ブログトップ

dezire_photo & art

desireart.exblog.jp

心に残った自然とアート   

リング通りに沿って建つ歴史の変化を秘めた最も美しい建造物

ウィーン   Ⅰ
Vienna


a0113718_17011979.jpg


 ウィーンは質の高い生活で知られ、2005年の世界の127都市の調査では、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが、世界で最も住みやすい都市の都市をトップにランク付けされていると聞いていました。初めて私がウィーンの街に入った時、まずトラムに乗ってウィーンの象徴・リングシュトラーセを一巡してみました。





Apartfrom being regarded as the City of Music[15] because of its musical legacy,Vienna is also said to be "The City of Dreams" because it was home tothe world's first psycho-analyst – Sigmund Freud.[16] The city's roots lie inearly Celtic and Roman settlements that transformed into a Medieval and Baroquecity, and then the capital of the Austro-Hungarian Empire. The historic centre of Vienna is rich inarchitectural ensembles, including Baroque castles and gardens, and thelate-19th-century Ringstraße lined with grand buildings, monuments and parks. Vienna isknown for its high quality of life. In a 2005 study of 127 world cities, theEconomist Intelligence Unit ranked the city first for the world's most liveable cities.



 トラムに乗ると私が杖を突いていたので、さっそく若い人が席を譲ってくれました。トラムに限らず、地下鉄でもバスでも、私が杖を突いて乗り込むと、殆ど必ずと言っていいほど若い人が席を譲ってくれました。日本でも極めて希に、好青年らいし、あるいは魅力的な若い女性が席を譲ってくれることはありますが、ウィーンでは必ずと言っていいほど席を譲ってくれたには感激しました。若い人たちが人生を肯定的に生きているからこそ若い人たちのが高いモラルを持っているのでしょうか。、世界で最も住みやすい都市の秘密はこのあたりにもあるのかと感じました。




a0113718_16171644.jpg




 気に入った景色の所でトラムを降りて、街を歩いき、カフェに入ってこの街の人と相席になって少し言葉を交わしたりしてみました。そんな些細なことからもこの町の人たちの生活を垣間見、生活感覚や文化の匂いを感ずることができました。私のウィーンの街の第1印象は、文化の匂いがする住みやすそうな街ということでした。



 ウィーンの歴史的中心部には、リング通りに沿ってオーストリアで最も美しく重要な歴史的建造物が並んでいます。歴史的様々な建築様式が見られるとともにファザードの背後には様々な都市の歴史の変化が秘められています。バロック様式の城や庭園、壮大な建物、モニュメント、公園が並んでいます。ウィーンではヨーロッパ史における全ての建築スタイルを見ることができます。そのすべてを紹介するほど建築の知識がありませんので、ウィーン市観光局などのホームページでも紹介されているウィーンの代表的な建造物と観光名所についてご紹介します。





王宮

 ハプスブルク家の王宮として神聖ローマ帝国、オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝の宮殿として650年以上ハプスブルク家の盛衰を見つめてきたウィーン王宮は、広大な敷地の中に18もの棟が複雑に入り組んで建ち、現在では多くの博物館が入っています。 王宮内にはシシィ博物館と皇帝の部屋、宮廷銀器コレクション。フランツ・ヨーゼフ1世やエリーザベト皇后ら、ハプスブルク家の人々の暮らしぶりを見ることができるそうです。




a0113718_17031414.jpg



 ホーフブルク王宮は、1918年までハプスブルク家歴代の神聖ローマ皇帝またはオーストリア皇帝の居城でした。王宮建設の歴史は 13世紀の「古い砦」に始まり、繰り返し拡張され、ハプスブルク家の強大化と領土の拡大に伴って拡張され、美しく飾られて20世紀初頭に現在の外観となりました。1900年前後の増築計画では、広大な「カイザー・フォーラム」が予定されていましたが、実現されたのは、その一部だけです。現在では12以上のコレクションが一般公開され、いずれも世界トップクラスの重要なものです。加えてカフェ、レストラン、広場、庭園などが、多くの人々から愛されています。




a0113718_17041160.jpg




 16世紀には厩舎とアマリア宮が加えられ、17世紀にはレオポルド宮が、18世紀にはヨーゼフ広場、ハエラー広場に面してミハエラー宮を加え、美しい調和した広壮な複合建物が完成しました。




a0113718_17053508.jpg





 1900年頃、新王宮が建設されました。この王宮の建物は、ヘルデン広場を挟んで向かい合わせに2棟の対称的な宮殿を建て、かつ王宮から2棟の博物館に向かうアーチ状の橋を架け、ここに壮大な一大王城を作り上げるとていう壮大な計画でしたが、完成を待たずに、帝国がその終焉を迎えました。


 現在、新王宮には、民族学博物館、美術史美術博物館分室、エフェソス博物館などがあります。






オーストリア国会議事堂


a0113718_17354387.jpg





 オーストリアの国会議事堂は、ウィーン中心部のリング通り沿いにあり、19 世紀の皇帝フランツ ヨーゼフ I 世の時代に建てられました。古代ギリシャ神殿を思わせる荘厳な建物は、建築家テオフィルハンセン男爵によって古代ギリシャ風に設計されました。規模の大きさと荘厳な外観の美しさに加え、国会議事堂の前にパラス アテナ噴水があり、女神アテナ像の周りにはオーストリア・ハンガリー帝国の地域にまつわる寓話の彫像が並んでいました。屋根の上には 4 台の戦車があり、その周りは 100 以上もの美しい彫像で飾られていました。




a0113718_17070215.jpg




 ガイド ツアーに参加して建物の中に入ると、広間には、24 本もの巨大な大理石の柱が並び、床には美しく磨かれた大理石が敷き詰められていました。400席のギリシャの劇場を模した旧帝国下院、国民議会、図書館、調度品や美術品を楽しむことができました。




a0113718_17372223.jpg







ウィーン市庁舎 

 ウィーン市庁舎は1872年から1883年にケルン大聖堂建築主任を務めたフリードリヒ・フォン・シュミットの設計で建設されました。この市庁舎は、教会建築以外では、ウィーンで最も重要なネオゴシック建築で、中央尖塔の高さは97.9m、その上には、ウィーンのシンボルのひとつである3.40mの「鉄のラートハウスマン」が立ち、6mの旗を持っています。




a0113718_17111322.jpg



 市庁舎の建物は約3000万個のレンガと4万立方メートル以上の自然石が建設に用いられました。市庁舎では市長が執務にあたるほか、ウィーン特別州とウィーン市の議会が行われます。回廊に取り囲まれ2804 m²の中央中庭は、ヨーロッパ最大規模のひとつに数えられ、祝典ホールは長さ71メートル、幅20メートル、高さは18.5メートルです。消防署が許可したとすれば、このホールでは1500カップルが同時にワルツを踊ることができます。





a0113718_17381624.jpg







ウィーン国立歌劇場

 音楽の都ウィーンの象徴「ウィーン国立歌劇場」は、19世紀半ば、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世によって都市改造計画の中で、リングシュトラーセ(環状道路)沿道の建築物の中で最も早く建造したものでした。869年に完成した歌劇場は、16世紀ルネサンス様式をモデルにしたネオ・ルネサンス様式の建物で、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」が上演され、華々しく幕が開きました。




a0113718_17133381.jpg



 1897年から10年間、総監督を務めたグスタフ・マーラーの時代には、ヨーロッパ随一の歌劇場となり、その後も、超一流の指揮者が総監督を務めました。ウィーン国立歌劇場は、今でも世界最高レベルを保っており、上演されるオペラのレパートリーの広さは、バロック・オペラから21世紀の現代作品まで世界的に見ても他に類がないと言われています。ウィーンフィルという最高の座付の管弦楽団を有し、超一流の指揮者を迎えて最高の上演水準を誇っています。





a0113718_17261415.jpg





ブルク劇場 



a0113718_17150628.jpg




 美しいドイツ語で色々な演劇が上演されているヨーロッパでも超一流の劇場です。ファサードは、ウィーンの有名なリングシュトラーセに面し、堂々とした姿を見せています。イタリアルネサンス様式の典型ともいえる多くの像や繊細な漆くい細工は、うっとりするような素晴らしさです。女帝マリア・テレジアの命によって 1741 年に完成したブルク劇場は、当初は、舞踏会を催すホールの 1 つでした。現在の劇場はヨーゼフ2世の時代に1888 年に建てられたものを再建したもので、ヨーロッパでも指折りの重要な劇場として広く認められています。外部はネオ・バロック様式、内部はフランス・バロック様式の造りで、入り口階段の天井画は、若き日のクリムトの作品です。





a0113718_17284274.jpg





 ブルク劇場天井画は予想以上に見ごたえがありました、クリムト、弟のエルンスト、フランツ・マッチュで組織した「芸術家カンパニー」が行った仕事のテーマは「劇場の歴史」で、右側階段の間に、クリムトは「テスピスの凱旋車」「シェイクスピアの劇場」「ディオニソスの祭壇」の3点の天井画を描きました。天井の漆喰面に美を具現するアカデミックな歴史画を華麗に描いています。劇場内の豪華な階段、大きな天井画、精巧な漆くい細工の内部装飾が空間の美しさをさらに高めています。




a0113718_17414562.jpg




a0113718_17420240.jpg








 ウィーンに来てぜひ見るみておく近代建築については、下記の文字をクイックすると、リンクしてみることができます。

ウィーンの芸術的現代建築




参考文献

ウィーン市観光局ホームページ

ウィーン市観光局案内所– Vienna ホームページ

オーストリア政府観光局ホームページ








この記事を読んだ方は下のマークをクリックして下さい。
にほんブログ村 美術ブログへ







[PR]
by desire_san | 2017-10-04 17:29 | オーストリア | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://desireart.exblog.jp/tb/237822038
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

by desire_san