ブログトップ

dezire_photo & art

desireart.exblog.jp

心に残った旅・芸術とアートとの出会い   

ルネサンス芸術の香りが漂う美術の宝庫  街全体が美術館

フィレンツェ 

Florence

a0113718_10244288.jpg



イタリア・トスカーナ州にある欧州文化首都フィレンツェフィレンツェは街全体が美術館のような、芸術と文化が息づく美しい街でした。初めてフィレンツェの街を歩いて魅せられて、ふたたびフィレンツェを訪れました。





夕方にフィレンツェのペレトラ空港に着きました。 フィレンツェの中心街から5kmほどの位置にあり、空港とフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ鉄道駅を結ぶバスがありました。フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ鉄は市街地に近く、私が行きたかった観光とはほとんどが非常に近いところにあるので、だいたい徒歩で移動して観光しましたが、フィレンツェのタクシーはたいてい礼儀正しく親切だったので、タクシー利用での移動も便利でした。



a0113718_10295496.jpg




フィレンツェのサンマルコ地区は、この街で最も活気のある街の一つです。 メディチ家は、ミケランジェロが召命によって彫刻家になりこの田園地帯に住んでいました。 今日サンマルコ地区はモダンなサンマルコ広場にバスステーションがあり、サンマルコ修道院とサンマルコ美術館、その近くにはフィレンツェ大学あって数多くの学生が生活しています。サンマルコ修道院とサンマルコ美術館を見学してから、有名なミケランジェロの傑作ダヴィデに再会するため、アカデミア美術館に立ち寄りました。




 フィレンツェの大聖堂はフィレンツェの最も重要な記念碑で、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成されています。ここは前回フィレンツェを訪問したときに聖堂の内部までじっくり時間をかけて見学し、大聖堂の塔にまで登りました。こんなは、天井のモザイク画がすばらしかったサン・ジョヴァンニ洗礼堂に入り、ジョットの鐘楼に上りました。壮麗な美しさのドゥオーモは、何度見ても感激しますね。



a0113718_10310817.jpg




 シニョーリア広場に出ると、正面脇にはミケランジェロのダヴィデ像のレプリカがあるヴェッキオ宮殿、通りに面してコリント式柱頭のあり柱間の広いアーチが3つ並んでいるランツィの回廊、ラファエロかミケランジェロが設計したと言われているウグッチョーニ宮など見どころがたくさんありました。




a0113718_10333279.jpg




 フィレンツェの有名な観光地は観光客で溢れかえっていました。街の喧騒から脱出して、ルネサンスの最も重要な芸術家たちのフレスコ画で飾られた修道院の静寂を求めて、エレガントなアーケードと宮殿に囲まれたエレガントな広場のサンティッシマ アンヌンツィアータ教会に行って聖杯のフレスコ画を残す教会を訪ねまました。 フィレンツェが生んだ優れた建築家、フィリッポ・ブルネレスキのルネサンス建築の宝石の一つであるイノセントの病院の訪問をさせていただきました。




 サンタ・マリア・ノベッラ広場に面したサンタ・マリア・ノベッラ教会は、ミニコ会の修道僧が設計し、14世紀後半に完成したゴシック様式の聖堂で、私のお気に入りの場所です。内部には、現在まで続く世界最古の薬局・サンタ・マリア・ノベッラ薬局がありました。建物の正面は、15世紀半ば、レオン・バッティスタ・アルベルティが改装を行い、現在の姿になりました。ゴシック様式と初期ルネッサンス様式で描かれた、フレスコ画も優れた作品がたくさんありました。レオナルド・ダ・ビンチが3年間暮らし、モナリザを制作した場所でもあるそうです。




a0113718_10321332.jpg


 

メインの観光コースから少し外れて、オーニッサンティ教会を訪ねました。小さな教会ですが小さなファサードからは美術作品の名品が収められているのをみるこができました。教会内にはジョットの「十字架磔刑」があります。教会内に残しているのですが、特に向かい合わせに置かれているドメニコ・ギルランダイオ作「書斎の聖ジローラモ(ヒエロニムス)」とサンドロ・ボッティチェッリ作「書斎の聖アゴスティーノ」のフレスコ画は見応えがありました。




a0113718_15001401.jpg




 古都フィレンツェは、メディチ家の栄華を今に伝え、中世の街並みがそのまま残る世界遺産の街です。あまり観光化されていない静かな教会の中に入ると、フィレンツェという古都の持つ芸術的な空気や歴史、文化などが封じ込められているのを感じます。フィレンツェの街は、どこを歩いていてもルネサンス芸術の香りが漂う、私にとって最高の美術館でした。







このブログを見た方は、下のマークをクリックお願いいたします。








by desire_san | 2018-11-23 20:26 | イタリア | Trackback | Comments(8)
トラックバックURL : https://desireart.exblog.jp/tb/238871499
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by bernardbuffet at 2018-11-23 21:40
フィレンツェは中々短時間では回りきれませんね。
小じんまりとした街なので徒歩圏内というのは助かりますが、美術館に入ると疲れるというのは分かる気がします。
ブランカッツィ礼拝堂(カルミネ教会)のマザッツィオとフェリシタ教会のポントルモが忘れられません。実はオッニサンティのボッティチェルリを見損じたのですが、この前展覧会で来ていましたね。これはフレスコ画をキャンバスに移してあったようです。
Commented by desire_san at 2018-11-24 10:48
bernardbuffetさん  コメントありがとうございます。

私もブランカッツィ礼拝堂(カルミネ教会)のマザッツィオのフレスコ画を見て大変感動しました。 美術館でたくさんの絵画を見ましたが、マザッツィオのフレスコ画が一番印象に残っています。


Commented by Walzjenner at 2018-12-03 10:14 x
これはレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉ですが、フィレンツェは貴族、大商人から市民まで見巧者が多く画家や彫刻家を育てるが、その厳しさの余り終生はいられないと。
レオナルドがミラノからフランスへ、ミケランジェロがローマへ移ったのもそうした背景があります。
Commented by Orrstless at 2018-12-03 10:17 x
フィレンツェからたくさんの芸術家が育っていますが、ドナテルロ、ブルネルスキ、ミケランジェロ、ラファエロなど多くの芸術家がフィレンツェから去ってい来ました
Commented by Komzartf at 2018-12-03 22:54 x
ローマからフィレンッエに向かう途中、「アッシージ(アッシジ)駅」があります。そこからはるかに見える丘の上に「サン・フランチェスコ教会」に代表されるアッシージの街があります(駅からバスで)。石畳の坂道を上がりながら、眼下の景色、修道院の壁(写真のようなトスカーナの色調)をゆっくり味わいます。サン・フランチエスコ教会の壁画・フレスコ画「小鳥に説教する聖フランチェスコ」はジオットの代表作、温かみのある宗教画です。一人旅の思い出です。
Commented by Grderhant at 2018-12-03 23:00 x
フィレンツェの経済基盤の衰退により、芸術家たちの流出が始まったと言われます。新たなパトロンを求めて、レオナルドはミラノへ、ラファエッロとミケランジェロはローマに去ったと言われています。
Commented by Uncle_Baby at 2018-12-11 14:27 x
ルネッサンス時代は随分いろんなものがつくられたみたいです。西洋はやはりレンガ作りで歴史上の立てものが沢山残っていますね。街並みも其のままきれいに残っています(素晴らしいです)その点日本の物は木造ですから痛んだり火災に有ったりでなくなったものもあります残った建造物は歴史的価値もありますし、京都奈良には其の様な物が沢山です。一度じっくり拝見したいです。
Commented by Itariarno_77 at 2018-12-11 15:59 x
トスカーナ地方、いいですね。 私もイタリアの中では好きです。 まわりを畑に囲まれた小高い丘のレストランで食べた食事が忘れられません。たべたのはアグリツーリズモだったでしょうか