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芸術と自然の美を巡る旅  

天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる

バルセロナ サクラダ・ファミリア

Sagrada Família


天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_10550659.jpg


 サクラダ・ファミリアは聖家族贖罪教会という正式名称を持つバルセロナにあるカトリック教会のバシリカで、聖家族教会とも呼ばれています。サクラダ・ファミリアは、ガウディの代表作であるのみならず、モダニズム建築でも最も有名で最も観光客を集めているモニュメントです。1882年に着工され、現在でもその建設は続いています。ガウディ没後100周年である2026年完成に、日本人彫刻家の外尾悦郎氏も関与しています。バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共、パラボリックな放物線状の構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っています。






Sagrada Família isa large Roman Catholic church in Barcelona, Catalonia, designed by Catalanarchitect Antoni Gaudí. Although incomplete, the church is a UNESCO WorldHeritage Site,and in November 2010 Pope Benedict XVI consecrated and proclaimedit a minor basilica.


 サクラダ・ファミリアを初めて訪れて、聖堂の祭壇の祈りの場に座ると、そこは、心が解放され、安らぎを感ずる美しいで、空間天井は光がしさこみ美しい光の楽園のように感じました、天街からつるされている十字架のキリストは清らかに美しい光のさす天上の世界に昇って行くようです。これこそがガウディが造りたかった、世界のどこにもない天上の世界につながる神聖な教会だったという確信がわいてきました。


Construction ofSagrada Família had commenced in 1882 and Gaudí became involved in 1883, takingover the project and transforming it with his architectural and engineeringstyle, combining Gothic and curvilinear Art Nouveau forms. Gaudí devoted hislast years to the project, and at the time of his death at age 73 in 1926, lessthan a quarter of the project was complete.




 1883年にはサクラダ・ファミリアは、民間カトリック団体「サン・ホセ協会」が、すべて個人の寄付に依って建設される贖罪教会として計画し、初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受け着工しました。しかし意見の対立からビリャールは辞任、その後を引き継いで2代目建築家に任命されたのが当時は未だ無名だったアントニ・ガウディでした。ガウディは熱心なカトリック教徒で、1914年以降、彼は宗教関連以外の依頼を断り、サクラダ・ファミリアの建設に全精力を注ぎました。以降、ガウディは設計を一から練り直し、1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組みました。


 贖罪教会なので、建設の財政は喜捨に頼っていため、別々の箇所を同時に建設することはできませんでした。親族や友人の相次ぐ死によるガウディの仕事の停滞とバルセロナ市が財政危機で、サグラダ・ファミリアの建設は進まず、コロニア・グエル教会堂の建設工事も未完のまま、パトロンのエウゼビ・グエイも死去してしまいました。1926年には交通事故でガウディ自身も亡くなってしまいました、


天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_11141433.jpg


 生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなどのみでした。ガウディは仔細な設計図を残しておらず、様々な実験を繰り返し、サクラダ・ファミリアの完成図を描いたガウディは全体の設計図を残さずに大型模型や、紐と錘を用いた実験道具を使って、構造を検討したとされています。


 以後の工事を引き継ぐ者の作業は難航しました。スペイン内戦でガウディの模型は破片となり、ガウディの構想に基づき弟子たちが作成した資料などは大部分が消失しました。しかし、職人による伝承や大まかな外観のデッサンなど残されたわずかな資料を元に、時代毎の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われているのです。


 ガウディの設計思想とその想いを受け継いだ弟子の息子で、主任建築家の“ジョルディ・ボネット”さんは、親子2代にわたって、サクラダ・ファミリアの建設をリードしてきたボネットさんの父親と、ガウディ自身が造った10分の1サイズの“石膏(せっこう)模型”を、数十年かけて復元しました。ボネットさんは「父が残した石膏模型から明白な規則性を発見した」と言います。


 贖罪教会なので、作業の財政は喜捨に頼っていたために、別々の箇所を同時に建設することはできませんでしたが、1990年代以降訪問者の急増と作品の世評の高まりで財政状況が好転し、2026年に完成と発表するに至りました。

 サクラダ・ファミリアは、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、放物線状の構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式が特徴です。生前のガウディが実現したのは地下聖堂と生誕のファサードなどでしたが、ユネスコの世界遺産に登録されています。


 外部の壮麗な姿はバルセロナの象徴であり、ファサードの彫刻などガウディ建築の代表作として世界中に知られています。とくに、生誕のファサードの建物正面の緻密な彫刻は圧巻で、この巨大な建物自体をガウディは楽器に見立てていたという説もあり、その内部は、教会の鐘の音を内部で増幅させ、バルセロナ市内に響かせることのできる構造になっているといいます。


 北ファサード、イエスの誕生を表す東ファサード、イエスの受難を表す西ファサードや内陣、身廊などはほぼ完成したがイエスの栄光を表すメインファサード。これらの塔の12本が12使徒、4本が福音記者、1本が聖母マリア、1本がイエス・キリストを象徴するものとされています。


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 東側の生誕のファサードでは、キリストの誕生から初めての説教を行うまでの逸話が彫刻によって表現されている。3つの門によって構成され、左門が父ヨセフ、中央門がイエス、右門が母マリアを象徴する。中央の門を構成する柱の土台には変わらないものの象徴として亀が彫刻され、中央の柱の土台にはリンゴをくわえた蛇が彫刻されています。また、門の両脇には変化するものの象徴としてカメレオンが配置されています。中央門では、受胎告知、キリストの降誕、祝福をする天使、東方の三博士や羊飼い達などが彫られている。左門ではローマ兵による嬰児虐殺、聖家族のエジプトへの逃避、父ヨセフの大工道具などが彫られ、右門には母マリア、イエスの洗礼、父ヨセフの大工仕事を手伝うイエスなどが彫られています。


天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_11180422.jpg 西側の受難のファサードには、イエスの最後の晩餐からキリストの磔刑、キリストの昇天までの有名な場面が彫刻されている。東側とは全く異なり、現代彫刻でイエスの受難が表現されており、左下の最後の晩餐から右上のイエスの埋葬まで「S」の字を逆になぞるように彫刻が配置されていいます。最後の晩餐→ペテロとローマ兵たち→ユダの接吻と裏切り→鞭打ちの刑→ペテロの否認→イエスの捕縛→ポンティウス・ピラトゥスと裁判→十字架を担ぐシモン→ゴルゴタの丘への道を行くイエスとイエスの顔を拭った聖布を持つヴェロニカ→イエスの脇腹を突くことになる槍を持つ騎兵ロンギヌス→賭博をするローマ兵→イエスの磔刑→イエスの埋葬と復活の象徴、そして鐘楼を渡す橋の中央に昇天するイエスが配置されていす。


天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_11193019.jpgThelargest and most striking of the façades will be the Glory Façade, on whichconstruction began in 2002. It will be the principal façade and will offeraccess to the central nave. Dedicated to the Celestial Glory of Jesus, itrepresents the road to God: Death, Final Judgment, and Glory, while Hell isleft for those who deviate from God's will. Aware that he would not live longenough to see this façade completed, Gaudí made a model which was demolished in1936, whose original fragments were base for the development of the project ofthe façade. The completion of this façade will require the demolition of thecomplete block with buildings across the Carrer de Mallorca. To reach the GloryPortico the large staircase will lead over the underground passage built overCarrer de Mallorca with the decoration representing Hell and vice. It will bedecorated with demons, idols, false gods, heresy and schisms, etc. Purgatoryand death will also be depicted, the latter using tombs along the ground. Theportico will have seven large columns dedicated to spiritual gifts. At the baseof the columns there will be representations of the Seven Deadly Sins, and atthe top, The Seven Heavenly Virtues.


天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_11220762.jpg ガウディは奇抜なデザインをつくる独断的な性格と思われがちですが、敬虔なキリスト教徒であり、ガウディのサクラダ・ファミリアの発想は「急激に都市化したバルセロナで、地方出身の労働者たちの“祈りの場”を造りたい」ということでした。ガウディは「聖堂の内部は森に、天井は神を称賛する人々を覆う大木の葉になる」と弟子に言い残しています。

 

 ガウディは聖堂内で、木漏れ日の中の森の礼拝をイメージしていました。“柱は枝分かれして天に伸びる木々、天井はシュロの葉”。そんな森を設計するキーワードが、幾何学だったということが、石膏模型を詳細に研究することで明らかになった判りやすい比率を用い、直線だけで構成され、自然法則を利用した建築であることが分かり複雑な天井の形が建築可能になりました。


Thechurch plan is that of a Latin cross with five aisles. The central nave vaultsreach forty-five metres while the sidenave vaults reach thirty metres . The transept has three aisles. The columnsare on a 7.5 metre grid. However, the columns of the apse, resting on delVillar's foundation, do not adhere to the grid, requiring a section of columnsof the ambulatory to transition to the grid thus creating a horseshoe patternto the layout of those columns. The crossing rests on the four central columnsof porphyry supporting a great hyperboloid surrounded by two rings of twelvehyperboloids . The central vault reaches sixty metres. The apse is capped by ahyperboloid vault reaching seventy-five metres Gaudí intended that a visitor standing at the main entrance be able tosee the vaults of the navet.


天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_11231361.jpg サクラダ・ファミリアを初めて訪れて、私は奇抜なデザインと見事な彫刻により装飾された建物の外部も見事だと思いましたが、内部はさらに見事だと感じました。広大な礼拝空間に注ぐステンドグラスの光、ガウディらしい柱の羅列は息をのむほどした。


 教会の権威を見せつけるような他のカトリック教会とは全く違った観念と美意識で、ガウディは神と天国の世界空間を造り上げているように感じました。心が解放され、安らぎを感ずる今までの常識を超えた美しい空間。聖堂の祭壇の前に座ると、どんどんその世界に魅せられていきます。それは、バッハの「マタイ受難曲」を聴いている時間に共鳴します。静かなサクラダ・ファミリアの祭壇の前にすわってくると、有名なアルトのアリア「憐れみたまえ、わが神よ」、終結合唱「われらは涙流してひざまずき」が聴こえてくるようです。


 私はキリスト教徒ではありませんが、バッハの「マタイ受難曲」を聴くと、イエス・キリストが命をかけて何を人類に伝えたかったのが理解できるように感じます。神が本当に存在するかは分かりませんが、「マタイ受難曲」から感ずるイエス・キリストが人類に伝えたかったことは、人類が幸せに生存していくための根管的な真理のように感じてくるのです。それを音楽で伝えようとしたバツハは偉大な音楽家で、「マタイ受難曲」は音楽史を超えた傑作だと考えています。

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 サクラダ・ファミリアの中でバッハの音楽を感ずるのはなぜでしょうか。ガウディは自然と神とを一体のものと捉え、自然の秩序を学んでそれを創作に活かすことが、神の創造に寄与することになると考えていました。サクラダ・ファミリアの制作は神に捧げるものでした。バッハも神への捧げものとして宗教音楽をつくっていました。プロテスタントのルター派を信望したバッハがロ短調ミサ曲というカトリックのミサ曲ともいえる傑作を作曲していますが、これはロテスタント各派とカトリックも含めた抗争に対して、神は一つであることを音楽で示したといわれています。この音楽はカトリック的な神の讃美の世界と、ルター派的
十字架信仰の世界が、類のないほど衝撃的に出会う場でもありました。

天才ガウディが美しい建築様式と彫刻、装飾を集約させた教会でバッハを感ずる_a0113718_11270457.jpg


 サクラダ・ファミリアの天井近くは光がしさこみ、美しい光の楽園であり、天国を感じさせます。天街からつるされている十字架のキリストは清らかに美しい光のさす天上の世界に昇っていくように感じます。これこそがガウディが造りたかった天上の世界につながる神聖な聖堂だったのではないでしょうか。これは神の世界ではないかと思うほど息をのむ美しさ。こんなに美しい空間を作れるのは、ガウディの天才的才能だけでなく、キリスト教の精神の深い理解があったのでしょう。神の世界がここにあると感じ、一生ここにいたくなります。


SagradaFamilia ofthe ceiling near the light Shisakomi, is a beautiful light ofparadise, it isheaven. The Cross of Christ that has been suspended from heavencity seems to goup to the heavens of the world pointed to pure beautifullight. Gaudi Willwanted to build a sacred shrine that leads to heaven of theworld. This is thebeauty that is breathtaking, such as the God of the world.Deep understanding ofthe genius and the Christian spirit of Gaudi would hadmade such a beautifulspace. I'm here it feels like a God in the world, nowwanna be here a lifetime.




 どんないう美しい聖堂や教会でも、教会の権力を誇示した押しつけがましさを感じる部分がありますが、サクラダ・ファミリアには一切そういうものは感じられません。ガウディは人類に神が地上の人間に真の神の世界を伝えたかったのかもしれません。バッハが真に神への捧げる音楽を人類に残し、それが永遠に人類にキリスト教の精神を語りかけてくるように、サクラダ・ファミリアも永遠に真の神の世界を人類に伝えようとたかったのかも知れません。




参考文献:

Richard Miller (),鳥居徳敏(),「ガウディ サグラダ・ファミリア聖堂」2004 西村書店

外尾悦郎「サグラダ・ファミリア ガウディとの対話」 2011年 原書房





サクラダ・ファミリア・ファザードの彫刻 写真ギャラリー  
サクラダ・ファミリアの内装 写真ギャラリー 
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Façades of Sagrada Família Photo Gallery 
Interior of Sagrada Família Photo Gallery

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by desire_san | 2015-09-06 11:18 | スペイン美術の旅 | Trackback(4) | Comments(32)
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Commented by Masayuki_Mori at 2015-07-24 18:22 x
興味深くは意図せ区しました。サグラダ・ファミリアの建設に携わってきた外尾悦郎氏が、「ガウディは人間がつくり得る最高のものを神に捧げようとしていました」と書いています。ガウディは自然と神とを一体のものと捉え、自然の秩序を学んで創作に活かすことが、神の創造に貢献すると考えていたようです。ガウディにとってサグラダ・ファミリアの建設は神に捧げるものだったのかもしれません。そのようなガウディの精神がdezireさんに、サグラダ・ファミリアを神の世界と感じさせたような気がします。
Commented by 山脇由美 at 2015-07-24 18:42 x
サクラダ・ファミリアは行ったことがなかったので、美しい写真などでその雰囲気を味あわせて頂きました。
ガウディのことは分かりませんが、バッハは神への捧げものとしてカンタータや受難曲などの宗教音楽を作曲していたと思われます。バツハの楽譜から、三位一体を象徴してね重要な音楽上の変化は必ず3の倍数の小節のところで表したり、全体として十字架に見えるように楽譜を書いたり、音楽を聴いても分からない所にも仕掛けを施しているそうです。これらのことも、バッハが神に捧げるために音楽を書いたことを示すものと言われています。バッハの音楽には和声を支える通奏低音など多様な要素から音楽を作っていますが、写真を拝見すると、サクラダ・ファミリアも、デザインや彫刻の中にいろいろな象徴を表現したりしているように感じます。
Commented by Haruna_Takahashi at 2015-07-25 09:41 x
お久しぶりです。興味を持って読ませていただきました。
お書きになっているように、ガウディとバッハは似ているところもあると思いますが、バッハの音楽は土台と基礎ががしっかりしていて、強固な土台の上に彫刻を積み上げた建築のようで、すごく緻密で優れた芸術生とそれに加えてた装飾的な魅力があります。ガウディについては詳しくないのであくまで印象ですが、鉄の曲線やガラスの装飾にがすばらしく、家具やドアも人間工学に基づいた使いやすさを追求しているそうですが、設計図よりも模型による実験を重視し、工学的な面と感覚的な面があり、バッハとはアプローチが違うように思います。宗教観についてはご意見のとおりかもしれませんね。
Commented by Keiko_Kinoshita at 2015-07-25 10:00 x
いつも楽しみにブログを拝見しています。私も好きなサグラダ・ファ ミリアの記事なのでコメントさせて抱きます。
何故ガウディのサグラダ・ファ ミリアが人を魅了するのかは、dezireさんも触れておられますが、ここを構成する主体は曲線であり直線ではなく、岩窟を感じさせながら天と地を結でいます。そこには森に神宿るという古代信仰とも関係する自然と共生する思想があり、尖塔の頂きは植物的でもあります。それは カトリックの大聖堂の枠を超えて、諸宗教を包括する宗教観があるように私も感じました。
Commented by desire_san at 2015-07-25 13:15
Moriさん、ご無沙汰しております。
外尾悦郎さんもそのように書いておられましたか。
貴重なお話ありがとうございました。
Commented by desire_san at 2015-07-25 13:19
山脇さん、コメントありがとうございます。
バツハの楽譜に三位一体や全体として十字架に見えるように楽譜を書かれていたり、神に対する思いが込められていることは初めて知りました。バツハについての貴重なお話ありがとうございました。
Commented by desire_san at 2015-07-25 13:24
Takahashiさん、先日はありがとうございました。
バッハは綿密に制作ノートを作ったり丁寧に楽譜を書いているところは、設計図をあまり書かずに模型とメモしか残さなかったガウディとは、芸術家としての気質の違いはありますね。信仰や人生哲学とは少し違いますが、確かに気質の違いは、創造した芸術にも違いがあることを示唆しているのかも知れませんね。
Commented by desire_san at 2015-07-25 13:29
Kinoshitaさん、いつもブログを見て頂いてありがとうございます。Kinoshitaさんが子指摘のように、サグラダ・ファ ミリアには、古代信仰とも共鳴する自然と共生する思想を確かに感じますね。このあたりが、従来のカトリックの大聖堂などとは全く異なった世界を感ずるのかも知れません。
Commented by Ich at 2015-07-25 20:42 x
お久しぶりです。随分に完成へと近づいてきたサクラダ・ファミリアを拝見出来、嬉しく思います。私は1980年頃と1990年頃の二度、バルセロナを訪れました。まだその頃は治安も悪く、車中の荷物の盗難にあったりして彼の地の良い思い出がありませんでした。今こうしてバッハと繋げた記事を拝見し、素敵な数々のFotoにあらためてサクラダ・ファミリアに魅入っております。
Commented by small-small-world at 2015-07-25 23:09
はじめまして。
よく調べて書いていらっしゃるので感心しました。
バルセロナの街の印象はいかがでしたか。私個人としては、ゴシック地区のカテドラルや計画された都市の活発な雰囲気が印象的でした。
Commented by desire_san at 2015-07-25 23:36
Ichさん、記事を読んでいただきありがとうございます。
1980年頃と1990年頃にバルセロナに行かれたのですね。そのころのバルセロナは今とはまた違った雰囲気だったのでしょうね。今でもスペインはあまり治安が良くありませんが、観光地は比較的安全のようです。スペインの中でもバルセロナは活気のある街ですね。
サクラダ・ファミリアは特に祭壇の前に座ると、感激するほどすばらしかったです。
Commented by desire_san at 2015-07-25 23:40
small-small-worldさん。コメントありがとうございまする
この後にバルセロナの街の写真とともにレポートしますが、バルセロナは町全体が統一感のある美しい街でした。ゴシック地区のカテドラルにについてもレポートしますが、サクラダ・ファミリアとは違った魅力がありました。
Commented by snowdrop-momo at 2015-07-26 08:47
こんにちは。サクラダ・ファミリアとバッハへのオマージュ、興味深く拝読しました。desireさんと違ってツアー旅行で、ここまでじっくり細部を見る余裕がなかったので、ありがたく思います。

日本人彫刻家も含め、大勢の人々が集ってガウディの構想を完成させようとしている、その情熱の集積も美しさとなって結晶しているのでしょう。

中世の教会も長い時をかけて造られましたが、民衆が目で読む聖書としての役割が大きかったためか、重圧感を感じさせることが確かにあります。ガウディの造形はもっと自由かつ大胆で、壮大でありながら軽やかな印象を受けます。

desireさんのステンドグラスやヴォールトの光あふれる写真を拝見していて、バッハのロ短調ミサ曲(ガーディナー指揮)が聴こえてきました。静かな明るさに満ちた日曜の朝をありがとうございます。
Commented at 2015-07-26 11:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by desire_san at 2015-07-27 08:15
snowdrop-momoさん。コメントありがとうございます。
ガウディが亡くなっも、ガウディの構想を最後まで完成させようと大勢の人々が努力していること自体がすごいことですね。
実際にサクラダ・ファミリアの礼拝堂の前に座って、この聖堂を完成させようと多くの人々が勢力を注いている理由が分かったような気がします。本当に他に類のない大聖堂でした。
Commented by desire_san at 2015-07-27 08:23
mirasierraさん、大変失礼いたしました。
2009年にサグラダ・ファミリアに行ったときの貴重なお話ありがとうございました。その翌年にローマ法王がミサを執り行いサグラダ・ファミリアはバシリカとなったのですね。
内部が美しくなってから見られたのは大変幸運で。幸せでした。
Commented by めいすい at 2015-07-28 06:33 x
サクラダファミリアは、その独創性からいって地球上の最も偉大な建築物の1つですね。詳細な解説は見事です。
私は、2003年に行きました。尖塔の細い階段を登ったことを覚えています。その後、ずいぶんと建築が進みました。最近完成した部分は近代的なような気がします。
また、当時、建築中なので世界遺産にはならないと聞ききましたが、その後、2005年に指定されました。
Commented by mohariza12 at 2015-07-29 19:49
desire_sanさんへ、弊ブログへのトラックバックありがとうございます。
サグラダ・ファミリアは、実物は観たことは無いですが、生誕の門 他、詳細は理解しています。
<ガウディは人類に神が地上の人間に真の神の世界を伝えたかったのかもしれません。>は、云えているかも知れませんが、私自身は ガウディが宗教に完全に帰依していたのか?は確信していません。

<柱は枝分かれして天に伸びる木々、天井はシュロの葉”。そんな森を設計するキーワードが、幾何学だったということが、石膏模型を詳細に研究することで明らかになった判りやすい比率を用い、直線だけで構成され、自然法則を利用した建築である>のは事実で、
それは、コロニア・グエル教会の10年に亘る逆釣り実験等から導き出されたもので、表面等の装飾は、(私が命名した)「副々構造」的な付加体で、構造と一体になったもので、最新の解析が出来ない間は、装飾に人々は幻惑されていた、と思っています。

なお、ガウディの没後100年にあたる2026年に完成予定とされていますが、完成を焦るあまり、ステンドグラス、身廊の手すり等、ガウディが存命なら許さなかったと思われる安易な作業(モノ)があり、あまり焦らず、良い教会を目指してほしい、と思っています。
Commented by desire_san at 2015-07-30 18:38
めいすいさん、コメントありがとうございます。
サクラダファミリアに2003年に行かれたのですね。今よりはガウディの設計の意図がより感じられたかもしれませんね。
ご指摘のように、独創的で地球上の最も偉大な建築物の1つであることは間違いありませんね。
Commented by desire_san at 2015-07-30 18:44
mohariza1さん、ガウディは確かに、最初は無神論者だったそうですから、宗教に完全に帰依していたのかという疑問は残りますね。私は祭壇の前に座ってみて、地上と神の世界を感じましたが、それがカトリックのキリスト教の神の世界を表していたとは感じませんでした。ガウディはカトリックのキリスト教とは別の神の世界を考えいたのかも知れないとも感じました。
Commented by mohariza12 at 2015-07-30 21:22
desire_sanさんへ、ガウディの神とは、私は<自然(への畏敬)そのもの>だった、と思っています。

今、ガウディの没後100年に向け、サグラダ・ファミリアの完成を目指していますが、それと共に、サグラダ・ファミリアのカトリック教会として、ガウディを神に祭り上げる構想があるそうです。

ガウディが無神論者だった とは云いませんが、ガウディを神にして良いのか・・・?、との疑問があります・・・。


Commented by rollingwest at 2015-07-31 07:16
サクラダ・ファミリアh一体いつ完成するんですかね~、ガウディ以来、建築費にどれだけの人件費と資材費がかかったのでしょうか・・。あんまり現実的な話をしちゃ芸術にはならないか~(苦笑)
Commented by desire_san at 2015-08-03 08:37
mohariza12さん。コメントありがとうございます。
ガウディは無神論者だったが、サクラダ・ファミリアの仕事を始めてから熱心なカトリック信者になったと書いてある本もありますが。ご指摘のように、本当はカトリックを進行していたのではなく、自ら想像した神の教会をを表現したかったのかも知れませんね。いろいろなイメージを抱かせるサクラダ・ファミリアこそ、真の芸術なのかもしれません。
Commented by desire_san at 2015-08-03 08:40
rollingwestさん、サクラダ・ファミリアは2026年年に完成を目標にしてるそうですが、優れた芸術は未完成の状態でも、人々を感動させますね。
Commented by bernardbuffet at 2015-09-05 20:04
>教会の権力を誇示した押しつけがましさを感じる部分がありますが、サクラダ・ファミリアには一切そういうものは感じられません。
なるほど、その通りですね。
確かに、この教会を見たときに高圧的な圧迫感やドグマティックな威圧感をまったく感じませんでした。
Commented by desire_san at 2015-09-05 23:36
bernardbuffetさん、サクラダ・ファミリアは司教や法王の権力で作った教会ではなく、民間カトリック団体が個人の寄付を集めて造った教会なので、ガウディも自由に才能を発揮できたのでしょうね。
Commented by aikospain at 2015-09-23 05:08
サグラダファミリアは私も何度か行きましたが、何年か前に完成した内部は本当に素晴らしいと思いました。植物の中にいるような安らぎを感じますよね。
Commented by desire_san at 2015-09-23 08:10
aikospainさん、ありがとうございます。
同感です。植物の中にいるような安らぎ、これもガウディが追及したのもなのでしょうね。
Commented by I.K at 2020-06-01 17:21 x
若き日の天才建築家ガウディが活躍する小説があります。「G」という題です。せっかく邦訳したのだから、どこか出版してくれないものでしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=bEpwrpDWoZ4&t=11s
Commented by S.H at 2020-06-01 17:22 x
4年前、サグラダ・ファミリア行きました。外観も凄いですが、内部も凄いと思いました。ここで行われたモーッァルトのレクイエムがテレビで放送されたのをみました。生で聴きたいものです。入口外のファサードにたくさんの天使たちが楽器を演奏しているのも見ものの一つですね。2026年ガウディの没後200年には完成の予定と聞きます。その時はまた行きたいものです。
Commented by Siro_gjret at 2020-06-01 19:37 x
はじめまして
サクラダ・ファミリアは、高校の同級生が一昨年行ってきました。そのときの写真投稿があって素晴らしい‼️の
ひとことでした☺️
さてガウディをオマージュした曲がありますよ。
間宮芳生作曲
「カタロニアの栄光」
https://g.co/kgs/V1KYzo


Commented by desire_san at 2020-06-06 19:41
スペインの世界遺産サグラダ・ファミリアはもう何年前に行ったか思い出せません(笑)が、素晴らしい建築物と、観光客が一杯居たことが思い出されました。
 私が行ったときは、まだまだ建築途中で完成まで後、50年以上掛かると言ってました。
 ヨーロッパにはスケールの大きな建造物が多いですね!