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芸術と自然の美を巡る旅  

貧しい庶民の生活に光を与えた平成史に残る3人のドラマ脚本家

北川悦吏子・野島伸司・坂元裕二

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北川悦吏子


早稲田大学文学部、哲学科東洋哲学専修卒業、石田ひかり、筒井道隆主演『あすなろ白書』、聴覚障害者の画家と女優の卵の恋を豊川悦司、常盤貴子主演で描いた『愛していると言ってくれ』(1995年)、木村拓哉、山口智子、竹野内豊、稲森いずみ、松たか子、広末涼子など主演級となった俳優・女優が多数共演で高知商率を得た『ロングバケーション』(1996年)、『ビューティフルライフ』(2000年)、『空から降る一億の星』(2002年)など木村拓哉の全盛期のラブストーリーの脚本を大成功させました。どこにでもいる学生(妻夫木聡) と、病気で4年前に聴覚を失ったことにより心の扉を閉じてしまった女の子(柴咲コウ)のラブストーリーを軸とした『オレンジデイズ』(2004年)に象徴されるように、北川悦吏子の書くラプスとトーリーは、庶民の生活感に溢れているところに魅力があります。2018年、第17回坪内逍遙大賞を受賞。







野島伸司


1987年、脚本を学ぶため、シナリオ作家協会主催のシナリオ講座9期研修科を受講、脚本家・伴一彦に師事し、『時には母のない子のように』で第2回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、メジャーデビュー。『愛という名のもとに』(1992年)を皮切りに、暴力、いじめ、障害者、自殺問題など現代社会の暗部を独自の視点で鋭く切り取った作品を多く手がけはじめました。『高校教師』1993年)で男性教師(真田広之)と女子高生(桜井幸子)の純愛、レイプや近親相姦というショッキングで重いテーマを取り上げ、賛否両論で注目を浴びました。企画・原案で参加した安達祐実主演の『家なき子』(1994年)が「同情するなら金をくれ!」が流行語になるほど大ヒットしました。『聖者の行進』(1998年)『人間失格』(1994年)『未成年』(1995年)など問題作を成功させました。野島伸司の作品では『高校教師』など数多くの作品で千住明がドラマで流れる伴奏音楽を担当し、野島伸司が残酷ないじめを表現すれば千住明が音楽で哀れみ、野島伸司の濃いシーンには千住明が音楽をギターのメロディで薄めていくなど、野島伸司の脚本と千住明の音楽が絶妙なバランスを見せ、ドラマの芸術性を高めていました。





坂元裕二


高校卒業後、フリーターをしながら脚本を学んだ苦労人です。1991年、『東京ラブストーリー』が、最高視聴率は32%。と大ヒットし、社会現象を作りました。 行定勲監督の映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本を担当。女優・森口瑤子 と結婚。「テレビが嫌で逃亡した」との理由で脚本家を一時休養していたが、2002年 中谷美紀主演の『恋愛偏差値』でテレビ復帰。

児童虐待をテーマとした松雪泰子主演で芦田愛菜の天才的名演が注目された『Mother』、男性社会でのパワハラやセクハラを取り上げた真木よう子主演『問題のあるレストラン』、犯罪被害者家族と加害者家族の交流を描き、満島ひかりが鮮烈にデビューした『それでも、生きてゆく』(2011年)、シングルマザーと生活保護を扱った満島ひかり主演の『Woman』(2013年)、満島ひかり、高橋一生の演技が良かった『カルテット』(2017)、広瀬すず主演の『anone(2018)とシリアスな社会問題、貧困問題を題材としたオリジナル脚本ドラマを次々と成功させ高い評価と注目を集めました。20164月、東京芸術大学大学院映像研究科映画表現技術脚本領域教授に就任。



























by desire_san | 2011-02-02 14:29 | 日本の旅と文学・映画・ドラマ | Comments(0)