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心に残った旅・芸術とアートとの出会い   

『椿姫』『リゴレット』と並ぶヴェルディの中期オペラの3大傑作

ヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』

Giuseppe Verdi " Il trovatore "


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 リゴレット』と『椿姫』の間に作曲・上演されたヴェルディの中期オペラの3大傑作といわれる『イル・トロヴァトーレ』が新国立劇場で上演されましたので、鑑賞してきました。
 



 『イル・トロヴァトーレ』は、ヴェルディの中期オペラの3大傑作といわれていますが、『リゴレット』や『椿姫』のように誰も傑作と認める作品ではありません。陰惨で時代考証も含めて無理のあるストーリー、それに似つかわしくないような美しいアリア、伴奏が単純でアリアだけが際立つ音楽と『リゴレット』や『椿姫』のようなバランスのとれたオペラではないため、失敗作だという評論家もいるようです。

Il trovatore is an opera in four acts by Giuseppe Verdi to an Italian libretto by Salvadore Cammarano, based on the play El trovador by Antonio García Gutiérrez. The opera's immense popularity, worldwide in the three years following its premiere.Today, almost all performances use the Italian version and its popularity is illustrated by appearing at number 21 on the Operabase list of the most-performed operas worldwide season to the endseason.

a0113718_18152273.jpg 舞台は15世紀スペインのアラゴン。貴族ルーナ伯爵の弟は病弱で、その原因とされジプシーの老婆は火あぶりにされました。ジプシーの老婆の娘・アズチェーナは自分の母がルーナ伯爵家により火あぶりにされたことを恨み。処刑の時、夢中でルーナ伯爵家の赤子を奪い、炎の中に投げ入れたつもりでしたが、間違えて自分の子供を投げ入れてしまいました。アズチェーナは生き残ったルーナ伯爵の弟を自分の息子として育てました。

 時は過ぎ、成人したルーナ伯爵は有力な貴族となり女官レオノーラに恋をします。しかし、レオノーラは吟遊詩人(トロヴァトーレ)のマンリーコと相思相愛の関係にありました。レオノーラの前で、ルーナ伯爵とマンリーコは決闘となります。

 吟遊詩人マンリーコはジプシーのアズチェーナの息子として育てられました。マンリーコは、アズチェーナから自分の母がルーナ伯爵家によって火あぶりにされた話を語るのを聴き自分の出生に疑いを抱きます。その時マンリーコが決闘で死んだと思い、レオノーラが自分の操を守るため修道院に入るという報せを聞き、ルーナ伯爵が待ち伏せする中、レオノーラを助け出します。

a0113718_18155741.jpg ルーナ伯爵は、マンリーコをおびき出すためアズチェーナを捕えます。母が処刑されると聞いたマンリーコは兵を率いて救出のためルーナ伯爵に闘いを挑みます。

 闘いに敗れマンリーコは母アズチェーナともにルーナ伯爵に捕らえられます。その話を聞いたレオノーラは、ルーナ伯爵に自分の身を捧げることを代償にマンリーコの助命を頼みます。伯爵は喜んでその頼みを聞き入れます。

 レオノーラがマンリーコのところに来て助け出そうとしますが、マンリーコは伯爵に身を捧げたことを非難します。しかしレオノーラは操を守るために、すでに秘かに毒をあおっていたのです。彼女はマンリーコの腕の中で命をひきとります。

 ルーナ伯爵は騙されたことを知って激怒し、マンリーコは処刑されます。息子の死を知ったアズチェーナは、ルーナ伯爵に「マンリーコはお前の弟だ。母さん仇をとりました」と隠された真実を叫び、息を絶えます。

 私は『ルチア』『サロメ』など陰惨なストーリーのオペラは、1度は観ていますが、2度と観たいとは思いません。『ルチア』のクライマックスの狂乱の場を好きな人もいるようですが、こんな救われない場面は少なくても舞台で観たいとは思いません。

 『イル・トロヴァトーレ』は主役の3人が死んでしまう悲惨な話ですが、なぜか舞台に再び足を運びたくなりました。『ルチア』のように純真な一人の女性がすべての悲劇を背負うのではなく、レオノーラとマンリーコは命をかけて愛し合い、アズチェーナは命を賭けて母の復讐を成し遂げるというロマンチックなところに救いがあるからかもしれません。

a0113718_18171441.jpg しかし、それ以上に『イル・トロヴァトーレ』にはアリアの美しさという魅力があります。第1幕のレオノーラの登場シーンの「穏やかな夜に」のアリア、第2幕のルーナ伯爵の「君の微笑み」のアリア、第3幕のマンリーコの「ああ、愛しいわが恋人よ」、第4幕のレオノーラの「恋はバラ色の翼に乗って」「この世に私の愛ほど」と美しいアリアが目白押しです。ヴェルディは仇役のルーナ伯爵にも、「君の微笑み」というはバリトンのアリアでも屈指の美しいアリアでレオノーラを思う心を歌わせているのです。この美しい1曲で冷徹なルーナ伯爵にも人間的魅力があることを表現し、オペラ全体に厚み持たせています。

 アズチェーナには、第2幕で劇的なオーケストラの伴奏により曲全体がドラマテイクな「炎は燃えて」というこのオペラ前半のクライマックスともいえる歌を歌わせています。第2幕前半ではアズチェーナは完全にヒロインです。

  このほか、第2幕の決闘に挑もうとするルーナ伯爵とマンリーコと、これを諌めようとするレオノーラの3人が歌う「私の心は嫉妬のために」の3重賞、第3幕の決死の出陣でマンリーコがテノールのハイCも披露して歌う「見よ、恐ろしき炎を」も、物語のクライマックスにふさわしい名曲です。

a0113718_18174846.jpg 『イル・トロヴァトーレ』は、「呪い」「復讐」といった暗いテーマで多少荒っぽいストーリーを、主要なソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン4人の登場人物の歌の力で観客は物語の中に引き寄せられてしますます。
合唱曲も効果的に使われています。

 第2幕初めのジプシーたちが歌う「アンヴィル・コーラス」は明るく楽しい雰囲気の曲で、ジプシーたちは貧しくても穏やかに生きることを願っていることを感じさせます。一方、ルーナ伯爵の兵士たちが第1幕の初めや第3幕初めの歌う「戦いの野に響くラッパよ」の明るく力強いコーラスは、自分たちが支配者であることを鼓舞するもので、アズチェーナの母が犠牲になりジプシーたちの生活が踏みにじられる現実を浮き彫りにしています。第4幕の僧侶たちの祈りの合唱に舞台の裏から聞こえる牢獄のマンリーコの歌、それに心震えるレオノーラの声も重なる美しい「ミゼレーレ」も美しい曲です。

 この作品では主役4人に力のある歌手をそろえないとオペラが成立しないという難しさがある作品です。今回も主役4人に海外から一流歌劇場で実績のある歌手を呼んで、充実した舞台でした。特に当初予定していた歌手の体調不良で、急遽ヒロイン・レオノーラ役の代役に立ったタマール・イヴェーリが伸びのある歌声で美しいアリアを披露し魅力的でした。特に第4幕は二つの美しいアリアをはじめ、愛するマンリーコに抱かれて息を引き取るまで歌い通しで、ほとんど一人舞台でした。マンリーコ役のヴァルテル・フラッカーロも透明感があり、時には力強い歌唱で豊かな表現力を楽しむことができました。

a0113718_18181160.jpg 演出は極めてオーソドックスなものでしたが、第2幕第2場のレオノーラとマンリーコの一時の幸せな時間を桜の花を背景とした舞台で演出し、そのあとマンリーコが出陣を決意する場面では、アズチェーナが張り付けられている場面が舞台の背景あらわれるなどで変化を持たせていました。最後のアズチェーナがルーナ伯爵に「殺したのはお前の弟だ!」叫んだ瞬間、赤い基調の広々とした光景に舞台が大きく変わったのは、物語が終わったことを印象付け後味のよい演出だったと思いました。

 『イル・トロヴァトーレ』は、プッチーニの作品のようにオーケストラがアリアをバックアップしてくれるのではなく、多くのアリアは伴奏が比較的単調でアリアの歌唱だけで聴かせるように作られていいて、音楽にロマンティシズムが炸裂し、オペラの歌唱の醍醐味が詰め込まれた作品です。『リゴレット』や『椿姫』のようなバランスの良い作品ではありませんが、ヴェルディのオペラのひとつの頂点にある作品だと私は思いました。

(2011年10月2日 新国立劇場 オペラパレス)












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by desire_san | 2011-10-08 10:15 | オペラ | Trackback(2) | Comments(24)
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Tracked from dezire_photo.. at 2011-10-08 22:09
タイトル : 複雑な心理描写を表現した傑作オペラ
ヴェルディ「オテロ」 ヴェルディの『オテロ』は私が初めて生で鑑賞したオペラです。ミラノスカラ座の引越し公演で、主役のオテロにプラシド・ドミンゴ、指揮がカルロス・クライバーという最高の組み合わせでした。ドミンゴの強靭でエネルギーのほとばしるアリアは酔いしれるほど魅力的であり、緊迫感とドラマチックな迫力に貫かれたクライバー率いるスカラ座の演奏は息を呑むほど素晴らしいものでした。この舞台が私がオペラファンになったきっかけとなりました。写真はそのときの公演で使ったのと同じミラノスカラ座舞台装置です。 ...... more
Tracked from Yuri's b.. at 2011-10-22 19:45
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Commented by Kae at 2011-10-08 18:54 x
コメント有難うございました。こちらを読ませていただいて、先日みたイル・トロヴァトーレを、もう一度、読みながら楽しむことができました。私は明日、あまりお好きでないとおっしゃるオペラですが、サロメ、みに行ってきますね!
Commented by 稲毛海岸 at 2011-10-08 19:07 x
私のブログにコメントをいただき、ありがとうございました。私もこの作品は、ストーリーと音楽をセットで観たときに傑作かどうかは「?」と思わないでもありませんが、音楽の訴求力は圧倒的で、現代までオペラの主要レパートリーとして勝ち残っているのには、やはり傑出した魅力があると感じました。作品の分析、大変興味深く拝読致しました。


Commented by 山脇由美 at 2011-10-08 20:51 x
こんばんは。

「イル・トロヴァトーレ」はヴェルディの作品の中でも、ほかの作品にはない魅力をもつ作品だと思います。

「リゴレット」と「椿姫」では、台本が年下のピアーヴェで完全なヴェルディのペースでオペラが作られたようです。そのため全体としてまとまりのよい作品になりました。

「イル・トロヴァトーレ」では、台本がヴェルディより年上のカンマラーノだったため彼の言いなりにならず、話が飛んでいるのに音楽は一気に進んでいくという不協和感がこの作品にはあるように思います。しかし、これがある種の緊張感となっている面もあり、それがこの作品の魅力でもあると思います。

歌手の立場から見ると、レオノーラ役は第4幕でいきなり主役になり、難しいアリアなど彼女が死を迎えるまで歌いとおすことになり、大変な何役ですね。今回のレオノーラ役はかなり良かったようで、満足できる舞台でよかったですね。
Commented by Masayuki_Mori at 2011-10-08 22:06 x
こんばんは。ブログのご案内ありがとうございます。

「イル・トロヴァトーレ」は優れたオペラですが、かなり大胆な台本ですね。
台本の時代設定は15世紀初めのスペインということですが、登場人物の時代考証すると、吟遊詩人が活躍したのは12世紀、魔女裁判の火あぶりは16世紀で15世紀初めにはなかったようです。スペインにジプシーがいたのも少し後になったからで、いろいろな時代の話をつなぎ合わせたようなところがあります。
場所はスペインの設定ですが、音楽はイタリア・ロマンティシズムそのものですね。

モーツアルトのオペラでもそうですが、オペラは音楽を中心に作り上げた一時の夢の世界という性質の総合芸術ですから、台本の矛盾などはどうでもよいことかもしれませんね。

Commented by 猫またぎなリスナー at 2011-10-09 00:52 x
拙ブログ「猫またぎなリスナー」にコメントをいただきありがとうございます。お話は無理筋過ぎる、といいますか、かなりめちゃくちゃなのに音楽は一級品ですね。とても満足して初台から帰ってまいりました。詳細な感想は後日アップする予定ですのでまたいらしてください。
Commented by Ruiese at 2011-10-09 13:37 x
こんにちは。

私も、新国立劇場の「イル・トロヴァトーレ」に行きました。
アリアがどれも素敵でしたね。海外から来た歌手の方も身かったですが、伯爵の家来・フェルランド 役の妻屋 秀和さんが第1幕の最初から存在感ある歌声ですばらしかったと思います。
合唱もよかったです。新国立劇場の合唱団は、世界で活躍する歌手を迎えても、危機劣りしないほど実力をつけていると改めて思いました。
Commented by ゆりこ at 2011-10-09 18:57 x
こんばんは。

ヴェルディの中期オペラは、「椿姫」と「アイーダ」が好きです。「リゴレット」は音楽は美しいですが、かわいがっていた娘が殺さてしまうリゴレットがかわいそうで、マントヴァ公の「女心の歌」が遠くから聞こえるラストが女性の私としては許せなくて、あまり舞台で見たいとは思いませんね。

「イル・トロヴァトーレ」という作品はあまり知りませんでしたが、ブログを読ませていただき、興味を持ちました。みんな死んでしまう悲劇というのがちょっと抵抗がありますが、機会があったらアリアだけでも聴いてみたいと思いました。
Commented by Haruna_Takahash at 2011-10-09 21:27 x
こんばんは。

「イル・トロヴァトーレ」は暗い悲劇ですが、音楽のメロディは美しく、CDで音楽だけ聴いてすいると、そんなに暗い話とは思えないほど音楽は明るく楽しいくらいです。このアンバランスがこのオペラを傑作のひとつにしているのかもしれませんね。
Commented by 慶子_Kinoshita at 2011-10-09 21:55 x
ヴェルディは「椿姫」「リゴレット」などが有名ですが、ほかにもたくさんの傑作オペラを作曲しているのですね。

「イル・トロヴァトーレ」のことは初めて知りましたが、どうもコンサートやCDで音楽だけ楽しんだ方がよいように思いました。私はあまり悲劇的な話は苦手なもんで。(笑)

ブログを愛読しています。いろいろ勉強になります。また新しい話題を楽しみにしています。
Commented by Aira at 2011-10-09 22:18 x
こんばんは。

ときどきおじゃまして勉強させていただいています。

ヴェルディは私の知らないたくさんのオペラの傑作を作曲しているのですね。ブログを読ませていただき、「イル・トロヴァトーレ」のアリアを聞いてみたくなりました。とりあえずCDでご紹介の曲のあるアリア集でも探してみます。

ありがとうございました。
Commented by Nukaya at 2011-10-09 22:39 x
こんばんは。

「イル・トロヴァトーレ」は一度コンサート形式で聴いたことがありますが、意外にアリアの伴奏音楽が単調で、アリアだけで音楽を引っ張っているところがあり、プッチーニのオーケストラと一体となったアリアが好きな私にとっては、かえって新鮮な感じがしました。

「イル・トロヴァトーレ」のアリアが魅力的なことは、共感いたします。
Commented by calaf at 2011-10-10 10:38 x
相変わらず濃密なオペラの知識を駆使され素晴らしいブログですね。
私も先日、バイエルン国立歌劇場の来日公演「ローエングリン」を鑑賞してきましたのでブログをご覧ください。また、12月には、オペラパレスの「こうもり」を鑑賞する予定です。
Commented by opera_libera at 2011-10-10 11:44 x
こんにちは。

「イル・トロヴァトーレ」ロマン派の名場面音楽でつないだような作品ですね。
意外なことにヴェルディは音楽院に合格できなかったため、個人授業で勉強しており、このことが音楽が当時のアカデミズムに妙に染まらず、独創的になったのだと思います。
「イル・トロヴァトーレ」では、まったく別のことを考えている二人の二重唱を同じメロディーで゜歌わせたり、同一旋律が連続するジプシーの音楽を重要なシーンで使ったりと、個性的な個所が随所に見られ、それもこの作品の魅力だと思います。
Commented by calhhe_0259 at 2011-10-10 15:53 x
こんにちは。  はじめまして。

たいへんおもしろく読ませていただきました。

「イル・トロヴァトーレ」は、はじめヴェルディは、「アズチェーナ」と名前を付けたかったといわれていますが、アズチェーナの歌は劇的な伴奏をつけられて、ドラマティックな曲になっていますね。

ヴェルディが気に入った主演歌手が見つからず、なかなか初演がてきなかったといわれています。初演の結果もヴェルディは気に入らなかったようで、歌手がよくなく失敗たったと言っていたそうです。むずかしいオペラですので、ヴェルディのイメージにあう公演がなかなかできなかったのではないでしょうか。


Commented by つるりんこ at 2011-10-11 09:53 x
新国立劇場開幕の新製作は毎年楽しみですね。
「イル・トロヴァトーレ」はハリウッド映画の真逆で、
激しい音楽の後に誰かが死なないと気がすまないイタリアオペラの象徴的作品だと思います。
Commented by rollingwest at 2011-10-12 06:25
芸術の秋ですね。快晴のもとでこのような空気に触れられることは幸せなことです。
Commented by 失われたアウラを求めて at 2011-10-12 20:18 x
こんにちは。私は11日に鑑賞してきました。予習に際して参考にさせて頂きました。大変に有益でした。また私は空海にも関心がありますので、空海と密教美術展の記事も非常に興味深く読ませていただきました。
Commented by rollingwest at 2011-10-13 20:30
コメント入っていなかったかな?

まさに芸術の秋、幅広い趣味でいろいろ勉強になります。日本史専門のRWですが、いつか世界史美術にもデビューしてみたい。
Commented by 失われたアウラを求めて at 2011-10-17 11:05 x
私は11日に鑑賞してきましたので、予習に際して参考にさせて頂きました。大変に有益でした。また、空海の記事は鑑賞し損ねたので、興味深く読ませて頂きました。
Commented by harumichin at 2011-10-27 23:23 x
オペラ超がつくほどのビギナーブログにコメントをいただき、ありがとうございました。
大胆すぎるような「イル・トロヴァトーレ」。細かくかかれていらしゃられ興味深く楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
Commented by Regoret at 2011-11-05 23:07 x
「イル・トロヴァトーレ」は、話の展開には多少強引さがあるが、登場人物がそれぞれの重要性、役割や必要性を持っており、それそれれに与えられているアリアや重唱、合唱はバランスがとれています。それぞれの役のアリアのドラマ性と歌の美しさは総合芸術といえ、後に作曲されたたスケールの大きいなオペラ大作「仮面舞踏会」「運命の力」「ドン・カルロ」「アイーダ」などの傑作の山脈につなる作品だと思います。
Commented by Motaverdie at 2011-11-05 23:34 x
こんばんは。

「イル・トロヴァトーレ」は「リゴレット」「椿姫」の陰に隠れて日本では人気があまりないようですが、オペラ音楽としての完成度はこの三つの中で一番高いのではないでしょうか。
「リゴレット」は二重唱の長い連続が多く、アリアもアンサンブル・フィナーレがありません。これはオペラ作品としてのバランスとしては欠けるものに思えます。「椿姫」は、合唱、アリア、オーケストラのバランスが非常に優れたオペラですが、アルフレード、ジェルモンなど男声陣の充実に対して女声はヴィオレッタだけで、登場人物のバランス、さらにはオペラのバランスとしては決して良いとは言えないのではないでしょうか。どどちらも有名な美しいの魅力で、このバランスの悪さを客に感じさせないのは見事とは思いますが。
「イル・トロヴァトーレ」の二人の男声、二人の女声の音楽の力が対等でそれそれれがある場面では主役として歌い、オペ音楽としては、市場に緊迫感があり、バランスのとれた作品となっています
Commented by marorel_evet52 at 2011-11-06 05:00 x
こんにちは、くわしく読ませていただきました。

『イル・トロヴァトーレ』は、『椿姫』『リゴレット』と並ぶヴェルディの中期オペラの3大傑作とありますが、『イル・トロヴァトーレ』は、後に作曲される壮大なスケールのヴェルディの後期オペラ大作の傑作群につながる作品ではないでしょうか。、特に「イル・トロヴァトーレ」以降のヴェルディのオペラ作品での、メゾ・ソプラノの活躍が目覚ましくなり、これが作品に厚みを増し、スケールの大きな作品を数々生み出していきます。
この作品のアズチェーナは、ヴェルディのオペラのメゾ・ソプラノの最初の大役ではないでしょうか。
Commented by 平川由子 at 2013-04-05 20:40 x
こんばんは 椿姫のオペラ内容は壮絶なものをヒョウゲンしてあるのですね。驚きました。曲のイメージには似つかわしくないようでも?
別コーナの「八ヶ岳の四季」圧倒される様な素晴らしい映像感動しました。見始めたら途中で止められなくて・・・(笑)
メールもfacebookも読めませんでした。やはり動画・写真惹かれますね〜。文字は明日読む事に致します。
有難うございました。