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心に残った旅・芸術とアートとの出会い   

ヨーロッパ有数の美しさを誇るロココ様式装飾美の傑作

ヴィースの巡礼教会      ユタイン・ガーデン
Steingaden;Pilgrimage Church of Wies
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 シユタイン・ガーデンはバイエルン州南部、ロマンチック街道とドイツアルプス街道が交わる地点にある保養地で昔は牧草地でした。この地のヴィースにあるロココ教会は、ヴィースの巡礼教会と呼ばれています。ある農家の夫人がシュタインガーデン修道院の修道士が彫った「鞭打たれるキリスト」の木像が修道院の屋根裏に放置されていたのを、農家の主婦が貰い受け夫婦で密かに祈りを捧げていたところ、このキリストの像が涙を流したという「ヴィースの涙の奇跡」の伝説から巡礼者が集まるようになりました。その噂を聞き、シュタインガーデン修道院が先頭に立ち、浄財を募るなどして建設資金を集め、当時の最高の建築家と装飾化ツィマーマン兄弟に依頼して、建造されたのがこの教会です。




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Steingaden is a town and municipality in the Weilheim-Schongau district of Upper Bavaria, It is the site of the 1 the Wies Church, a UNESCO World Heritage Site. The Pilgrimage Church of Wies is an oval rococo church, designed in the late 1740s by Dominikus Zimmermann, who for the last eleven years of his life lived nearby. It is located in the foothills of the Alps, in the municipality of Steingaden in the Weilheim-Schongau district, Bavaria, Germany.

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 ドイツ・ロココ様式の第一人者ドミニクス・ツィンマーマンが愛情と情熱をこめて設計した教会建築の傑作で、外観は質素ですが、ロココ様式の内装は、天井画はフレスコ画家ヨハン・バプティスト・ツィンマーマンが描いた「天から降ってきた宝物」とも讃えられています。特に天井のフレスコ画はすばらしく、イエスキリストが最後の審判を下す場面が描かれています。祭壇の美しさもヨーロッパでも有数の美しさです。完成は1757年で、ユネスコの世界遺産に登録されています。

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It is said that, tears were seen on a dilapidated wooden figure of the Scourged Saviour. This miracle resulted in a pilgrimage rush to see the sculpture. A small chapel was built to house the statue but it was soon realized that the building would be too small for the number of pilgrims it attracted, Construction took place between 1745 and 1754, and the interior was decorated with frescoes and with stuccowork in the tradition of the Wessobrunner School. Everything was done throughout the church to make the supernatural visible. Sculpture and murals combined to unleash the divine in visible form.

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ヴィースの巡礼教会 写真ギャラリー  文字をクリックするとリンクします。

Pilgrimage Church of Wies Photo Gallery 
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by desire_san | 2013-11-28 23:56 | ドイツ(南) | Trackback(3) | Comments(10)
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Tracked from dezire_photo.. at 2013-11-23 14:51
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Commented by Haruna_Takahash at 2013-11-23 14:49 x
ヴィース教会は話には聞いたことがありますが、初めて見せていただきました。ロココは後期バロックの様式という意認識を私は持っていますがバロックがsymmetry的であるのに対してロココはasymmetryの美学により、バロック的な秩序・調和を逸脱し、カトリック的な芸術から解放されていった意味もあると思います。このヴィース教会も豪華絢爛な装飾ではありますが、宗教性があまり感じられず、世俗化されて軽妙な美しさを感じますね。写真をを拝見して気が付きましたが、薄いブルー、薄いピンク、クリーム色といった淡い色彩に包まれ、バロックの原色を多用する装飾と大きな違いを感じました。
Commented by Matsumoto at 2013-11-23 21:22 x
Matsumotoです。お久しぶりてす。
ブログは時々拝見しています。ヴィースの巡礼教会は初めて写真を拝見しました。ロココ装飾の寺院は珍しいですね。
寺院というとほとんどがバロック様式ですよね。
存知のようにロココ はフランスで流行した典雅な曲線,貝殻装飾を特徴とし,華やかさが特色です。それに対してバロックは、これもご存じだと思いますが、ポルトガル語の barroco(ゆがんだ真珠)]からきていて、過剰な曲線的装飾技巧が特色で古典的美意識に対して不調和,劇的要素わ特色としていました。ずいぶんバロック様式の寺院とは違うものだと驚きました。しかしとにかくすばらしい美しさですね。
Commented by Veroskaya at 2013-11-23 21:42 x
始めまして。ブログから内装美術にご興味がおありになる拝見しましたので、ウクライナについてご紹介させていただきます。ウクライナの首都となっているキエフにはロココ様式の美しい内装を持つ建造物がたくさんあります。内部のロココ調の装飾が美しいのはアンドレイ教会が有名です。ロココ様式ではありませんが、世界遺産に登録されている聖ソフィア大聖堂は中は豪華な一面のフレスコ画とモザイク装飾がすばらしいです。美しい建造物がたくさんありますので、ぜひウクライナにもお越しください。
Commented by 緑のかたつむり at 2013-11-24 08:50 x
素晴らしい教会ですね!!
外見と内装の落差に驚きました。ロココ朝の華麗な美しさに目を見張ります。
こちらのブログに伺うと、出かけたいリストが増えますが・・・・
Commented by desire_san at 2013-11-24 11:17
Takahashiさん、Matsumoto さん
ロココ装飾とバロック装飾の違いについて詳しいお話ありがとうございました。絵画では分かりますが、ロココ装飾とバロック装飾の室内装飾での違いはよくわからなかったので、ご説明は大変助かります。教会でロココ装飾というのは初めて見ました。
Commented by desire_san at 2013-11-24 11:19
Veroskaya さん、ウクライナについての情報ありがとうございました。行って見たいところがアクサンありますね。
Commented by desire_san at 2013-11-24 11:28
緑のかたつむりさん、コメントありがとうございます。
建築という意味では。ロココ建築はバロック建築のひとつのスタイルとみられているようです。あえていえばより優美さを大切にしたということでしょうか。サンスーシ宮殿はロココ建築と言えるかもしれません。エカテリーナ宮殿も、ベルサイユ宮殿やシェーンブルン宮殿と比べるとロココ的と言えるかもしれません。
Commented by Rueise at 2013-11-25 09:48 x
こんにちは。
ヴィースの巡礼教会のロココ装飾は見事ですね。
意外にしられていないのですが、ウィーンのシェーンブルグ宮殿は、バロック建築の巨匠フィッシャー・フォン・エルラッハが設計して建設しましたが、内装は女帝マリア・テレジアの趣味で、優美なロココ様式で統一されています。モーツァルトが御前演奏をした鏡の間は典型的なロココ様式の内装で、優美な美しさです。
Commented at 2015-01-03 12:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by desire_san at 2015-01-03 13:24
minga さん、貴重なご指摘をいただき、ありがとうございます。
キリスト教に知識が乏しいため、旅行解説本の説明を信じて書いてしまいました。ご指摘に従い、記述をていせいさせていただきます。ありがとうございました。