dezire_photo & art

desireart.exblog.jp ブログトップ

美術史に新境地を開拓し「琳派芸術の祖」と讃えられる天才画家の魅力

俵屋宗達
Tawaraya Sōtatsu
a0113718_21145221.jpg
「風神雷神図屏風」上から、者俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一


日本美術の中で、西洋の芸術家の高い評価を受け最も影響を与えたのは、浮世絵と琳派で、その要因は西洋美術とは一味違った繊細な美意識と考えられます。琳派は、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一を軸に、主題表現やスタイルを発展的に継承した一連の芸術家たちの一派とされています。宗達は町絵師、光琳は高級呉服商の子息、抱一は大名家出身で血縁や師弟関係と長い年月を超えて、先代の画法に惚れ込んで自らの絵画に取り入れ発展させ、抱一が宗達から光琳までを系譜化し琳派の歴史的な水脈を世に広めました。






Tawaraya Sōtatsupursued the classical Yamato-e genre as Kōetsu, but pioneered a new techniquewith bold outlines and striking color schemes. One of his most famous works arethe folding screens ”Wind and Thunder Gods" at Kennin-ji temple in Kyoto.


昨年東京国立博物館で開催された特別展「栄西と建仁寺」で京都・建仁寺が所蔵する俵屋宗達の最高傑作「風神雷神図屏風」を初めて目にすることができました。大きな金地の空白を介して風神雷神を配した大胆な画面構成力と風神雷神が画面から溢れるような生命力と躍動感とスケールの大きさに圧倒されました。宗達は人物像の記録が殆ど残っていない絵師ですが、この「風神雷神図屏風」を一目見て、尾形光琳が琳派を代表する芸術家だと思い込んでいた先入観が覆され、俵屋宗達という画家をもっと知りたくなりました。

おりしも2015年京都国立博物館で琳派400年特別展が開催され、また、琳派の創始者とされる本阿弥光悦が京都に芸術村を開いて400年になるのを記念して特別展「琳派 京を彩る」が開催さました。また、東京世田谷区の静嘉堂文庫美術館で、俵屋宗達の源氏物語を描いた美術の芸術的最高峰の一つ、『源氏物語関屋澪標図屏風』が一般公開され、俵屋宗達の個性的な傑作を生で鑑賞することができました。


Tawaraya Sōtatsuwas highly influenced by Kyoto’s courtly culture. Sōtatsu met the greatdesigner and calligrapher Hon'ami Koetsu, and painted under-designs in gold andsilver for his writing. Sōtatsu excelled in projects that needed carefulplacing of decorative screens and fans, and took this to its highest level. Hepioneered a new boldness of color and line. He popularized a technique calledtarashikomi, which was carried out by dropping one color onto another while thefirst was still wet.


俵屋宗達(生没年不詳)は、京都の富裕な町衆階層に属して、「俵屋」と号とする絵屋を主催しましたが、資料が極めて少なく作品の全貌も把握し切れていません。宗達について謎が多いのは、自分の絵に署名を残さない当時の風習と宗達自身の考え方にも起因していると思われます。宗達にとって自分の名前などどうでもよく、自分の作品を自由に描き、人に見てもらえばよいと考えていたようです。



本阿弥光悦、俵屋宗達『鶴図下絵和歌巻』

俵屋宗達の下絵に、本阿弥光悦が和歌を書き綴った本阿弥光悦の書蹟の代表作とで、装飾芸術家としての俵屋宗達の神髄を最高度に発揮した作品といえます。モチーフはただ鶴のみ、長大な巻物の冒頭から繰り広げられる鶴の群れは、一様に金と銀の泥で表現され、飛翔し、あるいは羽を休めて寄りつどう鶴の姿態を簡潔な筆使いで捉えています。宗達の下絵に光悦が文字を入れたのではなく、

a0113718_21280298.jpg二人の偉大な芸術家が共同で捜索したという説があるほど、鶴と美しい文字がリズムカルな世界を形成し、シルエットの美しさも比類がありません。下料紙装飾の域を超えて、宗達の個性が発揮されています。琳派の精神と美意識を感動的に表現した美術史上に残る傑作に心が震えました。


Tawaraya Sōtatsuwas the anthology with Crane Design. This famous anthology combines some of thefinest calligraphy of Hon'ami Koetsu with the brilliant painting of TawarayaSotatsu The central design motif is of cranes, painted in gold and silver.Alone and in flocks, at rest and in flight, these cranes fill the entire lengthof the scroll. The brush-strokes are simple but the shape of the cranes iselegant. The superb handling of the limited design motif used in this anthologyreveals the cutting-edge originality of Tawaraya Sotatsu.


俵屋宗達の絵画に、モチーフを独自に創造したものより、他の作品からモチーフや造形だけを引用し、独自に画面構成した作品が多く見られます。これは菱川師宣ら浮世絵の創始者たちが、室町自体の集団風俗画の屏風絵などからモチーフを取り出し、美人画という新しい領域を開拓したのに似ています。



俵屋宗達筆・国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』

この屏風には、『源氏物語』の二帖より、光源氏と女性との再会の場面が描かれる。「北野天神絵巻」など古絵巻類から多くの図様を踏襲しながら、大胆な画面構成と色遣いによって、新しい源氏絵が作り出されています。京都の名刹、醍醐寺に伝来したのち、明治中頃、岩﨑彌之助(静嘉堂初代)が同寺へ寄進した返礼として贈られた屏風で、源氏物語を描いた美術の芸術的意味での非常な傑作として、世田谷区の静嘉堂文庫美術館に保管されています。


a0113718_804870.jpga0113718_814542.jpg

この屏風には、「源氏物語」の二帖より、光源氏と女性との再会の場面が描かれています。古絵巻類の図様を踏襲し平安時代を描いた絵巻などからモチーフを引用して絶妙に配し、空間美を生かした斬新な琳派の絵画空間を創立しています。今年秋静嘉堂文庫美術館で一般公開され、大胆な画面構成と色遣いる琳派流の新しい源氏物語が世界に魅了されました。




俵屋宗達『風神雷神図屏風』

『風神雷神図屏風』は俵屋宗達の名を歴史に刻み込んだ日本美術史上の最高傑作のひとつといえます。この作品の斬新さは、屏風の大画面をたっぷりに使いこなした大胆な画面構成です。風神と雷神を対角線の上側に配し、背景を金色だけの無地一色で中央に安定した三角形の空間広い空間をとり、風神と雷神が浮かび上がってくるに絶妙に配置しています。これによって遠近法を使わずに奥行き感が生まれ、遠近感を感じさせるのです。この迫力あふれる絶妙の構図で、風神と雷神は生き生きとした生命感と躍動感与えています。


 もう一つの従来の絵画にはない存在感は、「たらしこみ」という斬新な技法の開発によります。「たらしこみ」は、薄い色の絵の具を塗ってまだ乾かないうちに他の濃い色をたらし,にじみによって独特の色彩効果を表現する技法です。紙に独特の処理をすると墨が浸み込まず綺麗ににじます。風神雷神図屏風では雲の表現などに「たらしこみ」の技法が使われています。濃い墨に薄い墨を誑し込み、墨が水を伝わって広がっていくのを生かして、水の質感や雲の表現に活かしました、俵屋宗達は水墨画の名手で、墨を自由に使いこなし、雲の臨場感、筋肉の躍動感などを見事に表現しました。


 雲の見事な表現により、風神と雷神は空に浮かび、白い雷神と追いかける緑色の風神が自由に空を飛びまわっているように見えます。風神と雷神のモチーフは、三十三間堂の風神像と雷神像といわれ、宗達はこの2つの傑作彫刻を空に浮かせて遊ばせたかったのかも知れません。


a0113718_21325066.jpg


Fujin Raijin-zu isa masterpiece of two panels drawn in early Edo period, it has been designated aNational Treasure. We it was can be seen in the Kyoto National Museum.


京都国立博物館で琳派400年特別展では、「琳派」を代表する絵師、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の3人が描いた「風神雷神図屏風」3対が一堂に揃って展示されました。宗達の作品を模写したそうですが、3人の画家の気質の微妙な違いが感じられて面白いと思います。光琳、抱一の『風神雷神図屏風』と比べ、宗達だけは風神と雷神が画面から飛び出してきそうな動きと躍動感の迫力があります。宗達のモチーフは画面空間を断ち切る力を感じ、それは西洋のバロック絵画のような動きを狙っているようにも感じます。


それに対して尾形光琳と酒井抱一の「風神雷神図屏風」は平面性と装飾性を感じます。尾形光琳以降 “琳派”は大和絵の要素を取り入れた独自の華やかで装飾感覚に富んだ世界で、美意識の根底には、豊かな自然に恵まれた日本で四季折々の季節の自然の美しさを重視し愛でる感性にあり、草花、動物などの風物を多彩な技法で描き出すことにあるといえます。


宗達は画面から抜け出してくるような動的で動きを狙いっているところがあり、光琳と紺林の静的で繊細な美意識と装飾的美しさが琳派の基本だとすると、宗達が光琳に影響を受けたことは事実としても、宗達と光琳の美意識は本質的に違うところがあるとも感じられます。そのような観点から俵屋宗達は琳派ではないという議論もあるようです。


Korin Ogata whoreceived a strong influence on Tawaraya Sotatsu, we call the "Rimpa"and Hoitsu Sakai who had a strong influence on Ogata Korin. "Rimpa"is a world rich in its own decorative sense that incorporating the elements ofthe Yamato-e. Aesthetics of "Rimpa" is, love the natural beauty ofthe four seasons of the season was blessed with rich natural Japan, painter of"Rimpa" was portrays the scenery of the four seasons in a variety oftechniques.


しかしそもそも、琳派は狩野派や土佐派のような当主や家元のいる御用絵師の流派とは全く性格が異なります。 俵屋宗達に強い影響を受けた尾形光琳、尾形光琳に強い影響をうけた酒井抱一などを「琳派」と呼んでいますが、宗達と光琳、抱一は約100年ずつ活動時期がずれていて、師弟関係はおろか面識もありません。美術史へ変革し当時としては前衛的といえる傑作『風神雷神図屏風』等との作品を体験して、俵屋宗達は「琳派」という枠を超えた美術史に輝く巨星と見るのが妥当のように感じました。


Rimpa is differentand the schools of the family head and Iemoto. Tawaraya Sotatsu is a giant starthat shines in art history that goes beyond the framework of "Rimpa".


参考文献:

泉谷淑夫『琳派をめぐる三つの旅 宗達・光琳・抱一』2006(博雅堂出版)

古田 亮『俵屋宗達 琳派の祖の真実』2010  (平凡社新書)


















にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
この記事を読んだ方は上のマークをクリックして下さい。







[PR]
by desire_san | 2015-12-22 21:36 | 日本の美術・文化遺産 | Trackback(8) | Comments(63)
トラックバックURL : https://desireart.exblog.jp/tb/21886666
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from dezire_photo.. at 2015-12-02 00:03
タイトル : 装飾的芸術美の頂点・光琳の魅力
尾形光琳Ogata Kōrin 尾形光琳が同じテーマで描いた六曲一双屏風の傑作である、根津美術館が所蔵する国宝「燕子花図屏風」と、ニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵の「八橋図屏風」を、根津美術館で100年ぶりに一堂に鑑賞できることができるというので、早速鑑賞しに行きました。今回展示されていた尾形光琳に加えて、日本で今まで見てきた尾形光琳の作品を含めて尾形光琳の世界の魅力についてまとめてみました。... more
Tracked from dezire_photo.. at 2015-12-02 00:05
Tracked from ももさへずり*寧楽編*c.. at 2015-12-02 06:21
タイトル : 宗達と光悦の対話
宗達と光悦の対話1 (…)赤人の万葉歌を暗示するような絵柄の料紙に、三十六歌仙の和歌を書き連ねた画巻があります。鶴下絵三十六歌仙和歌巻。紙屋宗二がもたらした雁皮紙に、俵屋宗達が金銀泥で下絵を描き、本阿弥光悦が和歌を散らし書きしました。 所どころ金銀泥が墨の上に乗っていることから、絵と書は同じ時と場で協作されたと考えられています。尊敬する美術史家の言葉を借りれば、まるでジャズのセッションのように。さらに彼は、画家の来歴がほとんど不明なのは意図的にそうしたのかもしれない、ひょっとすると貴人(あてびと...... more
Tracked from ももさへずり*寧楽編*c.. at 2015-12-02 06:23
タイトル : 宗達と光悦の対話
宗達と光悦の対話1 (…)赤人の万葉歌を暗示するような絵柄の料紙に、三十六歌仙の和歌を書き連ねた画巻があります。鶴下絵三十六歌仙和歌巻。紙屋宗二がもたらした雁皮紙に、俵屋宗達が金銀泥で下絵を描き、本阿弥光悦が和歌を散らし書きしました。 所どころ金銀泥が墨の上に乗っていることから、絵と書は同じ時と場で協作されたと考えられています。尊敬する美術史家の言葉を借りれば、まるでジャズのセッションのように。さらに彼は、画家の来歴がほとんど不明なのは意図的にそうしたのかもしれない、ひょっとすると貴人(あてびと...... more
Tracked from 感性の時代屋 at 2015-12-02 12:01
タイトル : ぶらり京都-96 [琳派の風神雷神図屏風]-琳派400年..
今から400年前の昔、戦国の世が終わりをつげて桃山時代から徳川幕府が生まれた頃、本阿弥光悦に始まり、俵屋宗達と共に多くの絵画、工芸が京(みやこ)の街に生み出された・・・ それから遥か100年後の江戸時代は元禄の終わり頃、尾形光琳に受け継がれ・・・ その又100年後の文化文政の頃に酒井抱一や鈴木基一へと伝承された「琳派:Rinpa」を京都国立博物館で垣間見る・・・ 京都国立博物館|京都市東山区|Googleマップ  (2015年10月28日撮影) 「琳派 京(みやこ)を彩る」 -...... more
Tracked from dezire_photo.. at 2015-12-02 19:49
タイトル : 西洋美術界に絶賛された繊細な美意識と斬新な画面構成
琳派 尾形光琳以降 “琳派”は大和絵の要素を取り入れた独自の華やかで装飾感覚に富んだ世界で、美意識の根底には、豊かな自然に恵まれた日本で四季折々の季節の自然の美しさを重視し愛でる感性にあり、草花、動物などの風物を多彩な技法で描き出すことにあるといえます。... more
Tracked from 糺ノ森から東の都へ at 2015-12-18 01:52
タイトル : とらや「蓬が嶋」
誕生日のお祝いに、妹が「蓬が嶋」をくれた。 誕生日プロジェクトとして、焼印のデザインを決めるところからスタートし、ほぼ2ヶ月。 オリジナルの焼印を押した、オートクチュール蓬が嶋が出来上がった。 私だけの、世界に一つの蓬が嶋を前に、喜びがピークに達した。(涙!) 簡単にやり直しが効かないため、焼印を押す時、かなり緊張しましたと、伺った。 焼印は、宗達の犬図から蓮華草の図柄を写す。 琳派誕生400年に乗っかる。●●子(私)誕生◎◎年。 焼印が出来上がり、 薯蕷饅頭の見本...... more
Tracked from Art & Bell b.. at 2015-12-27 07:41
タイトル : 金銀の系譜ー宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界 @静嘉堂文..
 改修のため一時休館していた静嘉堂文庫美術館の再開記念展覧会。10月31日から開かれていたのだが、昨日(12月11日)になってやっと見に行くことができた。 美術館前の銀杏は黄色く色づき、美術館の門から美術館までの道は銀杏の落ち葉でいっぱいで、師走の風情だった。  展示室の前のロビーで、国宝の曜変天目と重文の油滴天目を拝見。天気が良かったせいか、自然光に輝く二つの建窯茶碗は見事だった。良いものは何度見ても良い。  以下、自分の「おきにいり作品」を、宗達・光琳・抱一と時代別に挙げていく。 ...... more
Commented by bernardbuffet at 2015-12-01 23:33
光悦に始まる琳派。そういえば光悦は工芸家であり画家ではありません。
工芸は用の美に通じ、そしてそれはインダストリアルデザイン、ひいてはポップアートにつながりそうです。美意識を格式ではなく様式化したところに日本の感性があるのではとふと思いました。。。
Commented by gpo-higuch at 2015-12-02 00:48 x
京都国立博物館で開催の・・・
-琳派400年記念-「琳派 京(みやこ)を彩る」
を観てきましたので、アップしたページにリンクを貼らせて頂きました・・・
(良かったですね〜!!)
Commented by desire_san at 2015-12-02 00:51
bernardbuffetさん、ありかございます。
おもしろい考え方ですね。そんな観点で考えてみるのもおもしろいかもしれませんね。
Commented by desire_san at 2015-12-02 00:55
gpo-higuchiさん ありがとうございます。
琳派400年記念展と静嘉堂文庫美術館の俵屋宗達筆の国宝「源氏物語関屋澪標図屏風」特別展示をあわせて、俵屋宗達の絵画について自分なりに整理してみようとしてみました。
Commented by mayumi-roma at 2015-12-02 04:30
はじめまして♪
ローマ在住のmayumiです。
トラックバックの申請にdesireさんのブログがあったので訪問してみました。
美術ブロガーさんだったのですね♪
きちんと記事を書かれていますね。
これからも寄らせていただきます♪
Commented by desire_san at 2015-12-02 07:42
mayumi-romaさん、イタリア、特にイタリア美術が好きなの、「ローマより愛をこめて」は、いろいろ興味ある内容をずっと以前から愛読させて頂いております。珍しく日本美術について書きましたので、不慣れで読みにくいところがありましたらご容赦ください。いろいろなテーマで書いていますが、一番好きなのはイタリアルネサンス美術を中心とした西洋美術とイタリアオペラです。ローマは何回か行きましたが、写真の整理が追い付かずブログに写真などを紹介するのはこれからです。mayumi-romaさんのような方には「釈迦に説法」のような内容かもしれませんが、よろしかったら時々覗いて頂ければ嬉しい限りです。
Commented by akera_s at 2015-12-02 11:09
私のブログにおいで頂きありがとうございました。
美術に詳しいとは程遠い私ですが
良いものは見たいと言う好奇心で美術館やギャラリーへ行っております。
これからこちらに訪問させていただきいろいろと勉強させていただき
頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。

Commented by vancola at 2015-12-02 11:37
こんにちは。
ブログへのコメントありがとうございました。
京都国立博物館では「鶴図下絵和歌巻」を観るのを断念したので、解説してくださっててありがたいです。(人が多すぎて)
昔から「コラボ」というのはあったのですね。現在とは違った美しさを感じます。
宗達が自身の情報を残すよりも作品を残していることは、画家として本当に格好いいと思います。後世の人間には謎として残るので、情報を得るためにさらに多くの人が作品を観ることになる。純粋なのか、計算づくなのか気になるところでもあります^^
Commented by san_paozo at 2015-12-02 12:50
desire_sanさん、こんにちは〜♪
コメントありがとうございました。

とても興味深く、読ませていただきました。
私も琳派=尾形光琳ぐらいのイメージだったのですが
俵屋宗達を知り、技術、構図のセンス、全てにおいて
天才だと思いました。
光琳が模写するのもわかる!と、
勝手に素人意見で申しておりました(笑)

今回、展覧会で『風神雷神図屏風』を比べて見ることができて
よかったなぁって思います。
この作品に関しては、宗達が一番です!
抱一は、どうも漫画チックに見えてしかたありませんでした(笑)
色がキレイに残っているのもあるかもしれませんが…(^^)
と、美術知識の乏しい、感覚だけの、感想でした♪
Commented by sakura81-26 at 2015-12-02 15:49
京都国立博物館の「琳派 京を彩る」 はすばらしい作品が多く展示され見ごたえたっぷりでした。
「風神雷神図屏風」 宗達・光琳・酒井抱一の三対同時展示は圧巻でした。
宗達は、絵師の出 素晴らしい作品が現存してみる事が出来ました。
ブログを拝見して 再度勉強させていただきました。
Commented by tezukurijam at 2015-12-02 19:38
desire_sanへ

俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一どの作品も素晴らしかった展覧会でしたね。
美しい展示と大迫力が今も心に残っています。
やっぱり俵屋宗達が素晴らしかったですね。
本物は素晴らしいと改めて思いました。
とっても素敵なブログですね。
大好きな絵画の事もたくさん綴られていて素敵です。

Commented by kumikokumyon at 2015-12-02 20:30
世界各地を旅しておられ美術にも殊の外造詣がおありで、当方の稚拙な食事中心のブログにお越しくださったこと、恥ずかしく思えてしまいます。
京都でのお食事はただ美味しいだけでなく、その地の歴史や空気が反映されているお店でないと満足いたしません。それに叶うお店が最近少なくなってきているようで。日本食という文化の継承に少し不安もあります。
ミシュランや何も素養のない外国人の評価は気にすることなく京都の味を守っていって頂きたいと思います。あ、美術から逸れたお話でごめんなさい。
Commented by KSArchitect at 2015-12-02 20:41
こんにちは、コメントありがとうございました。
「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」の画と書が立体感を持っているのを目で観て確かめてみたかったのと、「風神雷神図屏風」の美しさと迫力を体感してみたかったで行ってきました。
その後、養源院へ行って「宗達」ざんまいしてきました。
Commented by mayumi-roma at 2015-12-02 23:05
desireさん、イタリア美術がお好きなんですね。
私のブログは美術ブログではありませんが、自身が美術史を学んだこともあって、時々、美術について書いています。
私も同じく、膨大な写真がたまるいっぽうです。
美術関係の記事を書くのは大変なので、最近は手抜きが多いかな(苦笑)。
ルネッサンスがお好きなら、来年、期待しておいてください。
今、とあるイタリアの美術の本を翻訳中なんです。
来年春には出版されます。
また遊びに来ま~す。

Commented by mickwood at 2015-12-02 23:09
desire_sanさん、拙ブログにコメントを頂き、ありがとうございます。
京都での「琳派400年記念展」、残念ながら行けませんでしたが先日、NHKのヒストリアで「緒方光琳」を見て、より都合で行けなかった事を
後悔しております。(汗) それにしても、素晴らしい美術ブログですね。また時々訪ねさせて頂きます。
Commented by Conrad at 2015-12-02 23:09 x
こんばんは。
ブログ拝読いたしました。
わたしも昔は宗達はそれほど思い入れはなかったのですが、宗達の作品を見れば見るほど興味を持つようになり、すごいなと思うようになりました。
静嘉堂文庫も良かったですね。
それではまた。
Commented by ruki_fevrier at 2015-12-02 23:32
こんばんは。光悦と宗達のコラボ「鶴図下絵和歌巻」、素晴らしかったですね。
二人が楽しんでこの巻物の作成に興じていた様子が目に浮かびました。
私淑で継がれた琳派、直接に師弟関係では無かったゆえにそれぞれの個性がはっきり出てて、三者三様で面白いなぁと思います。
画風として好きなのは優美な抱一ですが、宗達のユーモラスな画風も好きです。
宗達の代表作をまとめてくださってとても面白かったです!
Commented by capricciosam at 2015-12-02 23:51
コメントありがとうございます。さっそく、おじゃまいたしました。
記事の中の、本阿弥光悦、俵屋宗達の『鶴図下絵和歌巻』について

>琳派の精神と美意識を感動的に表現した美術史上に残る傑作

との感想には同意です。大混雑の中、小生も繰り返し味わわせていただきました。また、次の感想

>「俵屋宗達は「琳派」という枠を超えた美術史に輝く巨星」

には言い得て妙ですが、ご指摘のとおりか、と。

琳派のわかりにくさは、一般的な師匠弟子関係の脈々たる流れもなく
100年も経ってから突如として継承していくそのスタイルにあるのか、と今回の京都の展覧会でしみじみとわかったつもりですが、こと俵屋宗達からのスタートだというのは、風神雷神図の模写が伝わったことによる「後付での証明」とも言えます(さすがにこれは皮肉がきついかも)。

それ故、スタートとされる俵屋宗達に関しては琳派に完全にくくられるには窮屈だろうな、とは思います。3名の画家による「風神雷神図」もインプレッションの強さは、ブログにも書いたとおりオリジナルの俵屋宗達でした。酒井抱一がオリジナルの俵屋宗達を見ないで模写の模写で終わっているとわかった時、「琳派」としてくくられてはいるが、脈々と師匠弟子関係で伝わってこなかった琳派ならではの「派」らしからぬ宿命を感じ取ったものです。
(ただし、これを否定している訳ではありません。)
Commented by mantaiya at 2015-12-03 05:53
このたびは当Blogにご訪問頂きまして、ありがとうございます。栗﨑曻先生はお花を生けるだけでなく、建築を含め、昔の芸術作品を鑑賞することが大切だと仰っていました。栗﨑先生のお花の作品は琳派の影響を受けていると聞き、このたび生誕400周年ということで京都国立博物館に行って参りました。風景画はそれぞれ大好きでしたが、「風神雷神図屏風」を拝見して俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一と力量の違いが歴然で、わたしは俵屋宗達以外は物まねとしか映りませんでした。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:16
akera_sさん、美しいものが好きになると、芸術を愛し心を豊かになりますね。ご一緒に楽しみましょう。よろしくお願いします。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:20
vancolaさん、人が多すぎるのがこまりますね。そういう自分も多い人の一人ですが。「鶴図下絵和歌巻」のような絵巻物をも見るのは大変ですね。私は静かに見たい時は、開催当初の金曜日の夜に行きます。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:28
san_paozoさん、私も光琳は好きですが、俵屋宗達を見て、光琳と技術と宗達は異質の画家であると感じました。俵屋宗達は新しい美意識を開拓していく前衛的な税術家に対して、尾形光琳は装飾性を重視した美しさを追求しているようです。ジョルジョーネとティツィアーノ以上に芸術館が違うような気がします。、
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:34
sakura81-26さん、ありがとうございます。宗達の「風神雷神図屏風」は本物を見て感激してしまい、美術市場に残る傑作だと感じました。尾形光琳は『紅白梅図』、酒井抱一は「風雨草花図」あたりが最高傑作ではないかと感じています。「風神雷神図屏風」を見ても、3人の美意識はかなり違うと感じました。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:39
tezukurijamさん、ありがとうございます。
迫力がという点ではやっぱり俵屋宗達が一番であると tezukurijamさんも感じられましたか。光琳や抱一は迫力やインパクトの強さより、繊細で装飾的な美しさを目指していると感じました。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:42
kumikokumyonさん、琳派は京都から生まれた美術で、その美意識し文化は、京都料理にも生きているように思いますね。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:44
KSArchitectさん、「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」も素晴らしいさくひんでしたね。宗達の魅力がわかると、本当に魅了されて島ますね。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:53
mayumi-romaさん、ありがとうございます。
私ももルネッサンスが一番好きですが、画家のスケ-ルが大きく、イタリアで見た名画は、やつとピエロ・デラ・フランチェスカだけ書い他とこです。イタリア美術はつい後回しになり、mayumi-romaさんのように、イタリアの膨大な写真はたまるいっぽうです。mayumi-romaさんの来年のイタリアの美術の本を翻訳を楽しみにしております。機会があったらお会いしたいですね。
Commented by desire_san at 2015-12-03 11:59
mickwoodさん、琳派展は毎年開催されていますが、作品の多い江戸琳派の作品が多く、光琳や早送達の傑作は様々な場所に散っていて、まとめて見る機会は少ないですね。
Commented by desire_san at 2015-12-03 12:01
Conrad さん、送達の作品は少ないこともあり、「風神雷神図屏風も『源氏物語関屋澪標図屏風』も素晴らしい傑作ですね。
Commented by desire_san at 2015-12-03 12:03
y ruki_fevrieさん、私も光悦と宗達の「鶴図下絵和歌巻」には感動しました。二人の偉大な芸術家が、楽しそうに制作している姿が目に浮かびました。
Commented by desire_san at 2015-12-03 12:15
capricciosamさん、ご丁寧なコメントありがとうございます。
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一は師弟関係になく、時代も離れていて、狩野派や土佐派のような流派とは性質が全く違うようです。「琳派」は、宗尾形光琳が名付けたもので、俵屋宗達を師と仰いていますが、俵屋宗達が生きていたら、琳派の帰属それるのは横ばなかったような気がするほど、2人の美意識の違いを感じました。西洋美術界で一番評価されているのは、当時の西洋絵画にはない繊細さと装飾性豊かな尾形光琳のようです。狩野派や土佐派は当然かもしれませんが、あまり評価されてないようです。俵屋宗達は西洋人には微妙な存在かもしれませんね。
Commented by desire_san at 2015-12-03 12:18
mantaiyaさん、尾形光琳も酒井抱一卓越した絵の技量を持った人ですが、「風神雷神図屏風」を見るが限り、mantaiyaさんと同じように、俵屋宗達の作品が群を抜いていると感じました。
Commented by 1go1ex at 2015-12-03 14:47
三人三様の「風神雷神図」について、私が感じていたことが、ここに正確に言語化されていると感じました。
私も以前は光琳が好きだったのですが、この春、根津美術館で「紅白梅図」と「燕子花図」の同時展示を見ましたが、思ったほどには感動しませんでした。
やはり宗達は別格だと思います。
「源氏物語関屋澪標図屏風」はまだ見ていません。機会がありましたら、ぜひ見てみたいです。
また訪問させていただきます。
Commented by 1go1ex at 2015-12-03 14:48
名前を書かずに送信してしまいました。1go1ex(
http://wawawanet.exblog.jp/)です。
Commented by desire_san at 2015-12-03 15:08
1go1exさん
私の個人的見方ですが、絵画や音楽、オペラ、場合よつては映画もドラマも、心にインパクトを与えて心に強く訴えてくる作品と、心に安らぎを与える作品があると思います。どちらもレベルが高ければ芸術的にも価値があると思います。乱暴に分けるなら、俵谷宗達は前者、尾形光琳は校舎に近いと感じています。宗達は琳派の技法を開拓しましたが、画風的には琳派ではないねという議論もそんなところから生まれたのかもしれません。
Commented by tosa4351 at 2015-12-03 21:23
コメントをありがとうございました。
深く琳派を読み解いていらっしゃって感じ入りました。
「琳派 京を彩る」を多くの方に見て頂き感動や喜びを感じてほしものです。
Commented by goodroads at 2015-12-03 21:28
こんばんは
当ブログへの御訪問とコメントに深謝申し上げます。
さて京都に10年ほど住んでいた私は、鷹ヶ峯の光悦寺界隈がお気に入りの場所でしたし、紅白梅図のモデルといわれる下鴨神社は学校の裏でした。そして宗達の風神雷神図見たさに建仁寺にもよく通いました。

そんな断片的なものを全て整理できたのが今回の「琳派展」でありました。

さて、風神雷神図・・・例えば二条城の二の丸御殿の狩野派の絵に比べれば実寸で比べて小さいものです。しかし、しばらく見続けていると空間が無限に広がり、果てしない巨大な作品に感じるのはなんでだろう・・・と思っておりました。

そして貴殿のブログを拝読し、まさか「たらしこみ」なる技法が用いられていたとは、驚きです。
非常に勉強になりました。そして他の画家の記事にも俄然、興味が沸いてきました。また拝読させていただきます。ありがとうございます。
Commented by kirafune at 2015-12-03 22:52
desire_sanさん

こんばんは!
いつもながら、その丁寧な解説に脱帽です。
desire_san講座を無料で受講させていただいて
得した気分です。
俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の「風神雷神図屏風」をこうして
並べて見せていただくと、似て非なる芸術作品の深い部分を
感じることができますね。
勉強になる記事を読ませていただきました。
ありがとうございます。
Commented by desire_san at 2015-12-04 07:32
tosa4351さん、琳派、特に俵屋宗達と尾形光琳の傑作は、国が所有しているものは少なく、寺院や個人コレクションに基づく、根津美術館、MOA美術館、静嘉堂文庫美術館が所有していて、それそれが門外不出の至宝扱いのため、一堂に集めることが難しく、充実した琳派店が少ないのが現実でした。「琳派 京を彩る」も所有者の意向で京都を出ることができませんでしたが、これを機会により多くの日本人が見る会をつくってもらいたいものだとおもいますね。 
Commented by desire_san at 2015-12-04 07:51
kirafuneさん、コメントありがとうございます。
前回尾形光琳、今回俵屋宗達につて整理してみて、私も琳派というものがだいぶ理解でました。ブログを書くときは、画家であればできるだけ代表作を集約して、知識や感じたことを整理して、これを読めばある程度まとまった知識が得られるように努めています。これは自分の理解を深めるためにも有効ですので。 kirafuneさんの写真ブログは素晴らしいものですので、また時々訪問させていただきたいと思います。kirafuneもご興味がありましたらご訪問ください。前回いけませんでしたが、kirafuneさんの写真の個展がありましたら、ぜひ拝見したいと思いますので、ご案内いただければ幸いです。
Commented by desire_san at 2015-12-04 07:54
goodroadsさん、光悦寺界隈は大変素晴らしいところですね。 琳派は、徳川家の御用絵師となった狩野派のように経済的には恵まれていませんでしたが権力者が気に入るものばかり描いていた狩野派より、画家の美意識が発揮されて、様々な新しい技法が生み出されました。その点では浮世絵と共通するものがあり、世界に誇れる日本美術になったのでしょうね。
Commented by rosa at 2015-12-04 11:57 x
訪問が遅くなりました。。
琳派というくくりの中で、個々の作品を1度に見ることができ、国立博物館では楽しむことができました。そしてここに来てまたいろいろ思い出すことができました。鶴図下絵和歌巻素晴らしかったですね。

山や花のお写真も素敵なので またゆっくりと拝見させていただきます。
Commented by desire_san at 2015-12-04 16:25
rosaさん、ありがとうございます。
琳派の幅広い作品が見られ、わたくし見大変新鮮な体現いたしました。
ご興味の内容がありましたら、またご訪問をお待ちしています。。
Commented by ucom67843000 at 2015-12-04 19:37
ブログにお招きいただき有難う御座いました。
今年は琳派誕生400年記念ということで、
MOA美術館で光琳の「紅白梅図屏風」と「燕子花図屏風 」を見たのをきっかけでした。
この二つの屏風が一堂に展示されるのが天皇、皇后両陛下のご成婚 を祝して東京・根津美術館で同時公開されて以来、56年ぶり。
そして今回の琳派展で宗達・光琳・抱一の風神雷神図屏風が一堂に展示されたのが関西では75年ぶりということで、
今年は何か貴重な体験が出来たと思います。
忙しさの中にも、心にゆとりを持って
これからも許される限り琳派の美に触れていきたいと思います。
Commented by pocchi-8 at 2015-12-04 21:54
素晴しい記事ですねぇ。
3枚並びの宗達、光琳、抱一の「風神雷神図」を見ると、その違いが
とてもよくわかります。
八戸にデジタル複製画専門の美術館(それも江戸美術に特化しあもの)が
あって、「鶴下図三十六歌仙和歌巻」を初めから最後まで観たことがあります。ブログにも書きましたのでご興味がありましたらどうぞ。
URLはhttp://pocchi8.exblog.jp/8889952/  
Commented by snowdrop-nara at 2015-12-05 06:09
改めまして、心待ちにしていた琳派展の記事が拝読できてうれしいです。関西で鶴下絵和歌巻や三点の風神雷神をご覧になった上、関東で関屋澪標図屏風もご覧になったのですね。羨ましいです。こちらは混雑を恐れ第一週に行ったので、風神雷神のそろい踏みを拝むことはできませんでした。それでも、宗達の風神雷神の気宇の大きさには圧倒されます。トリミングや二神の視線の外し方、雲の描き方にその要因があるとされていますが、金地に遠近法なき遠近表現を見るdesireさんのご発想、興味深いです。西洋美術との比較も、視野の広いdesireさんならではですね。

じつは私も宗達が一番好きかもしれません。展覧会には出ていなかった象の杉戸絵の、若冲も顔負けのユーモラスさや、たらしこみで描かれた愛らしい小犬の水墨画など、画風の幅が広くて驚かされます。

拙ブログの酒井抱一の連載の冒頭をご覧くださり、ありがとうございました。私も従来の説から学びながら、自分の見方を織り込んでゆくつもりです。思っていたより光琳、宗達に言及することが増えそうです。小説仕立てですのでお好みに合わないかもしれませんが、たまにでも覗いてくださると嬉しいです。
Commented by komakusa2t at 2015-12-05 06:14
俵屋宗達、尾形光琳の名前は知っていましたが今回詳しい説明を
書かれていたのでじっくり読ませていただきました。
琳派の事も良く知りませんでしたが読ませていただいて少しづつ
分かってきました。
京都のお寺が好きで前に何回も通いましたが絵が素敵。。ぐらいしか見ていなかったのですがこれからチャンスがあったら desire_san の
ブログを思い出しながらしっかりと見たいと思います。
Commented by rollingwest at 2015-12-05 14:41
俵屋宗達、大好きです!この力強さとユーモアが本当に不思議な魅力ですね!
Commented by desire_san at 2015-12-06 13:46
ucom67843000さん、コメントありがとうございます。
光琳の「紅白梅図屏風」と「燕子花図屏風 」は琳派の美意識を象徴する傑作ですね。この二つの屏風が一堂に展示されるのは56年ぶりですか。日本を代表する国宝ですので、東京以外も含めてもっと多くの人の眼に触れる機会を作ってほしいですね。
Commented by desire_san at 2015-12-06 13:55
pocchi-8さん、八戸市の帆風美術館のご紹介ありがとうございます。
俵屋宗達と尾形光琳の競作「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」、すばらしいですね。高度のジタル複製画技術を活用したこのような美術館を東京と離れた町につくるという発想は素晴らしいと思いました。
Commented by desire_san at 2015-12-06 14:02
snowdrop-naraさん、私のブログを丁寧に読んでいただきありがとうございます。
snowdrop-naraさんの酒井抱一の連載も大変読み応えがあり勉強になります。酒井抱一は、送達や光琳にない魅力を感じます。私もの酒井抱一の連載を参考に、酒井抱一の作品を積極的に見ていきたいと思います。
Commented by desire_san at 2015-12-06 14:05
komakusa2tさん、コメントありがとうございます。
私も京都のお寺が好きで何回も行っていますが、仏像と庭が主体で絵画を見たことはほとんどありませんでした。今後は須古と違った京都の楽しみ方もしたいとおもいます。
Commented by 大倉里司 at 2015-12-07 19:26 x
desireさま、おこんばんは。宗達の空間演出がバロック的とはナルホドと膝を打ちました。本文の中にも書かれておりますが、琳派って「やまと絵」の復興ルネサンスだったのでは無いかと自分的には考えております。個人的には宗達よりもやっぱりデザイン重視の光琳の方に惹かれるのでありますが、0から1を作ったパイオニアとして何だかんだと申しても凄いし、海と時代を超えてクリムトやウォーホルのような「青い目をした琳派」継承者がいて、現在公開中の『黄金のアデーレ 名画の帰還』は琳派400周年掉尾を飾る作品であると勝手に思っております。
Commented by desire_san at 2015-12-07 20:42
大倉様、個人的には、宗達と光琳以降の琳派とは美意識が異なっているように思います。宗達のバロック的という表現が適切かどうかはありますが、ダイナミックな構図が魅力です。ひれに対して、光琳以降の琳派はデザインされているという印象が強く、酒井抱一に至ってはロココ的と言っては言い過ぎですが、まさに装飾芸術の世界です。クリムトが琳派の誰の作品を見ているかは知りませんが、感性的には宗達に近いような気がします。
ご紹介の『黄金のアデーレ 名画の帰還』は魅力的な作品のようですね。私もぜひ見たいと思いました。
Commented by めいすい at 2015-12-28 07:39 x
俵屋宗達の見事な評論を読ませていただきました。
NHK「歴史秘話ヒストリア」で尾形光琳が取り上げられ、京都の呉服店の
どら息子が絵画に目覚めていく過程が描かれていました。
これまで、中学校の美術の時間をはじめ、日曜美術館など「紅梅図屏風」、「燕子花図屏風」などの素晴らしさは、自分では理解していたつもりですが、
光琳が、宗達の「風神、雷神図」を見て、感動し、何度もその絵の前に立ち
模写を試みるのですが、自分の思うように模写出来ず、宗達の偉大さに
気がつくという話は、私にとっても驚きでした。三枚の絵が並べられた様子はテレビで見ましたが、実物をご覧になったdesireさんは、素晴らしい芸術に
出会えて幸運でしたね。
私は、最近、ニュージーランドに旅行して、素晴らしい自然に触れてきました。
そして、この旅を旅行記にするために、ずいぶん時間をかけました。
よろしかったら 「めいすいの海外旅日記」http://www.ne.jp/asahi/mizukawa/tomo/
をご覧になって下さい。
Commented by 6-gousitsu at 2015-12-28 21:19
desire_sanこんばんは。ブログにコメントありがとうございます。風神雷神は大好きです!取り上げてくださりありがとうございます(≧∇≦)
Commented by desire_san at 2015-12-29 14:15
6-gousitsuさん、尾形光琳の芸術を一度取り上げたので、一度尾形光琳の芸術とは一味違う俵屋宗達のの芸術について何が魅力か書いてみたいと思っていました。読んでいただいてありがとうございます。
Commented by desire_san at 2015-12-29 14:22
めいすいさん、尾形光琳の「紅梅図屏風」、「燕子花図屏風」は美術として完成度の高い作品ですが、俵屋宗達の「風神、雷神図」はそれを超えた魅力を感じます。尾形光琳や酒井抱一が模写しても、その魅力を再現できないのですから、余人ではまねのできないいろいろな要素を持った絵画なのだと思います。俵屋宗達という芸術家の凄さがやっとわかってきた覇気がします。
Commented by blues_rock at 2016-01-18 04:52
私は、東京国立博物館で開催された琳派特別展で、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の「風神雷神図屏風」を見て感激、鎖国をした江戸期に誕生した「琳派」が、ヨーロッパを始め世界の美意識に影響を与え、アールヌーヴォーを生んだこと考えると皮肉なものです。
琳派は、ルネサンス同様、ワン&オンリーの美意識と思います。
Commented by desire_san at 2016-01-18 07:44
blues_rockさん、琳派は浮世絵と並んで日本美術の中で西洋で高い評価を得ていますね。御用絵師となって権力を誇示するような表現の狩野派など当時の美術の奔流の絵画は西洋ではあまり評価されていないようです。
琳派には繊細で優美な美意識があり、浮世絵には繊細な美意識と市民社会のエネルギーがうまく融合しているからではないかと思います。
Commented by snowdrop-nara at 2016-01-23 05:44
 (…)こののち、私は光琳先生の風神雷神図(上図)を写すことになる。そこでも「軽み」を目指した。先生の二神はにらみ合うが、私のは語り合う。雲はより淡く、風神のそれは風をはらんで上昇する。むら雲に沈んでいた両足がくっきり浮かび、白い足爪が三日月のように光る。筋骨隆々たる体躯からはやや力が抜け、飄々と空に遊ぶ…
 むろん私は宗達大先生の風神雷神を見ておらぬ。だが、のちの人の目には、抱一は期せずして宗達へ先祖返りしたと感じるかもしれぬな。いやいや、あの大胆に外した二神の視線、屏風の外へ、外へ広がる無限の金地空間、底抜けの明るさと気宇の大きさ…(ふーもる!)とても及ぶところではない。(…)

「ももさへずり*寧楽編」(八橋ふたつ、二神三つ組*抱一の独白10)より、TB代わりにコメントさせて頂きました。
http://ramages3.exblog.jp/22264037/

Commented by desire_san at 2016-01-24 10:29
snowdrop-naraさん、「八橋ふたつ、二神三つ組*抱一の独白」を拝読させていただきました。
私もメトロポリタン美術館所から「八橋図」が根津美術館に来たとき、この「八橋図」と根津美術館の「燕子花図」から尾形光琳の美意識と感性のすばらしさに感激しました。酒井抱一の「八橋図屏風」は見たことがありませんが、酒井抱一の他の作品をいろいろ見た経験から、尾形光琳の「八橋図」とは少し違った印象を持つのではないかと想像しています。3人の「風神雷神」を見たときも感じましたが、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一では、それそれレ完成度は高いですが、微妙に絵の本質が違うような気がします。それが何かを具体的にご説明をできないのが申し訳ありませんが、いつも、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の作品を見るとき感じてしまいます。絵は理屈で見るものでなく、本当は予備知識など全くなくても、素晴らしいものは素晴らしいと感じられるものだと信じています。
Commented by bbwan at 2016-02-07 20:59
遅くなりましたが、トラックバックしていただきありがとうございました。
私などほんとに琳派といえどもさわり部分でしかわかりませんのでこちらでの説明を大変興味深く読ませていただきました。
先月辻邦生の嵯峨野明月記を読み終えて、こうして琳派の美に触れられた機会を持てたこと 嬉しく思いました。

心に残った自然とアート   


by desire_san
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite