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芸術と自然の美を巡る旅  

日本アカデミー賞の権威   最優秀主演男優賞・草彅剛さん奇跡の復活

日本アカデミー賞授賞式レポート

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44日本アカデミー賞授賞式が2021年319日行われました。主要作品を観ていたので、テレビ放送の日本アカデミー賞授賞式をレポートします。





最大のニュースは、ジャニーズの人気グループ・スマップの解散を主導し、ジャニーズ退会した草彅 剛さんが映画『ミッドナイトスワン』で、最優秀主演男優賞に初めて輝き、俳優として巣完全復活を果たしたことです。ジャニーズ退会して、主役俳優に返り咲いた人は草彅剛さんが初めてでした。元スマップのトップスターの木村拓哉さんも、2007年『武士の一分』ノミネートされましたが、渡辺謙、オダギリジョー、寺尾聡、役所広司、妻夫木聡がノミネートしていたため、辞退してしまいました。努力家として知られる草彅 剛さんに、心から拍手を贈りたいと思います。




最優秀作品賞には草彅 剛さんが出演した『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)が輝きはました。最優秀主演女優賞には、長澤まさみさんが『MOTHER マザー』(大森立嗣監督)で自身は初めての受賞となりました。映画「Fukushima50」は、日本アカデミー賞授賞式で、若松節朗監督の最優秀監督賞、渡辺謙さんの最優秀助演男優賞など最多6冠を受賞した。



し寂しかったのは、小栗旬さん、黒木華さん、菅田将生さんなどもきてはいましたが、例えば例えば、主演女優賞にノミネートされていたのが、倍賞千恵子さん、安田成美さん、桃井かおりさんと、一昔前の女優さんが並び、それに永作博美さん、長澤まさみさん、小松奈々さんに象徴されるように、現在旬の演技派俳優の多くが集まっ通らず、会場がちょっと寂しかったことです。




特に目を引いたのは、昨年『新聞記者』(19)で最優秀主演優賞を受賞し、今年の日本アカデミー賞の司会を務めたシム・ウンギョンさんで、シャンパンゴールドのドレスで、キラキラと光るスパンコールやドレスと合わせた髪色注目に値しました。日本人女優ではありえないかもしれませんが、韓国ではブルーヘヤーが流行だそうです。



シム・ウンギョンさんは、2014年に主演した韓国映画『怪しい彼女』が観客動員数860万人を超えるヒットとなり、第50回百想芸術大賞最優秀主演女優賞をはじめ多数の賞を受賞し、作品は日本を含む計8言語でリメイクされるという世界初の記録を打ち立てました。20194月から5月にかけて舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』にサーシャ役で出演し、日本の舞台初出演を果たし。同年6月には、松坂桃李とW主演を務めた映画『新聞記者』が公開。第43回日本アカデミー賞優秀主演女優賞及び最優秀主演女優賞と25歳にして、日韓の映画の最高賞を受賞し、フロントランナーを走っています。




日本映画界に、この年代の女優に演技派のフロントランナーは35歳世代で占められ、この年代の女優に対抗できそうな女優が見当たらないのは寂しいところです。シム・ウンギョンさんは、2014年に主演した韓国映画『怪しい彼女』が観客動員数860万人を超えるヒットとなり、第50回百想芸術大賞最優秀主演女優賞をはじめ多数の賞を受賞し、作品は日本を含む計8言語でリメイクされるという世界初の記録を打ち立てました。20194月から5月にかけて舞台『良い子はみんなご褒美がもらえる』にサーシャ役で出演し、日本の舞台初出演を果たし。同年6月には、松坂桃李とW主演を務めた映画『新聞記者』が公開。第43回日本アカデミー賞優秀主演女優賞及び最優秀主演女優賞と25歳にして、日韓の映画の最高賞を受賞し、フロントランナーを走っています。日本映画界に、この年代の女優に演技派のフロントランナーは安藤サクラ、満島ひかり、蒼井優、宮崎あおいら、35歳世代で占められ、20歳女優は、広瀬すず、有村架純、高畑充希、吉岡里帆、二階堂ふみ、浜辺美波、本田翼など百花繚乱ですが、傑出したところが乏しく、35歳世代トップ女優には対抗できそうな女優が見当たらないのは寂しいところです。







2020 94 キネマ旬報ベスト・テン」

1位 「スパイの妻<劇場版>」

2位 「海辺の映画館-キネマの玉手箱」

3位 「朝が来る」

4位 「アンダードッグ」

5位 「本気のしるし<劇場版>

6位 「37セカンズ」

7位 「罪の声」

8位 「喜劇 愛妻物語」

9位 「空に住む」

10 「アルプススタンドのはしの方」



2019 93 キネマ旬報ベスト・テン発表

日本映画ベスト・テン

1 「火口のふたり」

2 「半世界」

3 「宮本から君へ」

4 「よこがお」

5 「蜜蜂と遠雷」

6 「さよならくちびる」

7 「ひとよ」

8 「愛がなんだ」

9 「嵐電」

10 「旅のおわり世界のはじまり」


主演女優賞 瀧内公美「火口のふたり」により

主演男優賞 池松壮亮「宮本から君へ」により







日本アカデミー賞の権威




2020年3月1日、1年間に日本で公開された映画の優秀作品を表彰する「日本アカデミー賞」が開催され、日本テレビで全国放送されました。


さて、日本アカデミー賞は、本当に日本で公開された映画の優秀作品や最高の演技をした俳優を選んでいるでしょうか?



2,018年・アカデミー賞の受賞結果

最優秀作品賞『万引き家族』

最優秀監督賞、是枝裕和

優秀主演男優賞、役所広司

何優秀主演女優賞、安藤サクラ

優秀助演男優賞、松坂桃李

優秀助演女優賞、樹木希林




日本アカデミー賞は、『水曜ロードショー』の解説をしていた映画評論家の水野晴郎が「日本映画を盛り上げる祭典」と同賞を発案し、松竹・東宝・東映のトップや日本テレビに持ち掛けて準備を進め、途中から電通が仕切り、アメリカ合衆国のアカデミー賞を模し、暖簾分けとして設立されました。運営費の主要財源は、各映画会社の分担金や授賞式の放映権料で成り立っています。



従って当然の成り行きとして、松竹・東宝・東映の大手配給会社と日本テレビ、電通の意向が反映されます。実際に優秀賞を選ぶ時点で竹・東宝・東映・角川映画の大手4社の製作あるいは配給した作品が有利になり、一定以上の興行収入を残していない映画は、いくら良い映画でも無視されているのが現実です。



日本アカデミー賞 に批判的な黒澤明監督、北野武監督、「映画之友」「映画世界」の編輯長を歴任した映画評論家・大黒東洋士など一流の映画人も、日本アカデミー賞には批判的です。「配給会社が大手ばっかり」「最優秀賞は大抵、松竹、東宝、東映の持ち回り」「出来レースの商業臭がつよい」「政治的な臭いが隠してきれていない」「興行収入の少ない映画はノミネートされない」「大手映画系有利の投票システム」「授賞式放送の日本テレビ系作品が正賞のほとんどを独占で「日本テレビアカデミー賞」のようで、実際に日テレ系映画は日本アカデミー賞で優遇されていて、今や全く権威のなくなった日本レコード大賞と似ている」と多くの批判の声が上がっています。



私個人的には、日本一度の映画の祭典として日本アカデミー賞」は、映画界を盛り上げる「お祭り」という意味で意味があると思っています。



ただ、日本アカデミー賞は、東宝・東映・角川映画の大手4社と政権に近い読売系の日本テレビが主催者側であり、政権によるマスコミ統制」もあるため、現代社会の在り方に問題意識を喚起する映画は、選ばれることはまずありません。



 従って、「格差社会」「貧困問題」「現代の社会構造に起因する理不尽」のような現代の日本社会の現実に対して問題提起したような作品は無視されます。どんなに良い映画でも、時代設定を変えた作品でまずノミネートされません。今回の是枝裕和監督の『万引き家族』が選ばれたのは異例です。『万引き家族』は、カンヌ国際映画祭最高賞受賞という権威がゆえに、無視できかったのでしょう。『万引き家族』も、カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞していなければ、日本アカデミー賞は無視したでしょう。日本アカデミー賞は、あくまで政権側の体制派の映画のお祭りのようなもののようです。



日本の映画人の間では、日本の映画賞の中でも最も権威があるとのは「キネマ旬報キネマ旬報ベスト・テン」と考えている人が多いようです。日本アカデミー賞・主演女優賞を2度受賞している今は亡き樹木希林さんが一番大切にしているのは、日本アカデミー賞ではなく、キネマ旬報ベスト・テン・助演女優賞のトロフィーだそうです。日本を代表する映画として本場アカデミー賞の外国映画賞候補として推薦されるのもキネマ旬報ベスト・テン第1位の映画となっています。


 しかし、日本アカデミー賞は、「キネマ旬報キネマ旬報ベスト・テン」で『万引き家族』と一位を競い合った『菊とギロチン』と『きみの鳥はうたえる』は、無視され、ノミネートもされていません。キネマ旬報ベスト・テン第1位の映画は、2017年の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』、2015年の『恋人たち』、2014年の『そこのみにて光輝く』、2013年の『ペコロスの母に会いに行く』、2012年の『かぞくのくに』と軒並み無視されています。

 今年の日本アカデミー賞・優秀作品賞(ノミネート作品)とキネマ旬報ベスト・テンとの関係は、下記のとおりです。



42日本アカデミー賞 ノミネート作品

▽優秀作品賞

「カメラを止めるな!」 キネマ旬報17

「北の桜守」      キネマ旬報圏外

「孤狼の血」      キネマ旬報5

「空飛ぶタイヤ」    キネマ旬報18

「万引き家族」    キネマ旬報1




《参考》

キネマ旬報ベスト・テンについて

キネマ旬報ベスト・テンは世界最古クラスの映画賞で、1926年から日本映画・外国映画・文化映画で7、「日本映画ベスト・テン」・「外国映画ベスト・テン」を選出しています。各部門の選出は、映画評論家や新聞記者、映画雑誌編集者などから選抜した120人前後の選考委員によって行われ、の選考委員が各部門について自分の基準によって10本の映画を選び、1位は10点、2位は9……10位は1点と評価を数値化し、その合計によって各部門の順位を決定し、毎年2月上旬に発売されるキネマ旬報の特別号にて公表されます。個性的な視点を持っている選考委員のベストテンを集計した選出方法のため、他の映画賞に比べて透明性が高く、賞の中立性と信頼性を維持しています。




▼第92(2018年度/平成30) キネマ旬報ベスト・テン

作品賞.   万引き家族

日本監督賞. 瀬々敬久 【菊とギロチン】【友罪】

外国監督賞. マーティン・マクドナー 【スリー・ビルボード】

脚本賞. 相澤虎之助、瀬々敬久 【菊とギロチン】

男優賞. 柄本佑 【きみの鳥はうたえる】

       【素敵なダイナマイトスキャンダル】

       【ポルトの恋人たち時の記憶】

女優賞. 安藤サクラ 【万引き家族】

助演男優賞. 松坂桃李 【孤狼の血】

助演女優賞. 木野花 【愛しのアイリーン】

新人男優賞. 寛一郎 【菊とギロチン】

新人女優賞. 木竜麻生 【菊とギロチン】【鈴木家の嘘】

読者選出日本監督賞. 是枝裕和 【万引き家族】

読者選出外国監督賞. マーティン・マクドナー

           【スリー・ビルボード】

読者賞. 立川志らく

特別賞. 樹木希林



<日本映画>

1位 万引き家族 是枝裕和

2位 菊とギロチン 瀬々敬久

3位 きみの鳥はうたえる 三宅唱

4位 寝ても覚めても 濱口竜介

5位 孤狼の血 白石和彌

6位 鈴木家の嘘 野尻克己

7位 斬、 塚本晋也

8位 友罪 瀬々敬久

9位 日日是好日 大森立嗣

10 教誨師 佐向大

以下

11. モリのいる場所

12. 愛しのアイリーン

13. 素敵なダイナマイトスキャンダル

14. ニッポン国VS泉南石渡村

15. 霊的ボリシェヴィキ

16. 止められるか、俺たちを

17. カメラを止めるな!

18. 空飛ぶタイヤ

19. パンク侍、斬られて候

20. 来る



以上は、下記を参考にし、データ等を引用させていただきました。


ウィキペディア - Wikipedia

日本アカデミー賞公式サイト

キネマ旬報ベスト・テン公式サイト







by desire_san | 2011-01-24 17:58 | 日本の旅と文学・映画・ドラマ | Comments(1)
Commented by desire_san at 2021-12-31 01:33
2021年キネマ旬報年間ベストテン予想
☆日本映画
①いとみち(横浜聡子監督の最高傑作)
②茜色に焼かれる(尾野真千子の最高演技)
③ドライブ・マイ・カー(カンヌで受賞)
④空白(古田新太の怪演)
⑤すばらしき世界(西川美和監督の新作)
⑥街の上で(今泉力哉監督作)
⑦由宇子の天秤(瀧内公美が快演)
⑧あのこは貴族(新星女性監督の女性映画)
⑨いのちの停車場(吉永小百合と広瀬すず共演)
⑩草の響き(佐藤泰志原作)
次点:キネマの神様(山田洋次監督作)

映画分析研究所 宮城正樹
http://maseiga.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-6b6c6a.html