎士」を上演したのは聞いたことがありません。
新国立劇場は、「影のない女」などR.シュトラウスのあまり上演されないオペラも積極的に上演しているようですね。
東京に住んでいる方がちょっと羨ましいです。(笑)
Commented by HACHI at 2011-04-24 17:24 x
こんにちは。
「ばらの騎士」は海外のオペラ・来日公演でも上演それた記憶がなく、日本ではめったに見れないオペラですね。
新国立劇場では、「影のない女」「エレクトラ」など日本で上演する機会のないオペラも上演していて、すばらしいことだと思います。
私は、東京に住んでいないので、なかなか行く機会が少なく残念です。
Commented by 溝口健作 at 2011-04-24 18:42 x
「ばらの騎士」の台本を書いたホーフマン・スタールは、ドイツ文学史では重要な人物で、19世紀末の文豪として多高く評価されていました。R.シュトラウスより10歳年上で、当時のドイツではR.シュトラウスよりずっと勇名だったようです。
しかし、R.シュトラウスが三顧の礼でホーフマン・スタールに台本作成を依頼し「エレクトラ」「ばらの騎士」「アラベッラ」などのオペラ史上に残る傑作オペラが誕生しました。
文豪ホーフマン・スタールとの出会いがなければ、R.シュトラウスは歴史に残るようなオペラが作曲できたか、わかりませんね。
Commented by allodola777 at 2011-04-25 00:03
先日は拙ブログへのコメントありがとうございました。
都心でも芸術劇場、ミューザ川崎など、震災で破損してしまった施設がいくかある中、新国でのオペラが困難を乗り越えて上演されたこと、大変勇気付けられた思いです。こういう時こそ、音楽は必要ですね…。
Commented by i_misakura at 2011-04-25 15:01
ブログへのご案内をありがとうございます。
シュトラウスの音楽は色彩が豊かで、気品ある香りを
感じます。
震災の影響をうけるなかでの公演、きっと様々な想いや
祈りが込められたものであったと思います。
レポートを拝読し、あたたかい気持ちになりました。
音楽に携わる者として、日々、ひたむきに誠実に励むのみです。

Commented by tomiot3 at 2011-04-26 07:28
クライバーのLDはウイーンとバイエルンのものをかんしょうしてます。でも実際の舞台を鑑賞した印象は最高ですね。新国立の写真を拝見すると彷彿とした興奮が伝わってきます。有り難うございました。それにしても色んな所にいらっしゃるんですね。それも感動です。
Commented by QSS_7748 at 2011-04-26 19:34 x
「薔薇の騎士」は、R・シュトラウスの中でも一番好きです。素晴らしいオペラですね。 私はルチア・ポップ、ファースベンダー、ギネス・ジョーンズ、C・クライバー指揮バイエルンの演奏が一番好きです。
Commented by Marco777 at 2011-04-26 21:08 x
R.シュトラウスのオペラの「ばらの騎士」は、昔、カラヤン/シュワルツコフの映画は東京上野文化会館で観たきおくがあります。その時は、本場の演奏・歌手・衣装・舞台装置・演出に圧倒された思い出があります。その当時からおもうと、日本の劇場で「ばらの騎士」が生で上演されたのは、万感の思いがいます。

Commented by アルチーナ at 2011-04-27 10:26 x
写真のコラージュ、素敵ですね。
私もベーンケとハヴラタ両者とも満足しました。
特にハヴラタのオックス男爵はおっしゃるとおり、貴族的な雰囲気もあり憎めないところが説得力がありました。
オックス男爵をただ、粗野で好色な田舎者という解釈をしてしまうと
ちょっと違うのではないか?どちらかとティピカルな普通の上流階級で本人は全く悪気が無い、というのが本来では?と今回気づかされました。
Commented by 失われたアウラを求めて at 2011-04-30 11:31 x
しばしば拝見させていただいておりますが、いつもながら大変美しいブログで感服いたしております。私はダリやエルンストも好きなので、(元来フロイト好きなのですが・・・・・・)シュールリアリズム展の記事は大変興味深く読ませていただきました。
Commented by tokutoku127 at 2011-05-02 01:21
ブログのコメントありがとうございました。
私はオペラをほとんどよくしらないため観に行こうと思わなかったのですがdezireさんの文章を拝見したところ観に行こうとする意欲が湧いてきました!!
ありがとうございます。
Commented by Micaera at 2011-05-10 23:47 x
初めまして!
新国立の「ばらの騎士」 私も配役変更に 少し心配しながら行きましたが おっしゃる通り 日本の歌手たちがよくやっていましたね。
風評にもめげず 来てくれた歌手たちにも 感謝しました。
忍び寄る老いを嘆き いさぎよく身を引く心境は 女にしかわからないだろう と常々思っています。あの元帥夫人のアリアは心にひびきました。 
「ばらの騎士」「ばらの騎士」はカラヤンのシュワルツコップ出演のが最高ですね。
Commented by ディック at 2011-05-14 17:21 x
後期ロマン派から近代への橋渡しのあたりの音楽を、最近になってようやく聴くようになってきました。「バラの騎士」は3月にニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の公演をNHKで見たばかりです。最初は音楽に馴染めなくて妙に違和感がありましたが、結局は喜劇として結構楽しんでおりました。配役がイメージと合っているかどうかというのは、楽しめるかどうかのポイントでしょうかね。
間違えてトラックバックを2本送っていますが、カルメンのほうは削除してください。

by desire_san